職業訓練終了後!人の不幸は蜜の味・その1「イヤな予感…」 | レジストリーTIME

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2023年10月26日(木)

この日は 半年間に及ぶ

 

職業訓練校での 最後の日であり

 

訓練生は 課題制作で取り組んだ内容を

1人 持ち時間10分で 発表するという日でもあった


遡る事 2日前に

 

担任の先生が 即席で作ったという

「あみだくじ」のプログラミングで

 

発表順が 決められたのだが

 

よりによって

 

「トリ(最後)」と なってしまった オレは

発表の前日に 発表資料の

 

パワポ(= パワーポイント)を 改変し

トリ(最後)に 相応しい内容に変更するという

余計な作業が 追加されていた…


と ココまでの説明は 過去のシリーズで

何度も 説明した内容なのだが

実は この改変作業に加えて 並行して

最終日に向けた 別の作業も 行っていた


それは 訓練生 1人 1人に 一言 お礼を書いた

メッセージと その裏面に オレの携帯のメアドと

LINEのQRコードの連絡先を 書いておき

祇園小石の飴 3粒を一緒に 簡易プレゼント用の

ビニール袋に入れて 袋詰めをしていたのだw

 

 

これは 最終日の 昼休みに

訓練生の机に 配ろうと 考えていたのだが

祇園小石の飴を 訓練生の机に 置いていたのは

実は 最終日が 初めてでは無い


半年前に この職業訓練が 始まってから

2週目だったか 3週目だったかは 忘れたが

それ以降 毎週金曜日の 昼休みに

オレは 祇園小石の飴を 1粒 全員の机の上に

置くようになった


これには オレなりの 2つの理由があったのだが

この2つの理由については 他の訓練生に これまで

話した事は無かった


最終日の発表が トリ(最後)になった事を 受けて

「この話しを するのも 良かろう…」と思い

訓練生へのプレゼントと共に オレの連絡先も

伝える事を 考えた


だが オレの中では

「決して 無理に 連絡先を 登録してもらう必要は無い
 登録しようと思う人は してもらえば良いし
 登録したくない人は しなくて良い」

という スタンスであり それは 最終日の昼休みに

飴とメッセージが入った袋を 手渡す事ができた人達には

伝えていた内容だった


さて 訓練最終日の朝

 

いつもよりも 少し早く 訓練校に来る

訓練生の中に 1人の女性が おられた
 

 

この方も オレと似たような考えを しておられて

「せっかく ここで仲良くなったのに このまま
 別れてしまうのは 残念なので このクラスの
 グループラインを 作ったので 良かったら
 登録して下さい」

と 1枚の紙を持って 全員の席を 回っておられた

そこには その女性の LINEのQRコードと

グループラインの QRコードが 書かれていた


この女性の気配りは 流石だった

「グループラインに入るのは 強制では無いので
 迷っておられる場合は この紙を 写真で撮っておいて
 後から 登録してもらったら OKです」

と 仰っていた


こういう 細やかな 気配りができる人が

グループラインを 立ち上げようと 思っておられるのは

とても 有り難いなぁ~と 思っていた


だが この時点で オレは 内心

 

グループラインに入る事を

正直 ためらっている段階だった

それは グループラインに 参加するかしないかは

「オレが 自分の意志で 決める事であり
 誰かが 勝手に 決める事では無い」

という事と

連日 睡眠不足の頭で 正常な判断を下すには

オレの場合は 判断材料が 足りなかったからだ


その判断材料になるのは オレが 昼休みに配る

飴と一緒に添えた LINEのQRコードを書いた

メッセージを見た後の 彼らの反応で 決めようと

思っていたからに 他ならない


この女性と オレのスタンスは 同じなので

昼休みに オレの LINEのQRコードを書いた

 

メッセージは 全員に渡したものの

 

登録するか否かは その人の判断に 委ねていた


だが ココで オレの予想を 裏切る事態が 発生した

朝の段階で 上述の女性は グループラインの登録を

促しており

オレは 朝のこの時点では

 

まだ 自分のQRコード云々については

何も 語っていなかった

 

 

オレは 昼休み以降に 自分の考えについても 話そうと


思っていたのだが…

 

 

幸か不幸か オレの望まぬ形で


そして オレの知らぬ間に

事後報告で このグループラインに

 

オレは 参加させられていた…


この職業訓練校に来てから 最終日までの間に

LINEを交換したのは 3人の男性だけだった

その3人とも 登録は 相手の方から LINEの登録を

聞いてくれたので 登録する形を取った

その内の お2人とは

 

カラオケに誘ってもらって 6月末頃だったか

カラオケにも行った 仲だった


今回 このお2人の内の 1人が

「レジさん グループライン

 ボクが 招待(追加?)しときましたんでw」

と 伝えてくれた


彼には 一切 悪気は無く

むしろ 善意で オレを グループラインに

招待(追加?)してくれた事は 痛い程 分かっていた


だが この手の招待(追加?)登録というのは

例え 気心が 知れている仲であったとしても

必ず 本人に確認を取ってから 行うのが 礼儀であると

オレは 内心 思っていた


訓練最終日に わざわざ

 

