問題が解けるようになるためにやるべきこと
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
国家試験対策で欠かせないのは、過去問題攻略です。
過去問題を扱う問題集ってたくさんありますよね。
みなさん、実際に問題集ってどんなふうに使ってますか?
どうやって問題を解いていますか?
どうやってって・・・問題を読んで、答えを考えて、答えを選ぶ・・・
そうなんですが こんなこと
を意識して問題を解くと「確実に前進する国家試験対策」になります。
1.同じ系統の問題を集めて解く その理由はコチラから
2.時間を決めて解く その理由はコチラから
3.じゃんじゃん解く(考えてもわからないところはすっ飛ばす) その理由はコチラから
4.すっ飛ばした代わりに「わからなくてすっ飛ばしたよマーク」をつける その理由はこの続きです。
大事なことは「すっ飛ばしたよマーク」以外にも、完璧◎曖昧△理解不能×など、確実に解ける問題なのか、確認する必要がある問題なのか、現在の理解度がわかるように問題に印をつけること。そうすると、2回目以降さらに前進できる試験対策になるはずです。
ただただ、繰り返し問題を解くだけでは「問題を解く力」はなかなかつきません。
問題を解く→わからないこと、あいまいなことについて調べる→わかる→問題が解けるようになる!
「問題が解けるようになる」ためにやるべきことは、何を隠そう「問題を解く」ことです。
なぜかというと、問題を解くことで「わからないことは何か」がわかるからです。
問題を解く→わからないこと、あいまいなことがわかる→わからないこと、あいまいなことについて調べる→わかる→問題が解けるようになる
「わからないことが何か」がわかるっていうのは、実はとっても大事なことです
わからないから解けないんですね。つまり、わかれば解けるんです。解いたその問題だけではありません。わかると、類似した問題も解けるようになるんです。
「わかる」ようになるためには、「わからないことが何か」を知ることが大事です。
「わからないことは何か」がわかるように、印をつけながら問題を解いていきましょう
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知らないと不安?知っていると不安?
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
地震が起きたとき、うちのにゃんこはデスクの上に小さく丸くなって、今までに聞いたことのない声で鳴いていました。彼を見つけたその部屋のブラインドは完全に壊れていました。
プリンターがデスクから床に落ちてしまい、デスクの引出は全開するほどの揺れ。大きな音もしたと思います。相当なパニックだったことでしょう。
すぐに抱き上げ、一緒に外に出ましたが、すぐに私の腕からすり抜けそのまま走り去って行きました。
「自分が安全だと思う場所をちゃんと見つけるから大丈夫だよ。何が起こったかがわからないから、今は「この家が危険なんだ」と思ってるはず。ひょっとしたら数日はどこかに潜んで、戻ってこないかもしれないね」
旦那さんの言葉に納得して、彼の無事を願って帰りを待つことにしました。
あの逃げっぷりを思い出すと、心配でならなかったですけどね・・・(泣)
ラジオを聴きながら、家の中を少しずつ片付け始めました。
彼の食器を見つけて、「きっと今頃お腹を空かしてるだろうな・・・」と思い、家から少し離れたところにご飯をおいておきました。
何度ものぞいてみましたが、旦那さんの言った通り帰ってくる気配はありませんでした。
お昼を過ぎたころでしょうか。家の外回りを確認していたところ、みゃぁ~聞きなれた声が聞こえました。
ホッとしました
ゆるりゆるりといつものように近づいてきて、足元ですりすりとしていました。よかった!無事で!
