■戦評■J1第34節 ジェフ千葉VSFC東京 「ミスタージェフ」
最後の結末を聞いて、うひゃー!と叫び声を上げながら泡を吹いて倒れ、気付くとそこは見知らぬ宇宙人に囲まれ(中略)遅くなりましたが、ともかく戦評いってみましょう。
■短評
とにかく奇跡を信じるしかない千葉は4-2-3-1。キーパーは今季初先発の櫛野。DFは右から坂本、池田、早川、青木。ボスナーは有給休暇。中盤の底には戸田と工藤で、なんとキャプテン下村はベンチ。二列目は右からレイナウド、ミシェウ、深井。1トップにはキャプテンマークを腕につけた巻が君臨。対するFC東京はキーパー塩田。DFが右から徳永、茂庭、佐原、爬虫類長友。中盤センターが今野と浅利。右に鈴木達、左にはにゅー。2トップはカボレと赤嶺のなんか顔濃いコンビ。
後のない千葉だが、その試合への入り方は常識的なものだった。中盤の速いチェックから守備をきっちりと固め、ボールを奪ったら前線の速攻でなんとかするという形。しかし、前線にばかっ速いトップがいるわけでもなし、FC東京の守備への切り替えも早いので、そうそう形にはならない。で、結局サイドから巻めがけてポートボールをすることになるのだが、いかんせん佐原は肉弾戦はお手の物。顔も講道館所属みたいだし。また、深井とレイナウドの突破から、という形を描いていたのだろうが、深井は絶不調。そしてレイナウドの対面は今売り出し中の長友。そして、必ず今野か羽生がヘルプに飛んでくる。サイドバックは上がってこないのでサポートはなく、不正確なアーリークロスを上げるほかどうしようもない。それでもシュートに何度か持っていった巻はたいしたものだが、これでは点にならないだろう。だが、元々、そういうゲームプランだったのだろう。前半は守備を締めて後半勝負。ミラー監督はそう思い描いていたはずだが、いかんせん39分にCKからカボレに決められその目論見は水の泡。暗澹たる気持ちで千葉は前半を終える。しかし、FC東京も自分たちのペースだったとは言いづらい。梶山がいないおかげで良くも悪くも遅い攻めがなく、鈴木達也やカボレの個人技で突破はしていたがそれも単調。鬼気迫る千葉のペースにつき合わされるような前半だった。
さて、後半。お互いにメンバーチェンジせずに入ったが、千葉はここからが本番。坂本、青木の両サイドバックが上がり始め、攻めに絡む。ただ、FC東京もそれですぐ崩れるほど脆くはない。確かに一対一の状況を作れるようにはなったが、ただそれでも長友、徳永の体力バカを簡単に振り切れるわけもなく、膠着状態。そうこうしているうちに、案の定SB上がったスペースを突かれて、最後は長友にミドルを決められるという逆噴射の展開。ほとんどの千葉関係者が頭を抱え、実際その後数分は混乱を極めたのだが、それでも気持ちが切れなかったのが後に生きた。ミラー監督はやけっぱちで新居と谷澤を投入。しかし、この交代も劇的な効果を生んだとは言いがたかった。谷澤が赤嶺をイラつかせることに成功したくらい。そのまま時は流れて、後半30分。パスカットを受けた谷澤がダイレクトで佐原の裏にロビングを送る。それを新居が左足のビューティフルトラップから迷いなく振り抜いてゴール。ストライカー新居の真骨頂。やっぱあそこで使わないとね、この人は。ただ、決めた新居がすごいことはすごいのだが、このゴールは偶然に近い。思うに、このときFC東京はプランを決めかねていたのではないか。とどめの3点を取りに前に行くのか、それともこのまま逃げ切るのか。中途半端に上がってくれていたおかげで、あの得点は生まれた。もちろん、佐原のポジショニングミスも見逃せない。ここからはいけいけ。その3分後には青木のロングクロスを巻が胸で落として、谷澤がボレーで同点。なぜ、あの場面で長友が競っていたのかは謎。そして、さらに3分後には今野が例年とは逆のやっちゃったでレイナウドをPA内で倒し、そのPKをレイナウド自身が決めて逆転。こんなに走っているレイナウドを見るのは初めてだ。そして、それからの五分間、FC東京の放り込みに耐えに耐え、最後は速攻から新居のスルーパスを受けた谷澤が独走で最後は浮かせて4点目。あそこでチップキックとか神経ぶっ壊れてるとしか思えない。その後は巻が本職のCBでボールを跳ね返し続け、ジ・エンド。他会場では東京V、磐田ともに破れ、まさに奇跡の残留確定。いやー、こりゃ盛り上がるわ。
千葉は奇跡的な残留を遂げた。0-2から11分で4点取ったなんて逆転劇をこの試合でやったということは確かにすごいが、そこには多分に運の要素も絡んでいた。しかし、運も引き寄せる人がいてこそ。主力の大量放出、クゼ監督のノープランなどの逆境から早めに切り替え、ミラー監督の招聘、即戦力選手の獲得など打てる手は打った。資金力不足から思うような補強ができなかった東京V、過去の栄光のオフト氏招聘でお茶を濁そうとした磐田とは、フロントの差があったと言えるだろう。確かに課題は多い。攻撃面での一本調子なビルドアップ、ミシェウのようなリズムチェンジャーのチームへの組み込み、レンタル選手との契約、DFのサイドのケア…上げればキリがない。ただ、そういった来季のことを悩むことが出来るのも残留してこそ。今はそんなことを考えなくて言い。ただ、偉大な仕事の余韻に浸ろう。
FC東京は最後の最後にナイーブさが出た。2-0の場面で中途半端な体勢になってしまったことが、この大逆転劇を生む一つの要因になったことは間違いがないだろう。あのとき鹿島だったらどうしたか、ということを考えてしまう。そこが優勝チームとのわずかな差でもあるし、大きな差でもある。ただ、千葉のようにその段階まで行き着くことができないチームは多い。一年でそこまで持ってきた城福監督と選手は賞賛されるべきだろう。このチームはこれからだ。ただ、来年はもっと厳しい戦いが待っている。そこを乗り越えられるかどうか。
■picture of player 巻誠一郎
この男のメンタルのタフさはどうなっているのか。もう負けられない試合の中、絶対絶命の状況に陥りながらも、とにかく諦めずに自分のできる仕事を100%以上の力で全うし続けた。その背中に味方がいかほど鼓舞されたかは想像に難くない。シーズンを通しても怪我の時期はあったが、それでも試合で常に戦い続け、少ないチャンスからゴールをもぎ取った。その姿は、サッカーが小手先の技術だけのスポーツではないことを無言で知らせてくれている。鉛を背負ったまま走り続けるような苦しいシーズンだったが、偉大なるミスタージェフが誕生したことは何ものにも代えがたい。引退までいてください。
■短評
とにかく奇跡を信じるしかない千葉は4-2-3-1。キーパーは今季初先発の櫛野。DFは右から坂本、池田、早川、青木。ボスナーは有給休暇。中盤の底には戸田と工藤で、なんとキャプテン下村はベンチ。二列目は右からレイナウド、ミシェウ、深井。1トップにはキャプテンマークを腕につけた巻が君臨。対するFC東京はキーパー塩田。DFが右から徳永、茂庭、佐原、爬虫類長友。中盤センターが今野と浅利。右に鈴木達、左にはにゅー。2トップはカボレと赤嶺のなんか顔濃いコンビ。
後のない千葉だが、その試合への入り方は常識的なものだった。中盤の速いチェックから守備をきっちりと固め、ボールを奪ったら前線の速攻でなんとかするという形。しかし、前線にばかっ速いトップがいるわけでもなし、FC東京の守備への切り替えも早いので、そうそう形にはならない。で、結局サイドから巻めがけてポートボールをすることになるのだが、いかんせん佐原は肉弾戦はお手の物。顔も講道館所属みたいだし。また、深井とレイナウドの突破から、という形を描いていたのだろうが、深井は絶不調。そしてレイナウドの対面は今売り出し中の長友。そして、必ず今野か羽生がヘルプに飛んでくる。サイドバックは上がってこないのでサポートはなく、不正確なアーリークロスを上げるほかどうしようもない。それでもシュートに何度か持っていった巻はたいしたものだが、これでは点にならないだろう。だが、元々、そういうゲームプランだったのだろう。前半は守備を締めて後半勝負。ミラー監督はそう思い描いていたはずだが、いかんせん39分にCKからカボレに決められその目論見は水の泡。暗澹たる気持ちで千葉は前半を終える。しかし、FC東京も自分たちのペースだったとは言いづらい。梶山がいないおかげで良くも悪くも遅い攻めがなく、鈴木達也やカボレの個人技で突破はしていたがそれも単調。鬼気迫る千葉のペースにつき合わされるような前半だった。
さて、後半。お互いにメンバーチェンジせずに入ったが、千葉はここからが本番。坂本、青木の両サイドバックが上がり始め、攻めに絡む。ただ、FC東京もそれですぐ崩れるほど脆くはない。確かに一対一の状況を作れるようにはなったが、ただそれでも長友、徳永の体力バカを簡単に振り切れるわけもなく、膠着状態。そうこうしているうちに、案の定SB上がったスペースを突かれて、最後は長友にミドルを決められるという逆噴射の展開。ほとんどの千葉関係者が頭を抱え、実際その後数分は混乱を極めたのだが、それでも気持ちが切れなかったのが後に生きた。ミラー監督はやけっぱちで新居と谷澤を投入。しかし、この交代も劇的な効果を生んだとは言いがたかった。谷澤が赤嶺をイラつかせることに成功したくらい。そのまま時は流れて、後半30分。パスカットを受けた谷澤がダイレクトで佐原の裏にロビングを送る。それを新居が左足のビューティフルトラップから迷いなく振り抜いてゴール。ストライカー新居の真骨頂。やっぱあそこで使わないとね、この人は。ただ、決めた新居がすごいことはすごいのだが、このゴールは偶然に近い。思うに、このときFC東京はプランを決めかねていたのではないか。とどめの3点を取りに前に行くのか、それともこのまま逃げ切るのか。中途半端に上がってくれていたおかげで、あの得点は生まれた。もちろん、佐原のポジショニングミスも見逃せない。ここからはいけいけ。その3分後には青木のロングクロスを巻が胸で落として、谷澤がボレーで同点。なぜ、あの場面で長友が競っていたのかは謎。そして、さらに3分後には今野が例年とは逆のやっちゃったでレイナウドをPA内で倒し、そのPKをレイナウド自身が決めて逆転。こんなに走っているレイナウドを見るのは初めてだ。そして、それからの五分間、FC東京の放り込みに耐えに耐え、最後は速攻から新居のスルーパスを受けた谷澤が独走で最後は浮かせて4点目。あそこでチップキックとか神経ぶっ壊れてるとしか思えない。その後は巻が本職のCBでボールを跳ね返し続け、ジ・エンド。他会場では東京V、磐田ともに破れ、まさに奇跡の残留確定。いやー、こりゃ盛り上がるわ。
