最強の男・誕生。

地球より遠く離れたクリプトン星。

そこでは人工生育による出産が常識とされていたが

ジョー=エルとララ=ローヴァンの間に

数百年ぶりとなる自然出産による男児

カル=エルが誕生した。

しかしおりしも、クリプトン星は星としての限界を迎えており、

何の結論も出さない元老院に対して

ゾッド将軍がクーデターを起こす。

ジョー=エルはカル=エルをロケットに乗せ

地球へと送る。

彼は地球でケント夫妻に拾われ、成長するが…

 

 

 

例えようもない懐かしさと、新しい映像。

クリプトン星での誕生から丁寧に描かれて

いるため、やや長い映画となっていますが

異邦人であり同胞であるスーパーマンの人選と苦悩が

じわじわと感じられ、

ややダークでシリアスな面があります。

そのぶん理想像としてのスーパーマンというより

人間らしく真面目で優しい超人、という感じ。

でもそこがいい!!

特に昔からスーパーマンのファンだとか

そういうわけでもない身としては

今回のヘンリー・カヴィルのスーパーマンは

萌えポイントをたくさん突いてくれましたww

まあカヴィルさんの話を出すたびに

言いますけど、ホントに美しいんですよこの人…。

そしてヴィランのゾッド将軍ですが、

こちらも別の意味ですが顔面力の強い

マイケル・シャノンさん。

なかなかの肉体も披露しつつ、

わかりやすい悪役を演じてくださいました。

でもこの人がクーデターを起こしたのは

間違いではないなと思ってます…。

ほっときゃ滅びるのにあーだこーだ結論の出ない

会議を引き延ばすとか、

どこの国会だ?!今はマシだけど!

ただクーデター後のやり方が下手すぎですね。

 

ヒロインのロイスはメッセージで大好きになった

エイミー・アダムスさん。

こちらもわりとすぐにクラークの理解者として

登場してたので

記者姿のもっさいクラークをいじったりする

シーンがなかったのですんなりと好きです。

 

でもこの映画で一番カッコよかったのは

ケヴィン・コスナー演じる地球の父

ジョナサン・ケントです…。

命がけで示した人生の姿勢。

クライマックスよりなにより泣けました…。

ラッセル・クロウ演じるクリプトンの父も

息子への愛は負けてませんが!

ジョナサンは言葉少なに、

ジョー=エルは多くの言葉をもって

それぞれに息子を導く。

そして母は見守ってくれる。

彼はとても幸せな人間だなと思いました…。

 

あとなんかどこにでもいるローレンス・フィッシュバーン。

ほんとにどこにでもいるな。すごい人です。

 

いろいろ言われた本作のようですが、

私は好きですw

 

…ほんとにヘンリー、

スーパーマン降板すんの…?

 

次は海外ドラマ

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