千葉なのに何故か東京ドイツ村、ここはその入場口近くに有る、、。
いつ行っても常にほぼ満席の人気店で、休日の昼時は近隣や私のような遠来の方達で並びが出るほどにぎわう、、。
店内は小上り4人席×4に4人テーブル×2に2人テーブル×1と6人テーブル×1にカウンター5席、。
この他にも戸外に4人テーブルが×2と全部で40席あるのに盛況だ、、。
都内の8~10席程度のが店が並びを作るのとはわけが違う、、。
つくづく郊外店舗のパワーを思い知らされますねー、、。
この日は11時15分の到着である、すでに周辺の路上には6台ほどの車が並ぶ、、。
案の定8割ほどの客の入りでカウンターはいっぱい、一人の私は奥の2人テーブルへ案内された、、。
これが結果この後一人客は来ずにゆっくりと食せることに、、。
ではラーメン、頂きましょうねー、、、。
はいーー、なみなみと注がれたスープはあふれて約束通りに受ける盆にと、、。
黒いスープにざく切りの玉ネギが浮く正に私が呼んでいる房総ラーメンがそこに有ります、、。
木更津の銘醸、宮醤油の香りがもうプンプンとそそります、これたまりませんねー、、。
では、そのスープから、、。
この千葉県中部はあの竹岡式に代表される醤油のパンチが効いたスープが昔からのスタンダードです、。
竹岡式は麺は乾麺でチャーシューの煮汁をその乾麵を茹でた煮汁で割った物がスープだ、、。
中京部でもお湯割り式としてあるのだが麺の煮汁ごと入れてしまうのが違うか、。
やはり竹岡式を有名にしたのは今から30年ほど前に全国へマスコミを通じて知らしめた一風堂の店主河原氏の功績だろう、、。彼はかなり衝撃を受けたと言っておりましたね、、。
そしてこの製法は実はもっと古くから房総にはあり、竹岡式が乾麵に拘るのはむかし番屋で漁師が帰ってくるのに合わせ素早く出せるために使われたようですが、(地元の友人に聞いたところ昔はチャルメラの袋が沢山店裏に積まれていたという、現在は専用の物を使っているよう)、。
チャーシューの煮汁を使う製法は実はかなり前から広まっていたようです、、。
なのでここ定度さんも普通の中華麺である、、。
だが厨房にはコンロが5つ並び、、。それぞれ鍋で1人前づつ麺茹でされて、その麺と煮汁は一緒にチャーシューの煮汁が入ったどんぶりへ投入される、(厨房が見えるらーめんワンちゃんでも確認出来ました)、。
こう書くと何だか乱暴で美味しいのか?との反響がありそうなのですが、、。
これがまたどう言って良いか、、。初めて食べた方でも昔から食べて来ているようなノスタルジックな懐かしい味なんですねーーー、、。
それだけ心に印象深く食い込んでくる味なんですよ、、。
チャーシューが豪快なのも房総ラーメンの特徴、、。
ここ定度さんでは大きな厚切りバラ肉がドーンと乗ってくる、、。
これが更にのかなり濃い目な醤油味で味付けされてて、柔らかくて歯茎にも伝わるような塩分濃度なのですが箸が止まらないと、、。なのでチャーシューメン頼む方が多いです、、。
スープ共々高血圧には大変厳しいラーメンなのですが、これがクセになるというか虜になっちゃうんですねー、、。
卓上からニンニクを投入します、これは正規の仕業です、、、。
もうね、ひたすら首をかしげながら食べましたよ、、。
それはね、もう旨味いっぱいでひたすら美味しいという訳ではぜんぜん無い、、。
しょっぺースープで麺をむしゃむしゃ、玉ねぎをしゃくしゃく、チャーシューでまたしょっぱうまーと、、。
なのでこのラーメンをひとたび味わってしまうとー、忘れたころに何故か無性に食べたくなってくるんですよ、、。
いやぁ、今年は日可里さんに昨年も大将さん友さんワンちゃんさん等美味しい房総ラーメンを頂きましたが、。
日香里さん記事→
https://ameblo.jp/redtyler/entry-12498769374.html?frm=theme
大将さん記事→
https://ameblo.jp/redtyler/entry-12472216455.html?frm=theme
友さん記事→
https://ameblo.jp/redtyler/entry-12472213636.html?frm=theme
ワンちゃん記事→
https://ameblo.jp/redtyler/entry-12472208608.html?frm=theme
やはりここが私としては現在ナンバーワンでしょうかねぇ、、。
東金のぐうらーめんさんが親戚との事、こちらも行ってみたいです、。
え、竹岡式本家の梅乃屋さんはどうしたって、、いやもうあそこは私は量が多くて完食できないですねぇ、、。
初めて食べたのはツーリング途中での偶然の出会いでした、。
以来十数年心から離れないお店です、。
おいしかったです、ごちそうさまでしたぁーーーー、、、。