千葉は奇跡的な残留を遂げた。0-2から11分で4点取ったなんて逆転劇をこの試合でやったということは確かにすごいが、そこには多分に運の要素も絡んでいた。しかし、運も引き寄せる人がいてこそ。主力の大量放出、クゼ監督のノープランなどの逆境から早めに切り替え、ミラー監督の招聘、即戦力選手の獲得など打てる手は打った。資金力不足から思うような補強ができなかった東京V、過去の栄光のオフト氏招聘でお茶を濁そうとした磐田とは、フロントの差があったと言えるだろう。確かに課題は多い。攻撃面での一本調子なビルドアップ、ミシェウのようなリズムチェンジャーのチームへの組み込み、レンタル選手との契約、DFのサイドのケア…上げればキリがない。ただ、そういった来季のことを悩むことが出来るのも残留してこそ。今はそんなことを考えなくて言い。ただ、偉大な仕事の余韻に浸ろう。
FC東京は最後の最後にナイーブさが出た。2-0の場面で中途半端な体勢になってしまったことが、この大逆転劇を生む一つの要因になったことは間違いがないだろう。あのとき鹿島だったらどうしたか、ということを考えてしまう。そこが優勝チームとのわずかな差でもあるし、大きな差でもある。ただ、千葉のようにその段階まで行き着くことができないチームは多い。一年でそこまで持ってきた城福監督と選手は賞賛されるべきだろう。このチームはこれからだ。ただ、来年はもっと厳しい戦いが待っている。そこを乗り越えられるかどうか。
■picture of player 巻誠一郎
この男のメンタルのタフさはどうなっているのか。もう負けられない試合の中、絶対絶命の状況に陥りながらも、とにかく諦めずに自分のできる仕事を100%以上の力で全うし続けた。その背中に味方がいかほど鼓舞されたかは想像に難くない。シーズンを通しても怪我の時期はあったが、それでも試合で常に戦い続け、少ないチャンスからゴールをもぎ取った。その姿は、サッカーが小手先の技術だけのスポーツではないことを無言で知らせてくれている。鉛を背負ったまま走り続けるような苦しいシーズンだったが、偉大なるミスタージェフが誕生したことは何ものにも代えがたい。引退までいてください。
一生懸命ふざけよう
さて、しばらく触れずにいた千葉ですが、いよいよ崖っぷちに追い詰められたね。残り2節を残して、自動降格の17位。勝っても相手次第という実に苦しい状況。さらに、勝ち点で並んだ場合でも得失点差に開きがあるため、さらに厳しい。
後半戦になってからはミラー監督の守備戦術が浸透して、チームになってきた。24節以降の5連勝は彼の指導の賜物だろう。だが、その勢いもここ最近の試合では2分け2敗と減退気味。そして、前節は横浜FMにホームで0-3と完敗。深井、谷澤を中心としたサイドアタックも封じられつつあり、セットプレーに弱いという悪癖も解消されていない。正直、あまりいい材料はない。
後は精神力の勝負、ファンやサポーターは勝利を信じて祈るのみ。…と言いたいところだが、そこに話を持って行くにはまだ早い。ここ数試合で気合が入ってない試合があっただろうか?むしろ、気合が乗りすぎて本来のサッカーが出来ていない状態だ。先週の横浜FM戦は典型だった。確かにタイトにDFし、力の続く限り闘った。だが、それがやりたいことだったのか?それはサッカーだったのか?「互角」と評された前半を見て、俺は「早すぎる」と思った。縦へ、縦へ、と次々にボールを送るのはいいが、そこに選手と技術が追いついてない。西部さんが言うように、そこにファイトはあったが、プレーはなかった。今、千葉がすべきことはそうではない。
まだ何も終わってない。絶望した狂人になるにはまだ早いだろう。ちゃんとサッカーをしよう。ボールを繋ぎ、ゴールを目指して頭を働かせよう。そして、敗北したときには全てを受け入れよう。
以降は蛇足。清水はここ最近調子を上げてきている。原、岡崎の前線の若い2トップは勤勉で貪欲。伊東、山本(マルコス・パウロ)、兵働、枝村が固める中盤は面白みはないが機能性は非常に高い。さらに、元々守備は磐石。一筋縄では行かないだろう。千葉はどうやって相手のサイドを攻略するか。普段アウェーでは少ないSBの上がりを増やしていかなければ、清水の守備網に絡めとられるばかりだろう。自重か、前進か。SBの位置によって、千葉がどういう試合をしたいかが見えてくるだろう。願わくば、保身よりも突撃を。
■picture of player ミシェウ
加入直後の驚異的なパフォーマンスは次第に影を潜め、怪我の影響もあってか最近はベンチを暖めることが多い。正直、今の千葉の早いペースでは、レイナウド同様、異物に近い。彼自身もプレミア流の速い展開に戸惑っているようでもある。しかし、唯一タメを作れるリズムチェンジャーであることも確か。彼が明日の日本平のピッチにいるかどうかで、試合の行く末は決まってくるだろう。ただ、ブラジル人らしからぬ真面目さでミラー流に合わせてようとしているのがちと心配ではある。舐めきった股抜きとか、そういうのが欲しい。一生懸命ふざけて行こうよ。
後半戦になってからはミラー監督の守備戦術が浸透して、チームになってきた。24節以降の5連勝は彼の指導の賜物だろう。だが、その勢いもここ最近の試合では2分け2敗と減退気味。そして、前節は横浜FMにホームで0-3と完敗。深井、谷澤を中心としたサイドアタックも封じられつつあり、セットプレーに弱いという悪癖も解消されていない。正直、あまりいい材料はない。
後は精神力の勝負、ファンやサポーターは勝利を信じて祈るのみ。…と言いたいところだが、そこに話を持って行くにはまだ早い。ここ数試合で気合が入ってない試合があっただろうか?むしろ、気合が乗りすぎて本来のサッカーが出来ていない状態だ。先週の横浜FM戦は典型だった。確かにタイトにDFし、力の続く限り闘った。だが、それがやりたいことだったのか?それはサッカーだったのか?「互角」と評された前半を見て、俺は「早すぎる」と思った。縦へ、縦へ、と次々にボールを送るのはいいが、そこに選手と技術が追いついてない。西部さんが言うように、そこにファイトはあったが、プレーはなかった。今、千葉がすべきことはそうではない。
まだ何も終わってない。絶望した狂人になるにはまだ早いだろう。ちゃんとサッカーをしよう。ボールを繋ぎ、ゴールを目指して頭を働かせよう。そして、敗北したときには全てを受け入れよう。
以降は蛇足。清水はここ最近調子を上げてきている。原、岡崎の前線の若い2トップは勤勉で貪欲。伊東、山本(マルコス・パウロ)、兵働、枝村が固める中盤は面白みはないが機能性は非常に高い。さらに、元々守備は磐石。一筋縄では行かないだろう。千葉はどうやって相手のサイドを攻略するか。普段アウェーでは少ないSBの上がりを増やしていかなければ、清水の守備網に絡めとられるばかりだろう。自重か、前進か。SBの位置によって、千葉がどういう試合をしたいかが見えてくるだろう。願わくば、保身よりも突撃を。
■picture of player ミシェウ
加入直後の驚異的なパフォーマンスは次第に影を潜め、怪我の影響もあってか最近はベンチを暖めることが多い。正直、今の千葉の早いペースでは、レイナウド同様、異物に近い。彼自身もプレミア流の速い展開に戸惑っているようでもある。しかし、唯一タメを作れるリズムチェンジャーであることも確か。彼が明日の日本平のピッチにいるかどうかで、試合の行く末は決まってくるだろう。ただ、ブラジル人らしからぬ真面目さでミラー流に合わせてようとしているのがちと心配ではある。舐めきった股抜きとか、そういうのが欲しい。一生懸命ふざけて行こうよ。
呉下の阿蒙
どうも、久々の登場です。休止宣言なんかしないところが俺のいいところ!いけず!試合は見てたんだけど、公私共に忙しく、まあその私の部分で何をやっていたかといえば、植民地を創設していました。ビバ帝国主義!
さて、興味がさっぱり薄れてる代表戦ですが、カタール戦!無理矢理にでもテンションを上げていくぞ!がんばれNIPPN(日本製粉)!まあ、平日1時開始とかわけがわからん時間の試合を見れるわけがない。あほか。というわけで、事前にぐだぐだと言うことにする。
さて、休んでいる間に日本代表が劇的なモデルチェンジをしたということもなく、相変わらずの状態。守備ではとにかく前からプレスプレスでそれをかわされると策はなし、攻撃ではちびっ子ショートパスによる攻撃一本槍、というヴィクトル・フェルナンデス並の男前っぷり(戦術は全然違うが)。安西先制曰く「何も成長していない・・・。」というところだろうか。
だが、成長してもしなくても、どうやら、この試合でもその男前っぷりを貫き通しそうだ。まあ、それしかないから他に選択肢はないんだけど。中村1号もフル出場、試合勘のない松井もスタメンだろう。中澤の代役は寺田?阿部?ただ、異常に体力を浪費するその戦術ではアウェイの中東でガス欠必至。その場合のセカンドチョイスは?というと、用意してないだろうね。ガス欠後は阿部あたりの超人的なカバーリング能力とか、あと、根性とか角度とかで乗り切るのだろう。がんばれNIPPAN(日本出版販売)!
