君津だ、今回も仕事であるが先日納入した物のプログラムの改修、なので日帰りだ、、。
開始時間を午後2時に設定してラー食を絡めますよー、、。
では、どこにしましょうかねー、。
君津、木更津だとまず七彩出身の弟さんとせたが屋出身のお兄さんとで経営する自家製麺ばくばくさんかなぁ、。
この超有名2店での修業ですからつけ麺がメインなんですね、私つけ麺だって大好きですがやはりラーメンの方を極めたいと、、。
となると、どでかっちゃんさんでしょうかねー、。豚魚で有名ですがここはちょっと違ってて、、。
半生かつお節の和風塩とんこつラーメンという大変興味のあるメニューを提供しています、、。
という事で行ってみると並んでる、駐車場もいっぱいで車も並び待ちしている状態、、。
近くのイオンへ車を止めて接続するかとも思ったのだが仕事時間に間に合うか???、、。
いや、そうだ、あそこへ行ってみるかと、、。
それがここラーメンワンちゃんさんです、醤油の効いた房総ラーメンが食べたくなったのだ、、、。

ここは今から20年位前にJasonに連れて行ってもらった、、。
近くの木更津公会堂でライブが有りその出演前にだ、、。ライブ前なのでその時は餃子とビール、そう、ラーメンは食べていないのだ、、。
ここはRDBでも竹岡式の有名店という、、。だが後述しますが竹岡式を名乗るのはちゃんと定義が有るんですね、。なので竹岡風房総ラーメンと表題にしたのだ、、。
平日の1時過ぎだが4人小上がり席4つと10席あるカウンターはいっぱいじゃないですか、これまた人気ありますねー、。
入り口のメモに名前を書いて待ちます、、。でもカウンターの回転はよく数分で着席出来ましたよ、、。
ラーメン550円+煮卵100円+やくみ(刻み玉ねぎ)50円を口頭注文します、、。
デフォでも玉ねぎは乗っていますが少ないとの情報で、薬味を足すのが◎との事です、、。
オペも早くて3分くらいで着丼です、、、。

真っ黒い醤油スープにちりばめられた玉ねぎ、正に竹岡チックなのですが、、、。
実はこれがこの辺のスタンダードなラーメンのい出立なんですよー、、。
竹岡式と他県の方達が勝手に言っているだけでこれがまさしく房総の正統ソウルラーメンです、、。

麺は生麺で加水多いチュルっとしたもの、縮れは少なくスルスルと行ける麺です、、。
かん水が少ないかあの香りはしない、なのでスープにも影響はない、。
前述竹岡式には定義が有ると言いましたが、、。チャーシューの煮汁をお湯で割ったものがスープです、。
だがこの辺の昔からの店のラーメンはほとんどそうで、地元の方のレビューでも小学生のころまではチャーシューの煮汁を湯で割ったラーメンしか食べた事が無かったなんて方もいらっしゃいましたからね、、。
竹岡式には更に、、。麺は乾麺でこれを七輪を使い練炭で一杯づつ作るという定義が足されます、、。
麺を茹でた湯でチャーシューの煮汁を割り、そのまま麺を投入すると、、、。
漁師さんが仕事を終え番屋へ戻ってきたときに、さっと出せる温かい物という事でこうなったとも聞きますし、。
元祖梅乃家さんの初代女将がこの作り方を継承することと遺言に残したなんてのも耳にしました、。
ここワンさんも作り方を見ているとやはり梅乃家さんに近い物がある、、。
厨房にはコンロが5つ、1つには大鍋で湯が沸いていて、オーダーを受けると他のコンロに小鍋をかけてこの湯を投入する、。湯が沸騰したら麺を入れる、一人前づつだ、。
丼ぶりには例のチャーシューの煮汁と、。麺が茹ったらその麺を茹でた湯を丼ぶりに投入してかき回し、、。
その麺をそのまま入れます、湯切はしない、、、。後は具材を入れれば出来上がりです、、。
だが決定的なのは乾麺では無いことだ、なので竹岡式ではないです、、。
ちなみにこの竹岡式を世に知らしめたのは今から20年以上前、一風堂の創始者川原成美氏で有ると思います、。当時の番組でいち早くこの独特の地域ラーメンを紹介していました、、。
具材はバラチャーとナルトにメンマ、チャーシューはトロチャーで美味いのだが、量的に梅乃家さんに比べるとかなり寂しい、。で、このメンマがですねー、、、。

細ーく刻まれたもの、これもこの辺のスタンダードでよく見かける、。穂先メンマのようで柔らかい、。
兎に角独特なのですが竹岡式とは呼べないのでわたしは房総ラーメンと呼んでいます、、。
というかこちらではこのタイプの方が圧倒的に多いのだ、、。
バイクでツーリング中発見し虜になったドイツ村入り口の定度(じょうど)ラーメンさんや、この近くの冨士見ラーメンさん等、。
これがしばらく食べないと無性に食べたくなるという、なんとも厄介で美味しいラーメンなのである、、。
なので又暫くしたら食べたくなるんだろうなー、、。
おいしかったです、ごちそうさまー、、、。