後半の実習どうやって乗り切る?
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
夏休み明け、実習を再開する学生さんはどれほどいらっしゃるでしょうか
実習が始まると、全神経を実習に注ぐことになるので、国家試験勉強をする時間を見つけるのが難しくなりそうですよね。
でも、実は後半の実習は前半の実習より、ずっとスムーズにいろんなことができるようになっています。
自分ではなかなか気が付かないことかもしれませんが、手とり足とりの指導が必要だった4月の最初の実習に比べたら、自分でできることがたくさんあります。
実際に患者さんにケアする技術に関してもそうですし、看護過程の展開、指導者さんへの報告にグループ間の連携、まだまだ他にもたくさんあります。自信をもって
自分を信じて後半の実習に臨んでくださいね
そうはいっても、毎日の実習記録をちょちょちょいっと数分で済ませるというわけにはいきません
だったら、実習中に勉強する内容を国家試験仕様に変えてみてはどうでしょう。明日の実習に必要な勉強が、半年先の国家試験の勉強になります
行動レベルでの適切な判断を求められる看護師国家試験問題を攻略するためには、実際に行われているケアを知ることが何よりも大切です
つまり、実習場面には国家試験勉強の材料がたくさん潜んでいます。
なぜ「潜んでいる」なのか?
意識しなければ見つからないからです。見つけたとしても「それを大事なことだと認識しない限り」時間が経つと、消えていってしまうからです。
いつものように調べることでも「レポートを作るため」に書くのではなく、それをケアに活用できるように勉強してみてください。
心不全(病態生理)を勉強したら➡観察項目を考えてみる
患者さんが服用しておられる薬:降圧剤について調べたら➡内服前後で血圧はどうかなと気にしてみる
心不全患者さんの食事療法について調べたら➡患者さんの食事および食事量を確認する
どれもこれも、今までもやってきたことだと思います
ただ、➡の前後の関係を意識して考えているかどうかで、「見える」ことは変わってきます。
今までやってきたことを、少しだけ国家試験仕様に変えて、実習も充実して、国家試験の勉強にもなる!そんな実習になればいいなと願っています
ぜひ、「国家試験仕様の実習」参考にして見てくださいね
国家試験仕様の実習:目次 はコチラ
からどうぞ
リニューアルしていますので、読みやすくなっていると思います
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必修と一般のヒミツの関係(7)
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
ご無沙汰でしたが、ヒミツの関係シリーズの続きです。
ヒミツの関係シリーズでは、必修問題と一般問題のヒミツの関係がわかる過去問題を紹介しています。ヒミツの関係シリーズの目次はコチラから
「必修問題を攻略するもうひとつの理由」 から読んで頂けると、わかりやすいかと思います。
さぁ、今日も行きますか 集中できる準備ができたら、始めましょう。今日は合計5問です。
■強心薬・(抗不整脈薬)■
■必修問題■ 目標Ⅲ:大項目13.A.d
【第94回問題19】
ジギタリスの作用はどれか
1.鎮痛作用
2.強心作用
3.抗菌作用
4.造血作用
【第97回問題21】
ジギタリスの中毒の症状はどれか
1.脱毛
2.難聴
3.不整脈
4.呼吸抑制
【第99回午前問題14】
ジギタリスの副作用はどれか
1.難聴
2.悪心
3.易感染
4.満月様顔貌
■一般問題:疾病の成り立ちと回復の促進■
【第92回】
ジギタリス服用時の説明で正しい組み合わせはどれか
a.生野菜の摂取を控える
b.薬物血中濃度をモニターする
c.腎機能を指標として与薬する
d.飲み忘れた場合は次回に増量する
1.a,b 2.a,d 3.b,c 4.c,d
【第95回】
ループ系利尿薬とジギタリス製剤を服用している。最も注意すべき血液検査項目はどれか
1.カリウム値
2.カルシウム値
3.ビリルビン値
4.クレアチニン値
強心薬:ジギタリスに関する問題は要チェックです 次回、答え合わせをしましょう
次回の答え合わせの前に、自分なりに見直しをしてみてください。
どんな方法で過去問題、模試問題の見直しをするといいのか、はたまたやってはいけない方法とは?合わせて紹介していく予定です
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