ただ、そういう根本的に欠陥のある戦術でも負けるかどうかは微妙。ウズベクに快勝したカタールがどの程度の実力なのか判然としないのだが、アウェイでは個人的な能力で乗り切れてしまうのも確か。一度見た時はカタールDFがピローンな感じだったので、意外にショートパス戦術も通じてしまうかも。普通に行けば引き分けかセットプレーからCBのヘッドで1-0くらいだろうか。
しかし、アジアは乗り切れても未来を全く感じないなあ。いっそ負けて監督交代と思うのだが、現在の強化部に優秀な監督を引っ張ってこれる能力はないようだし、そもそもそこまで思い切るほど日本代表に愛着がないわけでもない。勝って欲しいよ。だけどなあ、うーん…。そういう煮え切らない状況の中で迎えるわけで、俺のテンションも上がりようがない。そりゃ、俺も製鉄工場の建設に勤しもうというもの。国威上昇!
まあ、いろいろありますが!がんばれNIPPEN(日本ペン習字研究会)(美子ちゃんLOVE)!ていうか、がんばれってすごく便利な言葉だよね。なんかがんばれって日本的だよね。過程の手抜きは絶対許さないが、才能の不足は許す、みたいな。
え?ベストメンバー規定?ナビスコU-23計画?そんなもんは犬にでも食わしとけ!がんばれPIPPEN(スコッティ)!
さて、興味がさっぱり薄れてる代表戦ですが、カタール戦!無理矢理にでもテンションを上げていくぞ!がんばれNIPPN(日本製粉)!まあ、平日1時開始とかわけがわからん時間の試合を見れるわけがない。あほか。というわけで、事前にぐだぐだと言うことにする。
さて、休んでいる間に日本代表が劇的なモデルチェンジをしたということもなく、相変わらずの状態。守備ではとにかく前からプレスプレスでそれをかわされると策はなし、攻撃ではちびっ子ショートパスによる攻撃一本槍、というヴィクトル・フェルナンデス並の男前っぷり(戦術は全然違うが)。安西先制曰く「何も成長していない・・・。」というところだろうか。
だが、成長してもしなくても、どうやら、この試合でもその男前っぷりを貫き通しそうだ。まあ、それしかないから他に選択肢はないんだけど。中村1号もフル出場、試合勘のない松井もスタメンだろう。中澤の代役は寺田?阿部?ただ、異常に体力を浪費するその戦術ではアウェイの中東でガス欠必至。その場合のセカンドチョイスは?というと、用意してないだろうね。ガス欠後は阿部あたりの超人的なカバーリング能力とか、あと、根性とか角度とかで乗り切るのだろう。がんばれNIPPAN(日本出版販売)!
ただ、そういう根本的に欠陥のある戦術でも負けるかどうかは微妙。ウズベクに快勝したカタールがどの程度の実力なのか判然としないのだが、アウェイでは個人的な能力で乗り切れてしまうのも確か。一度見た時はカタールDFがピローンな感じだったので、意外にショートパス戦術も通じてしまうかも。普通に行けば引き分けかセットプレーからCBのヘッドで1-0くらいだろうか。
しかし、アジアは乗り切れても未来を全く感じないなあ。いっそ負けて監督交代と思うのだが、現在の強化部に優秀な監督を引っ張ってこれる能力はないようだし、そもそもそこまで思い切るほど日本代表に愛着がないわけでもない。勝って欲しいよ。だけどなあ、うーん…。そういう煮え切らない状況の中で迎えるわけで、俺のテンションも上がりようがない。そりゃ、俺も製鉄工場の建設に勤しもうというもの。国威上昇!
まあ、いろいろありますが!がんばれNIPPEN(日本ペン習字研究会)(美子ちゃんLOVE)!ていうか、がんばれってすごく便利な言葉だよね。なんかがんばれって日本的だよね。過程の手抜きは絶対許さないが、才能の不足は許す、みたいな。
え?ベストメンバー規定?ナビスコU-23計画?そんなもんは犬にでも食わしとけ!がんばれPIPPEN(スコッティ)!
■戦評■2010年W杯アジア最終予選 バーレーン-日本 「中澤JAPAN」
■バーレーン2-3日本
■短評
さあ、色々な不安を抱えてついにやってきました最終予選。日本はここ最近岡ちゃんお気に入りの4-2-3-1。杉山茂樹が鼻血を出して大喜び。キーパーが楢崎、DFが右から内田、中澤、トゥーリオ、ショウヘイヘイじゃない阿部。中盤の底に遠藤と長谷部、二列目に右から中村初号機、田中達也、松井。1トップが玉ちゃん。対するバーレーンは三次予選と同じ3-5-2。噂のナイジェリア人はベンチ。
立ち上がりは完全に日本ペース。頭から飛ばしていった日本は遠藤を経由して次々にボールを散らし、あまり統制の取れてないバーレーンDFのプレスを簡単にいなす。さすがにこのレベルだと遠藤はシャビになれる。左からの攻めが多かったのは意図的なのか単なる偶然なのか知らないが、松井にボールが入ったときがスイッチとなって、阿部、長谷部、達也がサポートし、起点を作っていた。特に達也の大きな動きにバーレーンのうすのろDFはまるでついていけず、思うままにボールを持つことができた。すてき!
守備でも「ボールを取り返せ、ボールを取り返せ」と念仏のように岡ちゃんに言われ続けたせいか、選手の反応はよかった。お世辞にも統制が取れていたとは言えないが、個人能力の差で中盤の高い位置で何度かボールをとることができた。ていうか、バーレーンは普通にボールを回す技術がない。たぶん、流通経済大以下。パスコースもキープ力もなければ、そりゃそうだ。誰だよ、つなぐサッカーするって言ってたの。
だが、問題は最後までいくことはできないこと。阿部のオーバーラップがそれほど期待できないこともあってサイドをえぐるシーンは少なく、中央、中央へと入っていくのがこのチームの悪癖。長谷部もがんがん上がって完全に中央は交通渋滞。まあそんなのは中盤の面子を見ればどうなるかはわかりそうなものだが、それがうまく整理できてないのがこのチームの問題。そんな即興攻撃に対して、統制が取れてないと言ってもそう簡単にDFラインの前を開けるほどバーレーンの頭が悪いわけでもなく、決定的チャンスにはならない。
そうしていつものとおり、十五分過ぎに徐々にペースダウンして試合は落ち着いてく。ただ、これも想定内の展開か。「さあ、これからが勝負だぞ!」と思いきや、FKから初号機の飛び道具ずどん。これがあるから中村はやめられねえな!こうなると、バーレーンは厳しい。完全勝ちパターンに乗せた日本だったが、その後はバーレーン攻勢。遠藤&長谷部の中盤に相手の攻撃を摘む能力もカバー能力もなく、何度かいやな展開に持ち込まれる。ただ、それほどバーレーンの中盤にパターンも発想もあるわけではないので、DFラインの個人能力というか中澤とトゥーリオが弾き返して無問題。さらに、困ったときには、バーレーンは前線にどっかんどっかん放り込むものの、フィードの技術が未熟なため、トゥーリオ&中澤にばしばし叩き落とされるのみ。もっとさー、内田のところとかで競らせたほうがいいと思うんだ、と余計なおせっかいをかけたくなるほど、拙い。そして、攻勢を受け続けたが、前半終了間際には相手のハンドでPKゲット。遠藤が例のルーティンワークで落ち着いて決めて、余裕綽々左団扇の願ってもない展開で後半へ。
後半もバーレーンは特に策を練ってきたわけでもない。どちらのペースと言えないまま同じような展開で試合は進み、67分には相手のDFが二枚目のイエローで退場。怪しい判定だったとは言え、まああれだけボール持たれて走り回らされたら、そりゃファウルもしたくなるよね。これで完全にゲームオーバー。その後、前掛かりになったまま戻って来れない前輪駆動にバーレーンはなってしまい、すっかすかのDF相手にざる三杯ほどのチャンスを迎えるが、佐藤寿人を投入した日本はどうしても点を決めることができず。ポストに当てた直後にクロスバーってどんだけだよ。「ポストとクロスバーをあわせると畳一枚ぶんなんですよ by 加茂周」。ただ、攻め続けた結果、中村Zがようやく終了5分前にミドルを決め、終戦。やれやれ。と思いきや、わけわからないグラウンダーのアーリークロスをDF陣が脳死してしまったとしか思えない対応でスルーしてしまい、失点。その二分後にはトゥーリオが芸術的ループヘッドで自陣ゴールにゲット。むやみに場を緊迫させ、終了間際には何度かシュートチャンスを与えて、90分を無駄にしかねない展開だったが、なんとか守りきって勝ち点3ゲット。なんだこりゃ。
終盤のぐだぐだはともかく敵地で勝ったのは大きい。予選は結果が重要だからね。内容面では、アジアではやはり日本はポゼッションしてなんぼ。ただ、それを連携ではなく個人依存している状態。そういう意味で、遠藤、初号機の重要性は今後どんどん増していくだろう。そしてDF面でも中澤、トゥーリオがいればそう簡単に崩されることは少ない。ただ、中盤の面子については一考する余地があると思う。長谷部がのそのそ上がっていってしまうので、残っているのは遠藤だけという場面が結構あった。いや、そりゃ100%前につなげるならそれでもいいんだろうけど、サッカーはそういうわけにはいかない。ボールを奪われたときに遠藤一人が残っていて何かできるのかどうか。それに折角ツインハンマーがロングボールを叩き落としても、そのセカンドボールが拾えない。この試合でもそこから何度か攻撃に繋げられていた。バーレーンがとんちきな攻めしかしてこなかったので助かったが、たぶん駄目でしょ。そもそも、カウンターじゃなくてもこの二人の守備面での能力はそれほど期待できない。多少ポゼッションの精度は落ちるにしても、啓太なり今野なり阿部なりを入れていたほうが安心は安心。というか、もうちょっと強いチームとやったら確実にやられる。予選でそれができるのがオーストラリアくらいだというのが幸なのか不幸なのかはわからないが、ポゼッション優位のアジア前提仕様というつもりでもないのがなあ。
また、前線もほんとにあれでいいのか。ショートパス&中央突破がコンセプト(?)なのかは知らないが、コンビネーションもなく、バーレーンにさえ通用していない。というか、よっぽどのことがない限り、そんなのは点に繋がらない。この試合でもサイドチェンジは少なかった。それだと先が詰まってもしまうので、ポゼッションの意味があまりない。奇策ではあるけどうまくいってないよね。片サイドに寄せてそっからオープンの逆サイドで勝負、という常道を取らないのは、意図的なのかできないのか。たぶん、後者なんだろうなあ。この戦術(と呼べるのかどうか)の熟成した先に何があるのかは皆目検討もつかないが、たぶん首脳陣もわからないんだと思う。ただ、オープンに振ってクロスを上げても中があのちびっ子たちじゃあどうしようもないんだけどね。「日本人は高さで世界に勝てない」と言っているが、せめてでかぶつに競らせてボールをイーブンにするしてそのこぼれ球を狙うとか、あるいは囮にしてその背後を狙う、という展開があるはずなのだが、そういう発想にはならないんだろうか。というか、そういう意図を気にしちゃだめな代表なんだろうな、これは。
勝ち点3ゲットしたものの、組織としての練度がまるで感じられず個人の能力に頼り切ってる場面が多いといういつもの岡田JAPANでしえええ、ウズベク3-0で負けてんの?笑
■picture of player 中澤佑二
三次予選に引き続き、この試合でも圧巻のパフォーマンス。ロングボールはほぼ無敵、カバーリングも上出来。フィルターが効かない中盤中央もなんのその、鬼の能力で防ぎきる。普通に中盤で守備できる選手を入れればぐっと楽になるんだろうが、いかんせん岡ちゃんが現在の中盤に手応えを感じてしまっているので望み薄。そうなると、怪我がちの隣のちょんまげに頼ることもできないので、彼が頼りになる。怪我しないで頑張ってください。しかし、オシム時代を除くと、本当にここ数年の代表は中澤と中村初号機のチームなんだなあと思う。それがいいことだとは思ってないんだけどね。笑
■短評
さあ、色々な不安を抱えてついにやってきました最終予選。日本はここ最近岡ちゃんお気に入りの4-2-3-1。杉山茂樹が鼻血を出して大喜び。キーパーが楢崎、DFが右から内田、中澤、トゥーリオ、ショウヘイヘイじゃない阿部。中盤の底に遠藤と長谷部、二列目に右から中村初号機、田中達也、松井。1トップが玉ちゃん。対するバーレーンは三次予選と同じ3-5-2。噂のナイジェリア人はベンチ。
立ち上がりは完全に日本ペース。頭から飛ばしていった日本は遠藤を経由して次々にボールを散らし、あまり統制の取れてないバーレーンDFのプレスを簡単にいなす。さすがにこのレベルだと遠藤はシャビになれる。左からの攻めが多かったのは意図的なのか単なる偶然なのか知らないが、松井にボールが入ったときがスイッチとなって、阿部、長谷部、達也がサポートし、起点を作っていた。特に達也の大きな動きにバーレーンのうすのろDFはまるでついていけず、思うままにボールを持つことができた。すてき!