さっそくご飯を準備しました。お腹もすいていたようで、すぐ食べ始めたのですが、食べている最中も「音」に過剰に反応していました。
聞こえるすべての音にビクビクしているようでした。ガレージが開く音、人が何かを運ぶ音、車が通る音、風で木が揺れる音、人の足音、普段聞きなれているはずの音にまで敏感になっていました。食欲もあまりありませんでした。
その後しばらくして、きょろきょろしながら家の中に入ってきましたが、落ち着かない様子は変わりませんでした。
常に私たちの近くにいました。
彼のベッド代わりだった大好きなイスがあるオフィスには近づこうともしません。そこで寝ているときに地震が起こったからですね、きっと。ホントのほんとに怖かったんでしょうね
私たちは、あの大きな揺れは地震によるもので、今後余震が起こることも知っています。1回の地震が長く続かないことも、地震のせいで起こり得ることも知っています。
経験したことにより予測ができるおかげで、対策をたてられます。心の準備も含めてです。
ですが、彼は「今回起きたことが何なのか」を知りません。
今でも、不安そうに過ごしています。私たちよりも異常を感知しやすいために、余計にナーバスなんでしょうか。
「知らない」ということが、こんなにまで不安に影響するということを目の当たりにしました。
だからといって、知っているから不安がないかと言えば、そうではありません。知っているからこそ、不安が増すということも考えられます。
私なんかは余震が来ることを恐れるあまり、揺れていないのに揺れている気がして、四六時中「揺れ」に神経質になっています
「まだこのサイズの余震はおこる可能性がある」 可能性≒いつか起こる 起こると決めて過ごしているために、心が疲れてしまいます。
情報を十分に判断できなかったり、知らなくてもいい情報までたくさん持っていたりすると、余計な心配をしてしまったり、新たな悩みが出現したりすることってありますよね。
不安や心配事がある。当の本人はその状況が苦しいわけです。その苦しみから解放されたいんですよね。
とすれば、知っている方がいいのか、知らない方がいいのかどちらか一方を選ぶということではなく、「どうすれば不安や心配事を軽減、解消できるのか」を考えることが大切ですね。
わからないせいで不安が増すのなら、漠然とした不安をなくすために十分な説明が必要かもしれません。
あることないこと、情報の渦に巻き込まれているのなら、それらを整理する必要があるかもしれません。
一人でいることが不安なら、寄り添う必要があるかもしれません。
ご家族のことが心配なら、何とかしてご家族と連絡をとれるように手配する必要があるかもしれません。
常に「その人にとって」適切なケアを見極めることが大切です
うちのにゃんこはというと、少し心にゆとりができてきたようです
実は今日、彼よりもずっと小さな迷いにゃんこがうちにやってきたんです。
この子も地震の被害者でしょうか。すっかり痩せてしまって・・・。少しご飯を用意しました。
私たちに近寄るには勇気が必要だったようで、しばらくしてから遠くでコソッとご飯を食べ始めました。
ご飯を食べ終えた頃、外で小さく丸くなるちびっこにゃんこを励ますように、うちのにゃんこはそっと隣に座っていました
にゃんこの世界も、助け合い精神でこの窮地を乗り切ろうとしているようです
お互い大変だね、そんなことを想いながら小さな命を感じています
自然災害が生む「人」の絆
真ナースになるためのアドバイザー☆ゆかりです
土曜日の朝方ニュージーランドで地震が起きてから、4日が経ちます。
未だにM5レベルの余震が続いていて、誰もが揺れに神経質になっています。
余震のたびに被害が増え、毎日通る道も次の日にはまったく違う景色になっていきます。
建物の倒壊、地割れ、地面から湧き出す泥、封鎖される道路、ニュース、地震に関するすべての情報が衝撃を与えます。
そんな中でも生活しなければなりません。
地震の翌日、家をなくした方々が避難しておられるシェルターにお手伝いに出かけました。
そこには、ボランティア活動に協力したいという方々が大勢詰めかけていました。
しかし、余震の被害が増え続ける今、協力して下さる方以上に被害を受けた方が増えています。
被害を受けた方も、ボランティア活動をしておられる方も、すべての人が疲労困憊しています。
段々と自分のことで精いっぱいになってきます。
初めて倒壊した建物を見たとき、声を出さずにはいられないほどのショックでした。
それが今では、驚くというよりもただただため息が出るというか。声を出して驚く力も失いつつあります。
疲労、恐怖、その一方でこの悲惨な景色に見慣れてきたというのも事実です。
倒壊した建物を通り過ぎたとき、旦那さんに「地震が起きてまだ4日しか経ってないのに、さっきの建物にそれほど驚かなくなったね」と言われました。
ほんとだ。
私たちにとっては被害の一部、でもその崩壊した建物に住んでいた人や、仕事をしていた人たちにとっては「生活のすべて」であり、今現在の苦しみ。
自分自身にも余裕がないんだと気が付いた瞬間でした。
自然災害という状況の中では、ほとんどの場合、ケアする人もケアされる人も災害の被害者です。
自分が今できることは何かを考え、できることをする。こうして、みんなが互いに協力し合い毎日を過ごしています。
情報交換に始まり、安否確認のための訪問、飲食料の差し入れ、建物内の片付け、地下から湧いた泥の回収、他にもまだまだたくさんあります。
改めて、一人で生きているのではないんだなと実感しました。
人が造ったものが、自然によって簡単に壊されることを目の当たりにした今、自然の強さ、自然災害の怖さを痛感しています。
同時に、人が人を想う温かさに感激しています。人が持っている力は、想像以上です