職業訓練終了後!人の不幸は蜜の味・その3「栄華を極めたわずかなひととき…w」 | レジストリーTIME

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シリーズ:職業訓練終了後!人の不幸は蜜の味

 

過去のエピソードは こちら↓を 御覧下さいm(_ _)m

 

 

 

 

職業訓練終了後!人の不幸は蜜の味

 

その3「栄華を極めたわずかなひととき…w」

 

 

職業訓練校 最後の日

 

課題制作の発表

 

トリ(最後)を 務める事となった オレ…

 

 

午前中は 発表資料である

 

パワポ(= パワーポイント)の

 

改変作業に追われた…

 

 

昼休みになった時

 

オレは 前日 用意した

 

訓練生の皆さんへの プレゼントの袋を

 

訓練生の机の上に 配って行った

 

 

プレゼントの袋の中には

 

祇園小石の飴(3粒)

 

 

 

 

この半年間の お礼と

 

オレの連絡先である 携帯のメアドと

 

LINEのQRコードを書いた

 

メッセージを 入れておいた

 

 

オレは この訓練が 始まってから

 

2週目だったか 3週目だったかの 金曜日から

 

毎週 金曜日の昼休みに 祇園小石の飴(1粒)を

 

全員の机の上に 配って行く事を

 

欠かさず 行って来た

 

 

これには オレの中で

 

「2つの理由」が あったのだが

 

その理由については これまで 彼らに

 

話した事は 無かった

 

 

だが オレの発表が トリ(最後)であると

 

決まってから トリ(最後)を務める上で

 

何かしら この半年間を 振り返る

 

エピソードを 話そうと 思った時

 

 

この「2つの理由」について

 

話そうと 思った

 

 

午後からも 順調に 他の訓練生達の

 

発表が進み

 

そして いよいよ オレの 発表の番となった

 

 

幸い 厳しくも 愛情のこもった

 

手厳しい コメントをする 副担任の先生は

 
途中から おられなくなり
 
オレの発表時には 担任の先生が
 
コメントをされる スタイルに 切り替わっていた
 
 
 
発表の前半は 課題制作に関する 内容ではあったが
 
午前中から 午後の発表で
 
すでに 何人かの訓練生が オレと同じく
 
WEBサイトの構築に 取り組んでおられたため
 
工夫した点・苦労した点等は
 
ほぼ 同じ内容になる事が 予想されたため
 
最初の段階で 同様の内容部分は 話しをせず
 
自分が こだわった 画像編集の話しを
 
メインとする事を伝えて
 
ひたすら己の趣味に
関する内容を
延々話し続ける事
約20分っww
 
ちなみに 発表の 持ち時間は
 
1人 10分であるっwww
 
この時点で すでに やらかしてる訳だが
 
今更 最後の発表者を 止める術は
 
例え 担任の先生であっても 持ち合わせてはおらずw
 
ただただ 好き放題 話しまくると言う この暴挙っwww
 
 
しかし 自分が まさか 20分も
 
熱く語っていたとは…
 
当の本人である このオレが 知るよしも 無かったw
 
 
それは 発表者として 教室の前の席に 着いてから
 
一気に 全身が 緊張感に包まれ
 
声は若干 上ずりながら
 
ただただ 必死に
 
自分の 取り組んだ内容について
 
今回 初めて 1から作った パワポを 駆使して

 

ひたすら 終幕へ向けて ひた走っていただけであったw

 

 

ようやく 自分の 課題制作内容について

 

話し終えた時に 気付いたら 20分を 経過していた…w

 