守備でも「ボールを取り返せ、ボールを取り返せ」と念仏のように岡ちゃんに言われ続けたせいか、選手の反応はよかった。お世辞にも統制が取れていたとは言えないが、個人能力の差で中盤の高い位置で何度かボールをとることができた。ていうか、バーレーンは普通にボールを回す技術がない。たぶん、流通経済大以下。パスコースもキープ力もなければ、そりゃそうだ。誰だよ、つなぐサッカーするって言ってたの。
だが、問題は最後までいくことはできないこと。阿部のオーバーラップがそれほど期待できないこともあってサイドをえぐるシーンは少なく、中央、中央へと入っていくのがこのチームの悪癖。長谷部もがんがん上がって完全に中央は交通渋滞。まあそんなのは中盤の面子を見ればどうなるかはわかりそうなものだが、それがうまく整理できてないのがこのチームの問題。そんな即興攻撃に対して、統制が取れてないと言ってもそう簡単にDFラインの前を開けるほどバーレーンの頭が悪いわけでもなく、決定的チャンスにはならない。
そうしていつものとおり、十五分過ぎに徐々にペースダウンして試合は落ち着いてく。ただ、これも想定内の展開か。「さあ、これからが勝負だぞ!」と思いきや、FKから初号機の飛び道具ずどん。これがあるから中村はやめられねえな!こうなると、バーレーンは厳しい。完全勝ちパターンに乗せた日本だったが、その後はバーレーン攻勢。遠藤&長谷部の中盤に相手の攻撃を摘む能力もカバー能力もなく、何度かいやな展開に持ち込まれる。ただ、それほどバーレーンの中盤にパターンも発想もあるわけではないので、DFラインの個人能力というか中澤とトゥーリオが弾き返して無問題。さらに、困ったときには、バーレーンは前線にどっかんどっかん放り込むものの、フィードの技術が未熟なため、トゥーリオ&中澤にばしばし叩き落とされるのみ。もっとさー、内田のところとかで競らせたほうがいいと思うんだ、と余計なおせっかいをかけたくなるほど、拙い。そして、攻勢を受け続けたが、前半終了間際には相手のハンドでPKゲット。遠藤が例のルーティンワークで落ち着いて決めて、余裕綽々左団扇の願ってもない展開で後半へ。
後半もバーレーンは特に策を練ってきたわけでもない。どちらのペースと言えないまま同じような展開で試合は進み、67分には相手のDFが二枚目のイエローで退場。怪しい判定だったとは言え、まああれだけボール持たれて走り回らされたら、そりゃファウルもしたくなるよね。これで完全にゲームオーバー。その後、前掛かりになったまま戻って来れない前輪駆動にバーレーンはなってしまい、すっかすかのDF相手にざる三杯ほどのチャンスを迎えるが、佐藤寿人を投入した日本はどうしても点を決めることができず。ポストに当てた直後にクロスバーってどんだけだよ。「ポストとクロスバーをあわせると畳一枚ぶんなんですよ by 加茂周」。ただ、攻め続けた結果、中村Zがようやく終了5分前にミドルを決め、終戦。やれやれ。と思いきや、わけわからないグラウンダーのアーリークロスをDF陣が脳死してしまったとしか思えない対応でスルーしてしまい、失点。その二分後にはトゥーリオが芸術的ループヘッドで自陣ゴールにゲット。むやみに場を緊迫させ、終了間際には何度かシュートチャンスを与えて、90分を無駄にしかねない展開だったが、なんとか守りきって勝ち点3ゲット。なんだこりゃ。
終盤のぐだぐだはともかく敵地で勝ったのは大きい。予選は結果が重要だからね。内容面では、アジアではやはり日本はポゼッションしてなんぼ。ただ、それを連携ではなく個人依存している状態。そういう意味で、遠藤、初号機の重要性は今後どんどん増していくだろう。そしてDF面でも中澤、トゥーリオがいればそう簡単に崩されることは少ない。ただ、中盤の面子については一考する余地があると思う。長谷部がのそのそ上がっていってしまうので、残っているのは遠藤だけという場面が結構あった。いや、そりゃ100%前につなげるならそれでもいいんだろうけど、サッカーはそういうわけにはいかない。ボールを奪われたときに遠藤一人が残っていて何かできるのかどうか。それに折角ツインハンマーがロングボールを叩き落としても、そのセカンドボールが拾えない。この試合でもそこから何度か攻撃に繋げられていた。バーレーンがとんちきな攻めしかしてこなかったので助かったが、たぶん駄目でしょ。そもそも、カウンターじゃなくてもこの二人の守備面での能力はそれほど期待できない。多少ポゼッションの精度は落ちるにしても、啓太なり今野なり阿部なりを入れていたほうが安心は安心。というか、もうちょっと強いチームとやったら確実にやられる。予選でそれができるのがオーストラリアくらいだというのが幸なのか不幸なのかはわからないが、ポゼッション優位のアジア前提仕様というつもりでもないのがなあ。
また、前線もほんとにあれでいいのか。ショートパス&中央突破がコンセプト(?)なのかは知らないが、コンビネーションもなく、バーレーンにさえ通用していない。というか、よっぽどのことがない限り、そんなのは点に繋がらない。この試合でもサイドチェンジは少なかった。それだと先が詰まってもしまうので、ポゼッションの意味があまりない。奇策ではあるけどうまくいってないよね。片サイドに寄せてそっからオープンの逆サイドで勝負、という常道を取らないのは、意図的なのかできないのか。たぶん、後者なんだろうなあ。この戦術(と呼べるのかどうか)の熟成した先に何があるのかは皆目検討もつかないが、たぶん首脳陣もわからないんだと思う。ただ、オープンに振ってクロスを上げても中があのちびっ子たちじゃあどうしようもないんだけどね。「日本人は高さで世界に勝てない」と言っているが、せめてでかぶつに競らせてボールをイーブンにするしてそのこぼれ球を狙うとか、あるいは囮にしてその背後を狙う、という展開があるはずなのだが、そういう発想にはならないんだろうか。というか、そういう意図を気にしちゃだめな代表なんだろうな、これは。
勝ち点3ゲットしたものの、組織としての練度がまるで感じられず個人の能力に頼り切ってる場面が多いといういつもの岡田JAPANでしえええ、ウズベク3-0で負けてんの?笑
■picture of player 中澤佑二
三次予選に引き続き、この試合でも圧巻のパフォーマンス。ロングボールはほぼ無敵、カバーリングも上出来。フィルターが効かない中盤中央もなんのその、鬼の能力で防ぎきる。普通に中盤で守備できる選手を入れればぐっと楽になるんだろうが、いかんせん岡ちゃんが現在の中盤に手応えを感じてしまっているので望み薄。そうなると、怪我がちの隣のちょんまげに頼ることもできないので、彼が頼りになる。怪我しないで頑張ってください。しかし、オシム時代を除くと、本当にここ数年の代表は中澤と中村初号機のチームなんだなあと思う。それがいいことだとは思ってないんだけどね。笑
サッカーブログで使ってはいけない12の言葉
と、まあ暑さ爆発みんなのサグラダファミリアなわけだが、唐突に変な記事を書くことにする。
サッカー記事(ブログも含めて)だとかを観ていると、読んでるときは「うん、そうそう!」って思うんだけど、後になると何も覚えてねー!ってことが多々ある。ほとんどは自分の記憶障害によるものなのだが、そういう記事がどういう言葉を使っているのかを上げてみると、けっこう面白い。
題して「サッカーブログで使ってはいけない12の言葉」。まあ、10を超えちゃったのは、なんていうか、その・・・暑かったというか、むしゃくしゃしちゃったというか・・・要するに数えてなかったわけで。
■構成力
「中盤の構成力」とかでよく使う。だが、一体何を指しているのか不明。おそらく最初は「オーガナイズ」を日本語に訳したものと思われるが、その意味を知っているのはごく少数。俺もよく知らん。たぶん、中盤がいい感じでボール回せていい感じで守れてたぜ!ってことを言いたいのだと思うが、何がどうしたらそうなるのか教えて。かなり複合的な要因が重なってるのだが、それを中盤の構成力だけで説明するのはかなり厳しい。でも、「中盤の構成力で上回っていた」と言われたら、なんかそんな気になっちゃうじゃん。好き好き言われてたら、いつのまにか好きになっちゃうじゃん。
■存在感
存在感という感覚は存在しない。お、韻踏んじゃったYO!「得点こそなかったものの、存在感を示した」というのも、一体何をどうしたから存在感があったのか説明して欲しい。便利な言葉なんで使いがちだが、イマイチ何を指しているのか不明。要するにあれか、イギリス人の天気の話みたいなもんか。そんなもんはイギリス人としてくれ。ロビー・サヴェージとかがそんな話をするとはとても思えんが。
■司令塔
そんなポジションないよ。まあ、確かにコントロールタワー的な選手はどこのチームにも存在するが、この言葉を使うとあまりにもざっくり割りすぎる。その選手がチームにおいてどんな役割を果たしているか、どういうプレーを求められているのか、そういう前置きをしないで括っちゃうのは、あんまりにもあんまりだ。同様の言葉に「ファンタジスタ」があり。
■経験
経験も選手の一要素に過ぎない。確かに経験のない選手は脳が飛び出そうなプレーをすることが多い。経験の多い選手が、チームにとっていいプレーをしていることも確か。ただ、経験がある選手と経験のない選手の違いを言語化できている人は少ない。俺も無理。そんな難易度の高い言葉を連発して何かを説明しているような場合はご注意。特に「経験豊富」とかは他に説明する言葉がない場合なので、あ、あぶなーーい!
