「つながり」が記憶をよみがえらせる
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
8月も後半に入りましたが、必修問題対策は進んでいますか?
夏休みは徹底的に基礎的な問題(必修問題)を解く!その基礎づくりのおかげで、今後の学習を発展しやすくなります
第二弾、第三弾と過去問題を着々と繰り返している学生さんもいる頃かもしれませんね
問題を繰り返し解くときに気を付けたいこと 完璧に解ける問題はスルーして
苦手な問題、間違えやすい問題を重点的に復習していきましょう
①問題を解く ②わからないことや曖昧な知識について調べる、もしくは解説内容を読む。そして、次に同じ問題を解くときには②の内容が浮かんでくるのが理想ですよね
問題を読むと、それに関連して勉強したことが浮かんでくる!そのおかげで正解
ただ、復習の時期が遅過ぎてしまうと・・・勉強したことが浮かんで・・・こない?
すっかり忘れてしまったことは思い出すのが大変です (「復習するタイミング」はコチラ
の記事
を参考にしてください
)
覚えてることが残っていれば、それを頼りに残りを思い出しやすくなります。
覚えていることと忘れちゃったことにつながりがあれば、「覚えていること」を頼りに「忘れちゃったこと」がするするする~っとイモづる式に浮かんできます
友達との会話を想像してみてください。
「はなみちゃんって覚えてる?」
「はなみちゃん?聞いたことある。珍しい名前だねって話してたもんね。あれ誰だっけ?」
「先週の金曜日に学校が終わってから、ご飯食べにいったじゃん。あのときに会った子」
「え~っと・・・」
「すっごい雨が降ってた日。あの雨の中自転車に乗ってて、すれ違った子」
「あ~思い出した
」
珍しい名前+学校+金曜日+放課後+ご飯を食べに行く+雨+自転車
名前だけだとはなみちゃんのことを思い出せなかったネコちゃんですが、はなみちゃんに関係する他の情報が出てきたおかげで、ネコちゃんは思い出しやすくなりました。
それらの情報同士がつながっていて、さらにそれらの情報はそのときのはなみちゃんに関係があるもの だったからです。
ネコちゃんの中でのはなみちゃんは「珍しい名前で、先週に金曜日学校が終わってから、すっごい雨の中ねこへびちゃんとご飯を食べに行くときにすれ違った自転車に乗っていた」ねこへびちゃんの友達なんですね。
「何かを思い出すとき、その何かに関係する周辺のこと」が思い出すことを助けてくれることがあります
上の図のどこを引っ張っても、ずべてがごそっとくっついてきますよね。
どこから引っ張ってもはなみちゃんを取り出すことができます。全部がつながっているから。
「わからないこと」を調べるとき、その意味がわかることが大事ですが、さらに少し足を伸ばして「関係すること」を調べてみるといいですよ。
関係することも一緒に並ぶおかげで「わからないこと」が、よりわかりやすくなります。
ヘルパーT細胞がポツン・・・ヘルパーT細胞ってなに?
ヘルパーT細胞とは・・・免疫に関わる体内物質であるT細胞の一種。ウイルスなどの抗原を消化するマクロファージから抗原の情報を受け取ることでサイトカインという体内物質を放出して、抗原を破壊するキラーT細胞や、抗体(抗原を撃退する物質)を作り出すB細胞、マクロファージに免疫反応をすすめるように指令を出す働きをもつ。
これを、そのまま覚えるのではなくて
ヘルパーT細胞が登場する「免疫」という活動の中の「ヘルパーT細胞」を理解するといいです
「ヘルパーT細胞はなにか?どんな働きをするのか?」がより明確になります。
時間がかかって面倒な気もするかもしれませんが、つながりを理解することで混乱をなくします。
もちろん、このしくみを覚えるためには「繰り返し」が必要です
もし、「わからないこと」を意味だけを調べる学習をしているのなら、そこから少し発展させてみることをおススメします
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知っておかなければいけない大事なこと
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
最近、旦那さんが日本語ゲームにはまっています(ちなみに私の旦那さん is from New Zealand です)
日本の在住していたこともあり、多少なりとも日本語に興味はあるらしく、楽しそうに勉強しています
画面の頭にある言葉や文章が日本語で表示されます。(旦那さんは日本語は読めません)
その日本語をお姉さん(コンピューター)がハキハキと読んでくれます。
そして、日本語の下に表示された4つの英文から正解を選びます
始めて3日目?4日目になりますかね。今日もお姉さんのハツラツとした声が聞こえてきました。
「オヤユビ」 え?
「ワキノシタ」 は?
まぁ~知ってて損はないかな。
「ウチョウテン」 あは?