 
本来ならば ココで サラッと
 
先生と 同じクラスの 訓練生の皆さんに向けて
 
簡単に お礼を述べて 終わる事が できたのだが
 
トリ(最後)を務める上で この半年間
 
この教室で 取り組んで来た事や
 
授業で習った事を 踏まえて
 
オレは 語り始めた…
 
 
「スローガン 覚えてますか?」
 
という スライドを 提示した
 
 
この「スローガン」というのは
 
この職業訓練校に来て 2日目の 出来事だった
 
2日目の 1時間目には
 
1人 数分程度の 自己紹介をした
 
その直後の 2時間目に 4~5人の 1グループとなり
 
この半年間の「スローガン」を 作る事となった
 
 
そして 決まった「スローガン」を 紙に書き
 
ホワイトボードに 貼り付けた後
 
各グループの代表者が 前に出て来て 発表するという
 
そんな 懐かしい情景が きっと
 
この場に居る 訓練生の頭の中には
 
思い描かれた事だろう…
 
 
そして この時 各グループが 貼り付けた
 
「スローガン」の紙を オレは 写真に撮っていた
 
その時の 写真を スライドに 盛り込み
 
更に 見やすく 大きな文字で
 
「スローガン」の内容を クローズアップした
 
 
まだ この職業訓練校に来て 2日目
 

「これから始まる 半年間… 一体 どうなるのか?」

 

そんな 期待と不安が 入り混じる中

 

5つのグループに 書かれている 「スローガン」には
 
いずれの グループにも
 
共通している内容が 伺えた

 

それは

 

「仲間」や「絆」を

大切にする

 

という思いが どのグループにも 込められていた

 

 

また この半年間

 

担任の先生や 副担任の先生が

 

授業の合間に 盛り込んで来る

 

「ちょっと良い話し」についても 触れた

 

 

利害関係の無い 訓練生として

 

習った事を 「インプット」し

 

それを 誰かに 伝えて 「アウトプット」する事

 

理解の早い人は 分からない人に

 

教えて上げる事で より専門性が 高まり

 

教わった人は 先生だけで無く 同じ訓練生から

 

習った事で より理解が深まる

 

これが「無償の愛」である事

 

 

そして

 

この 「インプット」と 「アウトプット」の

 

サイクルを 早める事が

 

更なる スキルアップや レベルアップに つながる事

 

これが「正しい努力」である事

 

 

だが オレには この2つが できなかった…

 

いつも クラスで 底辺を彷徨う オレには

 

優秀な人達から 教わる事は あっても

 
彼らに オレが 何かを 伝えたり 教えたりする事は
 
できなかった…
 
 
だから とある 間違った方法で
 
彼らに 何かしら 還元する方法を 思い付いた
 
それが 毎週 金曜日の昼休みに 飴を配るという
 
その行動だった
 
 
毎週 金曜日の昼休みに
 
オレが 祇園小石の飴を配る
 
「2つの理由」について オレは 語り始めた
 
 
1つ目は 純粋に
 
オレが 美味しいと思う飴を 食べてもらいたかった
 
 
2つ目は 「正しい努力」の解釈を 間違えた方法で
 
いつも クラスの皆さんから 分からない時には
 
教えてもらっていたが 自分は 何1つ 皆さんに
 
何かを 教えたり 伝えたりする事が できなかった
 
本当ならば 一生懸命 勉強をして
 
皆と同じレベルまで 自分を高めるのが
 
「正しい努力」だとは 思うのだが
 
それが 難しいと 分かった時点で 発想を 変えた
 
 
「自分には 皆に 何かを 教える事は できない
 ならば いつも 教えてくれる 皆が 少しでも
 その飴を食べて ホッコリする ひとときを
 持ってもらえたら…」
 
という 思いで オレは この半年間
 
毎週 金曜日の昼休みに 飴を 配り続けて来た
 
本来の 「無償の愛」や「正しい努力」とは違い
 
間違った 解釈だとは思うが
 
自分の中では そんな気持ちで この半年間
 
お世話になった 皆さんに
 
「何かしたい」と 思って やって来た
 
 
そして 最後に このスライドを 見せた
 
 
発表を終えた時 気付けば
 
トータルタイムが
27分にも
及んでいたっww
 
 
今思えば
 
恐らく この発表を 終えた
 
この瞬間が 半年間に及ぶ 最高潮だったのかも
 
知れないっww
 
それは 正に
 
栄華を極めた
わずかなひとときw
 
であったw
 
 
まさか この後…
 

「仲間」や「絆」を

大切にする

 
こんな事を 口走った結果
 
更に 自分の首を絞める事に なろうとは…w
 
 
ココから 面白い程に
 
オレの 転落劇が 始まるのであった…www
 
 
続くw