■技術(テクニック)
一体、どの技術を指すのか?足元の技術、走る技術、体を張る技術、相手からボールを奪う技術、ヘディングに勝つ技術・・・とまあサッカーに限らず、基本的にスポーツはあらゆる小さな技術の集積。一般的には足元の技術(=ボールテクニック)を指すことが多いが、それだけの選手が真価を発揮できるのは、テレビに映ってるときだけ。それだけじゃ勝てないのに、それだけを強調するのはサッカーの一面を照らしているだけに過ぎない。
■バイタルエリア
まあ、これだけじゃないんだけど、これに類する専門用語。「バイタルエリアをアンカーがケアして、攻撃時にはラウール的にゴンザレス」とか言われると、何かすごいことを言っているような気にもなってこようというもの。しかし、ラウールがゴンザレスなのは自明。要するに大して難しくない現象を難しい言葉で説明するのは駄目。そして、ラウールと言われていきなりラウール・ブラーボが浮かんでくる人はトルコ送り。ラウール・カストロが浮かんできた人は、赤い星に敬礼。
■キャプテンシー
いや、確かに重要なんだけどね。でもさ、実体がようわからん。確かにその選手が周りから信頼されたりしてるのかもしれんけど、実際それでゲームにどういう影響を与えるのか、そこんところの説明が欲しい。くれ、説明してくれ。同じような言葉に「精神的支柱」があるが、それもよくわからん。
■サッカーの本質
そんなものがわかっていたら、誰も苦労はしない。もし「サッカーの本質」をレポートにして提出してくれ、と有名監督十人にお願いしたら、間違いなく十人とも違う回答を書いてくる。モウリーニョとベンゲルが同じ回答を出すとはとても思えない。よって、意味の定まってないことを前提に持ってくる場合は注意しよう。特に「○○はサッカーの本質がよくわかっている」とか「○○がサッカーの本質である」という文脈には要注意。ほぼ誘導尋問確定。
■世界基準
そんな明確に決められるもんじゃないし、世界の基準もひとつじゃない。たまたまプレミアのDFを一回ドリブルで抜いたからって「○○のドリブルは世界基準!」とかそういう話でもないだろうに。重要なのは世界のどのレベルを目的として、その相手に勝つためにはどういう要素が必要か、ということ。その目標設定をしないで、漠然と世界基準とかいわれてもよくわからない。あたい、あなたの気持ちがわからないの!
■仕掛ける
ボールを持って仕掛けるのは大事なんだけど、とにかくドリブル、あるいはパスで仕掛けることを強調しすぎる場合は要注意。仕掛けりゃいいってもんじゃない。奪われてカウンター食らうことを考えれば、おとなしく横パスで逃げるほうがよい選択肢だって場合もある。つうか、よっぽどのドリブラーじゃなきゃ、一対一でほぼ完勝とは行かない。それなのに、「仕掛けろ、仕掛けろ」とひたすら念仏のように繰り返すのは、ドリ休さん確定。ドリブル的、坊主的に。
■得点への執念
主にごっつぁんゴールを取った場合によく使われる言葉。違います。得点を取ったのは、点を取れる場所にいたからです。つまり、点を取れる位置を知っているかどうかという、FWとしての技術の問題。まあ、それが無意識で知っているか、意識的に知っているかという違いはあるかもしれんが、決して執念ではありません。もし執念がある選手が点取れるんだったら、巻とか500ゴールくらい取っちゃうよ。
■メンタル
特に、「根性」という言葉で置き換えられるような場合は要注意。あらゆるスポーツはメンタルゲームなので、当然、メンタル=精神面は重要なんだが、いかんせんそれを最大の要因にされても困る。メンタルが不安定になるのは、必ずしもメンタル単体だけの問題ではないだけで、たとえば、技術が不足してたり、足が遅かったりすると試合中に不安になったりするでしょ?難しい問題なのよ。それを単に意識の切り替えだけで勝てたかのような言い方はずるい。絶対、そんなことはない。極端に言えば、朝に飼い猫が死んでしまったような状態でも、メッシーは安田を十回中十回抜く。
と、まあ適当に思いつきでいくつか上げてみました。基本的に「よくわからない言葉を、単体でさも自明のこととして語る場合」、あるいは「結論がよく意味のわからない言葉」の場合は気をつけたほうがいいみたいよ、奥さん。そこに至る過程だとかが書いてあれば使っても全然いいと思うんだけど、特に前提もなしに単体で語るのは超危険。マジ危ない。まあ、半分以上自戒を込めてっつーか、俺もけっこう使ってる。使いまくってる。俺もドリ休さん確定。気をつけます。
以下、全部の言葉を使った例文。
サッカー記事(ブログも含めて)だとかを観ていると、読んでるときは「うん、そうそう!」って思うんだけど、後になると何も覚えてねー!ってことが多々ある。ほとんどは自分の記憶障害によるものなのだが、そういう記事がどういう言葉を使っているのかを上げてみると、けっこう面白い。
題して「サッカーブログで使ってはいけない12の言葉」。まあ、10を超えちゃったのは、なんていうか、その・・・暑かったというか、むしゃくしゃしちゃったというか・・・要するに数えてなかったわけで。
■構成力
「中盤の構成力」とかでよく使う。だが、一体何を指しているのか不明。おそらく最初は「オーガナイズ」を日本語に訳したものと思われるが、その意味を知っているのはごく少数。俺もよく知らん。たぶん、中盤がいい感じでボール回せていい感じで守れてたぜ!ってことを言いたいのだと思うが、何がどうしたらそうなるのか教えて。かなり複合的な要因が重なってるのだが、それを中盤の構成力だけで説明するのはかなり厳しい。でも、「中盤の構成力で上回っていた」と言われたら、なんかそんな気になっちゃうじゃん。好き好き言われてたら、いつのまにか好きになっちゃうじゃん。
■存在感
存在感という感覚は存在しない。お、韻踏んじゃったYO!「得点こそなかったものの、存在感を示した」というのも、一体何をどうしたから存在感があったのか説明して欲しい。便利な言葉なんで使いがちだが、イマイチ何を指しているのか不明。要するにあれか、イギリス人の天気の話みたいなもんか。そんなもんはイギリス人としてくれ。ロビー・サヴェージとかがそんな話をするとはとても思えんが。
■司令塔
そんなポジションないよ。まあ、確かにコントロールタワー的な選手はどこのチームにも存在するが、この言葉を使うとあまりにもざっくり割りすぎる。その選手がチームにおいてどんな役割を果たしているか、どういうプレーを求められているのか、そういう前置きをしないで括っちゃうのは、あんまりにもあんまりだ。同様の言葉に「ファンタジスタ」があり。
■経験
経験も選手の一要素に過ぎない。確かに経験のない選手は脳が飛び出そうなプレーをすることが多い。経験の多い選手が、チームにとっていいプレーをしていることも確か。ただ、経験がある選手と経験のない選手の違いを言語化できている人は少ない。俺も無理。そんな難易度の高い言葉を連発して何かを説明しているような場合はご注意。特に「経験豊富」とかは他に説明する言葉がない場合なので、あ、あぶなーーい!