「イノナカノカワズ、タイカイヲシラズ」 いやいや、ちょっと待って
楽しんでいるところを恐縮なんですが、井の中の・・・はもう少し後で勉強しても良いかと思いますが・・・
「ナンデ?」 おっ!返しが日本語だ
勉強は 興味のあることから始めると良いといいます。それには賛成です。
ただ、やっぱり「基礎」って大事だと思うんです。
基礎があるからこそ、そこに新しい知識を積み上げることができます。そして、積み上げたものは簡単には崩れません。土台がしっかりしているから
勉強する分野・科目の中でも「これだけは知っておかなければいけないこと」ってありますよね。
それをすっ飛ばしてマニアックなことを勉強しようとすると、理解に時間がかかるんです。
「知っておかなければいけないこと」は、その先にある細かいこと、詳しいこと、マニアックなことすべての基礎になるからです。
心不全に関する問題を見直すとき、心臓の解剖生理を理解していることが大前提です。解剖生理を理解しているからこそ、病態生理がわかりやすくなります。ホントです!
スタンダードプリコーションに関する問題を見直すとき、感染経路や予防策の目的を理解していることが大事。
「知っておかなければいけない大事なこと」を見落としたままでは、その先にあることについて十分な理解ができません。
「知っておかなければいけない大事なこと」は何か?
それを知っているのは、その手のプロです。
看護師国家試験問題のことなら、先生や先輩、看護師さんなどです。
崩れやすい知識の積み上げにならないためにも「プロ」からのアドバイス、聞いてみるといいかも
ちなみに日本語ゲームは1回15問。
旦那さんは、聞いたことのある日本語を頼りに選んでいるようですが、これがなかなかの正解率
もっと日常会話的なことから始めたらって言おうと思ったんですが、結構いろいろ知ってるみたいで
急に・・・「今まで日本人の友達と話してた日本語、どれぐらい理解してたんだろう」不安になったりしました。
べ、べ、べつに聞かれてまずい話はしてないけどぉ、ちょっとビックリした。気をつけようっと(やっぱりやましいんじゃん)
関連記事:「試験の山張りのプロ」
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模試を受ける本当の目的
看護師になるための勉強アドバイザー☆ゆかりです
受験生のみなさん、ぼちぼち模擬試験を受ける回数も増えてきた頃でしょうか
模擬試験の結果って、成績をもとにいろいろと分析された内容についてコメント付きで返ってきますね。
合格ラインに達しているかどうかとか、どこの分野の学習が足りないとか。
「なるほど、そこが弱いのか」と納得することもあれば、「コレ、勘で解いたんだけど~」と分析が事実とかみ合わないこともあります。
それに、結果に対する反応もひとそれぞれですね。
勉強しなかったから、こんなもんでしょと開き直れる人もいれば、このままでは絶対合格できない
と奈落の底まで落ちてしまう人もいます。
この時期の模試の結果で安心している人って、正直かなりのレアです。(よほど自信過剰の人でなければ・・・そのほうがむしろ心配です)
ヤバい・・・不安・・・落ち込む・・・
それが正常な反応です
ですが、安心してくださいそれは「模試」の結果なんです。本番ではありません
模試の目的は現在の実力チェックですが、今実力不足だからといって国家試験の合否に直接関係するわけではありません
それに、業者さんの模擬試験の問題は例年、本番の国家試験より難しい内容になっています。
模試の結果が良くないと、「成績が悪かった」という事実だけに落ち込んでしまいがちですが、「ちゃんと正解している問題」もあるわけです
現在の実力チェックとは?
「どれほどの実力があるか」というなんとなくな感じではなく、「どこ」がわかっていて「どこ」がわからないのか「どこ」が自信がないのか
、それを知るためのチェックなんです
つまり模試の結果は「これから勉強しなければいけないのはココだよ!」と教えてくれる親切なアイテムなんです。
ですから、模試の結果が悪くても落ち込む必要はありません ありがたや~と拝んでください(と言っても、やっぱり結果が悪ければそこそこ落ち込みますよね・・・わかります
)
模試で自信を持って確実に得点できた問題はすでに 大いに喜んでください
しばらくは放っておいても大丈夫です。
大事なことは間違えた問題を克服すること!です。模試の結果が教えてくれる「勉強すべきはココだよ」を頼りに見直しをしましょう。
解けた問題は大丈夫!間違えた問題を見直してください
見直しの方法はコチラ
を参考にしてみてください。
もちろん、結果がよければ思いっきり喜んで、頑張った自分を褒めてあげてくださいね よく頑張りました
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何よりココロが元気じゃないと(*^ー^)ノ
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