女性が グループラインを 立ち上げてくれたという状況

 

 

その女性と 隣の席で 仲良くしている 彼が 善意で

オレを このグループラインに 登録してくれたという状況


こっちは 寝不足で 頭がフラフラな状況で

彼に この手の ルールやマナーを 説明するだけの気力が

この時のオレでは 難しかった…

 

 

そして 何よりも 彼の 隣の席に居る この女性にも

何かしら 不快感を与える事は 目に見えていた…


加えて 彼は

 

クラスの ムードメーカー的要素を 持っている事
 

 

そして 彼は オレが きっと 快く「ありがとう」と

返事をする事を 大前提で オレの手間を省いたという

その考えが 会話や仕草から 見て取れた


彼が オレの手間を省いたのには 理由がある

それは オレが 携帯の ネットワーク通信を 切っており

Wi-Fi環境下でしか ネットにつながらない状態を

知っていたからである


「なぜ ネットワーク通信を切っているのか?」

 

と言うと

毎月の携帯代が 基本料で 1100円かかるのを

ネット使用量が 500MB以下ならば

 

基本料が 無料となり 通話料のみになるという

 

そんな ケチケチ格安プランに

オレが 設定している事を

 

知っているからに 他ならないw


そして 月々の オレの携帯代が 100円未満である事を

彼には 実際に 請求画面を見せていたため

「この格安料金 ヤバいッスねw」と

普段から 知ってくれていたからだw


そう…

彼と 他数名だけが

 

オレの 携帯事情を 知り尽くしており

彼は 善意の元に オレを グループラインへと

招待(追加?)してくれたのである


帰宅後に分かった事だが

 

実際に グループラインの画面を 見た時には

「追加」された場合 こちらから

 

承諾・拒否等のボタンは無く

 

すでに 画面上には

「○○さん(彼の名前)が レジストリーさんを
 グループに『追加』しました」

と 表示されており

 

そこに オレの意志は 反映されておらず

この状況で グループラインを 抜ける事は

 

もはや 皆無といえる

そんな状況になっていた


「何で レジストリーは グループラインに 入る事を
 そんなに 躊躇してるの?」
 

 

そんな声が 聞こえて来そうだが
 

 

オレが ココまで

 

グループラインに入る事に 躊躇しているのには

それなりの 事情がある


今回 職業訓練校に 最後まで 通っていた人数というのは

オレを含めて 19名

つまり MAXで グループラインには

 

19名が 参加する事になる


ココで オレが 危惧するのは

「オレが 全員と 知り合いに なっているか?」

というと そう言う訳では無い


せいぜい 朝と帰りの 挨拶を交わす程度の

 

付き合いもあれば

ほとんど 会話をする事の無い人も居る
 

 

何よりも 年齢層が 20代~40代までと 幅広い

19名が 対面で 一堂に会して 何かをする場合は

まだ 身振り・手振り・表情・声等…

何かしら 相手の仕草から 読み取れる部分もあるが

いざ「文字」だけとなると それが 極端に 難しくなる


そして 20年以上

 

ネット住民を やって来た このオレは

こういう状況になると 過去の「チャットルーム」で

自分が 請け負っていた 役割を

 

こなそうとしてしまう節がある


また ついつい

 

言わなくても良い事を 言ってしまって

メインの流れを 止めてしまう事も

 

これまで 何度も 経験した
 

 

だが これまでは

 

例え 対面で 直接 会った事が 無くとも

オレの「根っこ」の部分を

 

分かってくれている人達が

ネット上には 居てくれた


だからこそ オレの 暴走や失敗を

 

サポートしてくれる人が

必ずと言って良い程 居てくれた

そして ネット上の友人達は

 

オレの ダメな側面も踏まえた上で

オレの行動を 見守ってくれていた部分が 大きい


だが 今回の グループラインでは

そんなサポートは 受けられない…

そして 何よりも このメンバーの大半が

オレの 「根っこ」の部分を 知らない存在だ


同様に オレも このメンバーの

 

「根っこ」の部分を 知らない

職業訓練校という 限られた場所でしか

彼らの事を 知らないという訳だ


「何か オレ ドデカい ミスを

 やらかしそうな気がする…」
 

 

グループラインに 追加されたと 聞いた時に

そんな イヤな予感が オレの頭の中を よぎった…


追加をしてくれた 彼は 何も 悪く無い

そして グループラインを 作ってくれた

 

女性も 悪く無い
 

 

ただ 全員の事を オレが 知らない中で

その中に オレが 入るという事実…


「何か 失態を しでかしそうな気がする…」

よく分からないが 何かしら これから

オレが やらかしそうな そんな気がしていたが…
 

 

その場で

「気持ちは 有り難いけど オレが 自分で決めるから
 悪いけど 追加は 消しといてくれるか?」

とは 言えなかった…
 

 

これも 今思えば

オレの 「心の弱さ」 だったと思う…


続くw