■技術(テクニック)
一体、どの技術を指すのか?足元の技術、走る技術、体を張る技術、相手からボールを奪う技術、ヘディングに勝つ技術・・・とまあサッカーに限らず、基本的にスポーツはあらゆる小さな技術の集積。一般的には足元の技術(=ボールテクニック)を指すことが多いが、それだけの選手が真価を発揮できるのは、テレビに映ってるときだけ。それだけじゃ勝てないのに、それだけを強調するのはサッカーの一面を照らしているだけに過ぎない。
■バイタルエリア
まあ、これだけじゃないんだけど、これに類する専門用語。「バイタルエリアをアンカーがケアして、攻撃時にはラウール的にゴンザレス」とか言われると、何かすごいことを言っているような気にもなってこようというもの。しかし、ラウールがゴンザレスなのは自明。要するに大して難しくない現象を難しい言葉で説明するのは駄目。そして、ラウールと言われていきなりラウール・ブラーボが浮かんでくる人はトルコ送り。ラウール・カストロが浮かんできた人は、赤い星に敬礼。
■キャプテンシー
いや、確かに重要なんだけどね。でもさ、実体がようわからん。確かにその選手が周りから信頼されたりしてるのかもしれんけど、実際それでゲームにどういう影響を与えるのか、そこんところの説明が欲しい。くれ、説明してくれ。同じような言葉に「精神的支柱」があるが、それもよくわからん。
■サッカーの本質
そんなものがわかっていたら、誰も苦労はしない。もし「サッカーの本質」をレポートにして提出してくれ、と有名監督十人にお願いしたら、間違いなく十人とも違う回答を書いてくる。モウリーニョとベンゲルが同じ回答を出すとはとても思えない。よって、意味の定まってないことを前提に持ってくる場合は注意しよう。特に「○○はサッカーの本質がよくわかっている」とか「○○がサッカーの本質である」という文脈には要注意。ほぼ誘導尋問確定。
■世界基準
そんな明確に決められるもんじゃないし、世界の基準もひとつじゃない。たまたまプレミアのDFを一回ドリブルで抜いたからって「○○のドリブルは世界基準!」とかそういう話でもないだろうに。重要なのは世界のどのレベルを目的として、その相手に勝つためにはどういう要素が必要か、ということ。その目標設定をしないで、漠然と世界基準とかいわれてもよくわからない。あたい、あなたの気持ちがわからないの!
■仕掛ける
ボールを持って仕掛けるのは大事なんだけど、とにかくドリブル、あるいはパスで仕掛けることを強調しすぎる場合は要注意。仕掛けりゃいいってもんじゃない。奪われてカウンター食らうことを考えれば、おとなしく横パスで逃げるほうがよい選択肢だって場合もある。つうか、よっぽどのドリブラーじゃなきゃ、一対一でほぼ完勝とは行かない。それなのに、「仕掛けろ、仕掛けろ」とひたすら念仏のように繰り返すのは、ドリ休さん確定。ドリブル的、坊主的に。
■得点への執念
主にごっつぁんゴールを取った場合によく使われる言葉。違います。得点を取ったのは、点を取れる場所にいたからです。つまり、点を取れる位置を知っているかどうかという、FWとしての技術の問題。まあ、それが無意識で知っているか、意識的に知っているかという違いはあるかもしれんが、決して執念ではありません。もし執念がある選手が点取れるんだったら、巻とか500ゴールくらい取っちゃうよ。
■メンタル
特に、「根性」という言葉で置き換えられるような場合は要注意。あらゆるスポーツはメンタルゲームなので、当然、メンタル=精神面は重要なんだが、いかんせんそれを最大の要因にされても困る。メンタルが不安定になるのは、必ずしもメンタル単体だけの問題ではないだけで、たとえば、技術が不足してたり、足が遅かったりすると試合中に不安になったりするでしょ?難しい問題なのよ。それを単に意識の切り替えだけで勝てたかのような言い方はずるい。絶対、そんなことはない。極端に言えば、朝に飼い猫が死んでしまったような状態でも、メッシーは安田を十回中十回抜く。
と、まあ適当に思いつきでいくつか上げてみました。基本的に「よくわからない言葉を、単体でさも自明のこととして語る場合」、あるいは「結論がよく意味のわからない言葉」の場合は気をつけたほうがいいみたいよ、奥さん。そこに至る過程だとかが書いてあれば使っても全然いいと思うんだけど、特に前提もなしに単体で語るのは超危険。マジ危ない。まあ、半分以上自戒を込めてっつーか、俺もけっこう使ってる。使いまくってる。俺もドリ休さん確定。気をつけます。
以下、全部の言葉を使った例文。
Aチームは中盤の構成力において上回っており、特に司令塔○○選手は技術で他を圧倒して存在感を示した。Bチームは△△のキャプテンシーと経験を中心によく踏ん張ったが、バイタルエリアでの仕掛けが足りず、得点には至らなかった。得点への執念としか言いようのないAチームの□□選手のゴールが勝敗を分けたことを考えれば、Bチームがメンタル面で負けていたという事実は否定できず、サッカーの本質の部分において世界基準に達していなかったのかもしれない。スイーツ。
■戦評■J1第20節 千葉-鹿島 「豆型の救世主」
■千葉3-1鹿島
いえー!鹿島いえー!と遅まきながら頂上VSどん底のレビューをば。五輪???
千葉は4-5-1の布陣。キーパーは岡本、DFが右から坂本、池田、ボスナー、青木B。中盤の底に戸田と下村、右に工藤、左に谷澤、トップ下に噂のミシェウ、1トップがTHE巻。対する鹿島はあからさまにターンオーバー。キーパーがアゴ、DFが右から新井場、大岩、岩政、石神。中盤の底に青木&中後、オフェンシブにダニーロおじさんと増田、2トップが田代と興絽。わあい、1.5軍。
試合はまさかの千葉ペース。前節までのベタ引きはぬわぁんだったのか、と言うくらい前からがんがん当たっていく。今までは上がることを恐れていたかのようなSBもがんがんあたりに行く。発狂したか。ただ、元々ベタ引きで守れるほどの守備力もないため、このほうが得策か。このハイプレッシャーに鹿島はたじたじ。中盤がレギュラーメンバーなら軽くいなせただろうが、いかんせん底が中後と青木じゃどうにもならん。前半の中盤は千葉が優位に立っていた。また、攻めても、新加入のミシェウの存在がでかい。外人としては大当たり。千葉が娘を売るほど欲していた前線で時間を作れる選手。また、運動量も非常に豊富で、この試合では青木がマッチアップしていたが、常に後手後手に回らされていた。こうなると、鹿島は脆い。元々中盤優位の前提で戦術が作られているため、中盤を飛ばされたり、優位に立たれると、苦しい立場になる。そして、先制点は訪れる。ゴール前で谷澤が取ったFKを、ボスナー砲ずどん。ようやく入ったか。これで前半は終了。
後半もペースは変わらず。鹿島は本山を投入するが、それもあまり効果はなく。こう着状態のまま、その後はFKから巻が「利き足」でヘッドを叩き込んで、2点差。その直後に本山がスケベなヘッドで一点差に迫るが、終了間際には流れの中から再び巻。らしい低空ヘッドでエースの面目躍如。そのまま試合は終わり、千葉は貴重な勝ち点を得た。鹿島は痛い取りこぼし。首位は守ったが、これが後々響くか。
千葉はようやく必要なピースを得た。もちろん、ミシェウだ。彼が作り出す時間はわずか一秒、二秒だが、それが現代サッカーにおいては親を売ってでも欲しいくらいの重要な時間。彼が動き回ってポイントを作ることで、周りが自動的に動き出していた。走るサッカーには、走る時間も必要なのよね。巻も調子を上げてきたし、残留の目がようやく出てきた。後は、どれだけ自分たちを信じてやれるか。今の君たちは、悪くないよ。
鹿島は見事なまでのターンオーバー失敗。結局、マルキーニョスと小笠原の代わりはいませんでしたとさ。ただ、今後の過密日程を考えれば、ここで休めたのはいいことか。結局浦和も引き分けてくれたしね。ただ、前にも書いたけど、小笠原世代の後が若干不安にはなってくる内容ではあった。どうすんだろうね、ほんと。
■picture of player ミシェウ
ミシェルじゃないよ、ミシェウだよ。ブラジルからやってきた豆型宇宙人アスンソン系。外見は豆に似てるが、千葉においては救世主になれるかもしれない。球離れのよさ、判断の正確さ、意外性のあるパス、と千葉に欠けていたものをすべて持っている。彼が作り出す時間によって、千葉がようやくサッカーをできるようになった。常時出場できるようなら、必ず相手の脅威になるだろう。ひとりの選手でチームががらっと変わっちゃうことってあるのよね。ぐだぐだだったドイツW杯のフランス代表が、ジダンが入ったことで戦闘集団に変わったみたいにね。彼も千葉においてそうなれる可能性がある。それで、来年はガンバ当たりに買い取られる。資本主義イエー!
いえー!鹿島いえー!と遅まきながら頂上VSどん底のレビューをば。五輪???
千葉は4-5-1の布陣。キーパーは岡本、DFが右から坂本、池田、ボスナー、青木B。中盤の底に戸田と下村、右に工藤、左に谷澤、トップ下に噂のミシェウ、1トップがTHE巻。対する鹿島はあからさまにターンオーバー。キーパーがアゴ、DFが右から新井場、大岩、岩政、石神。中盤の底に青木&中後、オフェンシブにダニーロおじさんと増田、2トップが田代と興絽。わあい、1.5軍。
試合はまさかの千葉ペース。前節までのベタ引きはぬわぁんだったのか、と言うくらい前からがんがん当たっていく。今までは上がることを恐れていたかのようなSBもがんがんあたりに行く。発狂したか。ただ、元々ベタ引きで守れるほどの守備力もないため、このほうが得策か。このハイプレッシャーに鹿島はたじたじ。中盤がレギュラーメンバーなら軽くいなせただろうが、いかんせん底が中後と青木じゃどうにもならん。前半の中盤は千葉が優位に立っていた。また、攻めても、新加入のミシェウの存在がでかい。外人としては大当たり。千葉が娘を売るほど欲していた前線で時間を作れる選手。また、運動量も非常に豊富で、この試合では青木がマッチアップしていたが、常に後手後手に回らされていた。こうなると、鹿島は脆い。元々中盤優位の前提で戦術が作られているため、中盤を飛ばされたり、優位に立たれると、苦しい立場になる。そして、先制点は訪れる。ゴール前で谷澤が取ったFKを、ボスナー砲ずどん。ようやく入ったか。これで前半は終了。
後半もペースは変わらず。鹿島は本山を投入するが、それもあまり効果はなく。こう着状態のまま、その後はFKから巻が「利き足」でヘッドを叩き込んで、2点差。その直後に本山がスケベなヘッドで一点差に迫るが、終了間際には流れの中から再び巻。らしい低空ヘッドでエースの面目躍如。そのまま試合は終わり、千葉は貴重な勝ち点を得た。鹿島は痛い取りこぼし。首位は守ったが、これが後々響くか。
千葉はようやく必要なピースを得た。もちろん、ミシェウだ。彼が作り出す時間はわずか一秒、二秒だが、それが現代サッカーにおいては親を売ってでも欲しいくらいの重要な時間。彼が動き回ってポイントを作ることで、周りが自動的に動き出していた。走るサッカーには、走る時間も必要なのよね。巻も調子を上げてきたし、残留の目がようやく出てきた。後は、どれだけ自分たちを信じてやれるか。今の君たちは、悪くないよ。
鹿島は見事なまでのターンオーバー失敗。結局、マルキーニョスと小笠原の代わりはいませんでしたとさ。ただ、今後の過密日程を考えれば、ここで休めたのはいいことか。結局浦和も引き分けてくれたしね。ただ、前にも書いたけど、小笠原世代の後が若干不安にはなってくる内容ではあった。どうすんだろうね、ほんと。
■picture of player ミシェウ
ミシェルじゃないよ、ミシェウだよ。ブラジルからやってきた豆型宇宙人アスンソン系。外見は豆に似てるが、千葉においては救世主になれるかもしれない。球離れのよさ、判断の正確さ、意外性のあるパス、と千葉に欠けていたものをすべて持っている。彼が作り出す時間によって、千葉がようやくサッカーをできるようになった。常時出場できるようなら、必ず相手の脅威になるだろう。ひとりの選手でチームががらっと変わっちゃうことってあるのよね。ぐだぐだだったドイツW杯のフランス代表が、ジダンが入ったことで戦闘集団に変わったみたいにね。彼も千葉においてそうなれる可能性がある。それで、来年はガンバ当たりに買い取られる。資本主義イエー!
日本代表新顔たちの肖像~2008夏~
まだこのブログは死んでない!
ジャイアン死んじゃいやん!
というわけで、遅まきながら日本代表新顔&久々を紹介でぇす。好きな魚は鯖でぇす。
■中田(非旅人)(鹿島)
スイスのヨーデル地獄から、おもむろに戻ってきました中田くん。おそらくDFとして使われるんだろう。そろそろ中盤を駆けずり回るのも辛い年になってきたし。ここ最近のプレーの印象は全くないけど、実際どうなんだろ。鹿島では補欠だし。そもそもそういう選手を呼ぶほうがおかしい気がするが。しかし、ヨーロッパでタイトなフィジカル勝負を学び、持ち前の知性に磨きをかけて帰ってきたと信じたい。ただ、単純に今ではすべての面で阿部のほうが上の気がしないでもない。
■高木和道(清水)
初ではないけれど、紹介しそびれてた気がするんで。清水の誇るツインハンマーの一角。去年の空中戦勝率は65.8%と、とにかく空中戦は強い。青山と二人で自陣ヘッドクリアランキングをワンツーフィニッシュ。なにそのランキング。ただ、足元はしおしおのぱあで、足もそれほど速くない、っつうか遅い。クラシカルCB。まあ、トゥーリオのバックアップに、と思った寺田がさらに怪我に泣いているので、その代わりかな。岡ちゃん、好きねえ、こういうタイプ。
■阿部翔平(名古屋)
インテリサイドバック。足元に柔軟性があり、名古屋の組み立てにおいて非常に重要な役割を果たす、Jでは異色なサイドバック。タイプとして似ているのはニクラス・イェンセン、って誰もそんな奴知らん。ともかく、攻撃に特徴がある彼だが、守備も悪くない。さすがに3バックの一角をやらせるのは無謀な気がしないでもないが、171センチの身長の割には競り合いも意外に強い。スピードはあんまりない。ただ、超レアものの左利き。クロスもうまいし、中々面白い選手だと思う。しかし、チームに合うかというと非常に疑問。岡田さんの日本代表ではサイドバックに膨大な運動量とスピードが必要となるが、彼はフィットするのか?答えはノン。監督代わるのを待ちましょう。
■村井慎二(磐田)
足折られて以来、超久々選出の村井くん。磐田では千葉での全盛期に近いキレキレな動きを披露。完全復活の状態での選出も納得。サイドバックで突破できる、数少ない人材。安田の守備は論外なので、岡ちゃんにはサイドバックとしては扱われていない。よって、長友との争いになる。ただ、あのサイドバック酷使戦術を耐えられるのか。突破に行く頃にはへろへろ、という気がしないでもない。この人も左利き。そんなに右利きの左サイドバック嫌いか。
■青木剛(鹿島)
一番びっくりしたが、一番妥当な選出かもしれない。アテネ五輪予選では主力として扱われながら、最終的にはメンバー落ちして、惨劇を味わうことすらできなかった。きっと人間力で劣ってたんだと思うが、アメリカだったら訴訟ものの使い捨て。ただ、その後鹿島ジーコスクールで臥薪嘗胆の日々を送り、見事晴れの舞台に返り咲いた。以前より対人守備には優れていたが、中盤の底でやることで徐々にバランス意識も芽生えてきた。また、以前は恐ろしく狭い角度しか視野がなかったが、中盤で360度を要求されることで、広いとは言わないまでもそれなりの視野を確保。自慢のロングフィードも生きるようになってきた。おそらく中盤の猟犬枠だろうが、啓太、今野にはない高さも持っている。このまま代表に定着する可能性もある。ただ、顔はゴリラに似ている。
■小川佳純(名古屋)
サプライズ名古屋の立役者の一人。スピードも特にないし、ドリブルがうまいわけでもない。キャノンシュートがあるわけでもない。取り立てて何かが優れているわけではないのだが、彼がいないと名古屋の攻撃はボンボヤージ。特徴は判断の早さとオフザボールの動きか。するすると抜けてきてゴール前のシュートチャンスに絡むことができる。羽生ほど神出鬼没なわけではないが、彼よりも足元があり、なおかつ体がでかい。細いけど。課題がシュートを決めることなのは、羽生とも一緒。今のこねこねドリブラーオリエンテッドな前線にこういうタイプを一人置くのもいいんじゃないかしら。たぶん使われないけど。
■工藤浩平(千葉)
姉崎のマラドーナがついに代表初選出。チーム状態はべろんべろんだが、それでも奮闘する彼の姿が目に止まったのか。マラドーナと言われてはいるが、特徴はやはりパス。一試合に一本ははっとするような美しいパスを出す。また、以前は典型的なテクニシャンだったが、最近は膨大な運動量を見せ、前線への飛び出しやディフェンスでファイトもできるようになった。このまま代表に定着するのは難しいだろうが、代表ソープで一っ風呂浴びて、変われるか。残念ながら、顔は次長課長の次長か課長のほうに似てる。
■金崎夢生(大分)
大分のムーたんが初選出。五輪代表にはすっかり無視されてしまったが、まあいいんじゃねえの。ボランチが本職だが、今季は梅ちゃんが抜けたために、トップ下にコンバート。その攻撃性能をいかんなく発揮している。アイデアが豊富でやんちゃ心溢れる中にも実効性があり、まったりとしていてそれでいてしつこくないしゃっきりぽん。何を言ってるか自分でわからないが、ともかく若くて才能があるのだよ。あと、ボランチやってたから守備もそこそこできる。それと、体が割とでかいのはこの手のタイプには珍しい。ともかく、将来のための投資。柏木と切磋琢磨してください。
■大黒将志(東京V)
なんとたった二試合で代表。いいのか、そんなんで。二年間のトリノ旅行を経て、元祖得点ジャンキーが戻ってきた。見てないからどうなってるかはわからんが、まあ、成長はしてないと思う。ただ、オフザボールで最高質の動きをすることができるのはいまだに彼だけ。いいか、大久保、オフザボールってDFラインの後ろにまっすぐ走るだけじゃないんだぞ。その高質な受けの動きで、勝負はPA内。まだ錆付いていなければ、確実に武器になる。ただ、特異な選手であることは間違いがないので、使いこなせるかどうか。顔は俺の従兄に似てる。
とまあ、こんな感じです。あんまり意図も脈絡も感じない選手選考なんだけど、まあ、キャンプだしいっか。夏のフェスタ。というか、柏木にせよ、金崎にせよ、五輪年代が選ばれてるのが気になる!という人もいるだろうけど、まあチームコンセプトが違うし、枠もあるし、しょうがないんじゃね。ていうか、A代表と各年代でコンセプトが違うこと自体が問題だとは思うけど。まあ、そこらへんの細かいところについては流していこうぜ!五輪代表にOAがいないとか、横浜FM絶賛逆噴射中とか、大雑把にいかないとめまいがしてくるしね!
ジャイアン死んじゃいやん!
というわけで、遅まきながら日本代表新顔&久々を紹介でぇす。好きな魚は鯖でぇす。
■中田(非旅人)(鹿島)
スイスのヨーデル地獄から、おもむろに戻ってきました中田くん。おそらくDFとして使われるんだろう。そろそろ中盤を駆けずり回るのも辛い年になってきたし。ここ最近のプレーの印象は全くないけど、実際どうなんだろ。鹿島では補欠だし。そもそもそういう選手を呼ぶほうがおかしい気がするが。しかし、ヨーロッパでタイトなフィジカル勝負を学び、持ち前の知性に磨きをかけて帰ってきたと信じたい。ただ、単純に今ではすべての面で阿部のほうが上の気がしないでもない。
■高木和道(清水)
初ではないけれど、紹介しそびれてた気がするんで。清水の誇るツインハンマーの一角。去年の空中戦勝率は65.8%と、とにかく空中戦は強い。青山と二人で自陣ヘッドクリアランキングをワンツーフィニッシュ。なにそのランキング。ただ、足元はしおしおのぱあで、足もそれほど速くない、っつうか遅い。クラシカルCB。まあ、トゥーリオのバックアップに、と思った寺田がさらに怪我に泣いているので、その代わりかな。岡ちゃん、好きねえ、こういうタイプ。
■阿部翔平(名古屋)
インテリサイドバック。足元に柔軟性があり、名古屋の組み立てにおいて非常に重要な役割を果たす、Jでは異色なサイドバック。タイプとして似ているのはニクラス・イェンセン、って誰もそんな奴知らん。ともかく、攻撃に特徴がある彼だが、守備も悪くない。さすがに3バックの一角をやらせるのは無謀な気がしないでもないが、171センチの身長の割には競り合いも意外に強い。スピードはあんまりない。ただ、超レアものの左利き。クロスもうまいし、中々面白い選手だと思う。しかし、チームに合うかというと非常に疑問。岡田さんの日本代表ではサイドバックに膨大な運動量とスピードが必要となるが、彼はフィットするのか?答えはノン。監督代わるのを待ちましょう。
■村井慎二(磐田)
足折られて以来、超久々選出の村井くん。磐田では千葉での全盛期に近いキレキレな動きを披露。完全復活の状態での選出も納得。サイドバックで突破できる、数少ない人材。安田の守備は論外なので、岡ちゃんにはサイドバックとしては扱われていない。よって、長友との争いになる。ただ、あのサイドバック酷使戦術を耐えられるのか。突破に行く頃にはへろへろ、という気がしないでもない。この人も左利き。そんなに右利きの左サイドバック嫌いか。
■青木剛(鹿島)
一番びっくりしたが、一番妥当な選出かもしれない。アテネ五輪予選では主力として扱われながら、最終的にはメンバー落ちして、惨劇を味わうことすらできなかった。きっと人間力で劣ってたんだと思うが、アメリカだったら訴訟ものの使い捨て。ただ、その後鹿島ジーコスクールで臥薪嘗胆の日々を送り、見事晴れの舞台に返り咲いた。以前より対人守備には優れていたが、中盤の底でやることで徐々にバランス意識も芽生えてきた。また、以前は恐ろしく狭い角度しか視野がなかったが、中盤で360度を要求されることで、広いとは言わないまでもそれなりの視野を確保。自慢のロングフィードも生きるようになってきた。おそらく中盤の猟犬枠だろうが、啓太、今野にはない高さも持っている。このまま代表に定着する可能性もある。ただ、顔はゴリラに似ている。
■小川佳純(名古屋)
サプライズ名古屋の立役者の一人。スピードも特にないし、ドリブルがうまいわけでもない。キャノンシュートがあるわけでもない。取り立てて何かが優れているわけではないのだが、彼がいないと名古屋の攻撃はボンボヤージ。特徴は判断の早さとオフザボールの動きか。するすると抜けてきてゴール前のシュートチャンスに絡むことができる。羽生ほど神出鬼没なわけではないが、彼よりも足元があり、なおかつ体がでかい。細いけど。課題がシュートを決めることなのは、羽生とも一緒。今のこねこねドリブラーオリエンテッドな前線にこういうタイプを一人置くのもいいんじゃないかしら。たぶん使われないけど。
■工藤浩平(千葉)
姉崎のマラドーナがついに代表初選出。チーム状態はべろんべろんだが、それでも奮闘する彼の姿が目に止まったのか。マラドーナと言われてはいるが、特徴はやはりパス。一試合に一本ははっとするような美しいパスを出す。また、以前は典型的なテクニシャンだったが、最近は膨大な運動量を見せ、前線への飛び出しやディフェンスでファイトもできるようになった。このまま代表に定着するのは難しいだろうが、代表ソープで一っ風呂浴びて、変われるか。残念ながら、顔は次長課長の次長か課長のほうに似てる。
■金崎夢生(大分)
大分のムーたんが初選出。五輪代表にはすっかり無視されてしまったが、まあいいんじゃねえの。ボランチが本職だが、今季は梅ちゃんが抜けたために、トップ下にコンバート。その攻撃性能をいかんなく発揮している。アイデアが豊富でやんちゃ心溢れる中にも実効性があり、まったりとしていてそれでいてしつこくないしゃっきりぽん。何を言ってるか自分でわからないが、ともかく若くて才能があるのだよ。あと、ボランチやってたから守備もそこそこできる。それと、体が割とでかいのはこの手のタイプには珍しい。ともかく、将来のための投資。柏木と切磋琢磨してください。
■大黒将志(東京V)
なんとたった二試合で代表。いいのか、そんなんで。二年間のトリノ旅行を経て、元祖得点ジャンキーが戻ってきた。見てないからどうなってるかはわからんが、まあ、成長はしてないと思う。ただ、オフザボールで最高質の動きをすることができるのはいまだに彼だけ。いいか、大久保、オフザボールってDFラインの後ろにまっすぐ走るだけじゃないんだぞ。その高質な受けの動きで、勝負はPA内。まだ錆付いていなければ、確実に武器になる。ただ、特異な選手であることは間違いがないので、使いこなせるかどうか。顔は俺の従兄に似てる。
とまあ、こんな感じです。あんまり意図も脈絡も感じない選手選考なんだけど、まあ、キャンプだしいっか。夏のフェスタ。というか、柏木にせよ、金崎にせよ、五輪年代が選ばれてるのが気になる!という人もいるだろうけど、まあチームコンセプトが違うし、枠もあるし、しょうがないんじゃね。ていうか、A代表と各年代でコンセプトが違うこと自体が問題だとは思うけど。まあ、そこらへんの細かいところについては流していこうぜ!五輪代表にOAがいないとか、横浜FM絶賛逆噴射中とか、大雑把にいかないとめまいがしてくるしね!
J1第16節 鹿島-FC東京 「今の王者」
久々のJ1レビューです。両チーム、日曜のクソ暑い中ご苦労さん。
■鹿島4-1FC東京
■短評
湿度88%という凄まじい状態で、カシマスタジアムは霧の中。どこのサンシーロだ。鹿島はほぼ不動のメンバー。キーパーがアゴ、DFが右から内田、岩政、大岩、新井場、MFの底に青木と小笠原、前に野沢と本やん、トップがマルキーニョス&田代。対するFC東京はGKに塩田、百姓がいないDFラインは、右にルーキーの椋原(むくはら、と読むそうです)、中央に茂庭と佐原、左に徳永、ボランチに梶山&今野その前にエメルソン、羽生の機動兵器、1トップにはカボレでその下には僕190の平山相太くん。
ていうか、よく見えねえ(笑)。こんな霧の中で試合が出来るもんなのか。ともかく、試合自体は攻守の切り替えが早く、面白い展開。前半の主導権はどちらかと言えば鹿島か。FC東京は、羽生&エメルソンという走れる選手が加入したこともあり、昨シーズンとは生まれ変わったかのように早いプレッシングをかける。おー、おー、平山までプレッシングが早くなってる。しかし、鹿島の技術力のある中盤から前の選手は、二人、三人とくるプレッシングを掻い潜って、ボールを前に運んでいく。東京の戻りが早いので決定的なチャンスには至らなかったが、そこから高い位置を取る両サイドバックが絡んで危険な香りを漂わせていた。後はフィニッシュか。ただ、FC東京も悪くはない。ボール狩りが成功したときには平山が起点になってボールを捌き、羽生、エメルソンの上がりや両サイドバックの飛び出しから少ないチャンスを作っていた。やっぱねえ、平山は前向かせてなんぼだよね。ただ、鹿島の中央も固く、得点には至らない。スコアレスのまま、後半に。さて、振り回されたFCが耐えられるか、それとも一刺し出来るか。
FC東京は後半からむっくんが下がって、百姓がin。サイドを蹂躙されたわけではないが、まあ新井場との戦いは後手後手だったんで、しょうがないか。デビュー戦にしてはよかったんじゃないでしょうか。さて、後半。ペースはやはり鹿島。ある程度のポゼッションはFC東京にさせていたが、縦への鋭い攻撃でたびたびゴールを脅かす。怖いね、マルキーニョスは。しかし、今日は塩田が当たってる。この人は当たってるところしか見たことがない。これはやっばいなあ、と思っているところで、スロイーインから徳永が入れたボールをカボレが落とし、平山がシュート。これはアゴが止めるが、こぼれ球を平山が拾って体を張って、カボレにパス。それをカボレがしぶとく押し込んで、FC東京が先制。わかんねえなあ、サッカーは。鹿島は慌てて田代と野沢を下げ、ダニーロ氏と興梠を投入。さあ、面白くなってきたぞ!というところで、PA内で興梠が受けたボールをヒールで流し、マルキーニョスが押し込んで、同点。この間、わずか3分。なんなんだ。そこからは完全に殴り合い。広がった中盤を機動力のあるMFががんがん押し上げて、ほとんどがゴール前の場面ばかり。もうちょっと考えてゲームやれ、と思うが、このコンディションじゃどうしようもないか。どちらに点が入ってもおかしくない展開ではあったが、そこはさすがに地力のある鹿島。サイドからの30分にサイドからのグラウンダーのクロスを本やんが押し込んで、鹿島が逆転。FC東京は赤嶺、大竹を投入するも及ばず、鹿島は中田浩二を投入し、最後に興梠、ダニーロがダメ押し。4-1で試合終了。ていうか、霧どうにかしろ、最後の方ほとんど見えねえ(笑)。
FC東京はよくやっている。内容もあるし、志がある。ただ、そろそろ息切れか。プレスを掻い潜られると、途端に苦しくなる。そして、少ないチャンスを決められるタレントがいない。手数で勝負のチームが手数を出せないと、こうなります、という試合か。この試合のように中盤を支配されてもゲームを作ることができるのは明るい展望だが、正直に言うと塩田のビッグセーブに助けられた面は多い。こういう試合をすることは城福氏も本意ではあるまい。ただ、これからのチーム。平山、梶山、長友、赤嶺など、若い選手が多い。鹿島はおそらく今が全盛期。FC東京の上昇曲線と鹿島の下降線がいつ交差するのか。まあ、城福さんがそれまでいるとは限らないけどね(笑)。うまくいってない某代表とかに引っ張られそうだし。
鹿島はまあ、磐石。中盤の技術で圧倒し、前線の動きもいい。DFも安定感がある。ただ、上でも書いたが、おそらく今がピークに近いだろう。年齢的にもそういう選手がそろっている。小笠原、本山、新井場などの年齢が上がるにつれて、チームは中々うまく回らなくなってくるだろう。そこをどう回転させるか。世代交代はうまいほうだが、今回はどうやっていくのか。今ではなく、次のサイクルをどうやって回していくかはフロントの手腕が問われるだろう。まあ、でも今年は優勝に一番近い。ただ、中盤優位に立っている前提でのこの戦術が、あんまり代表向きではないことは確か。そりゃ代表に鹿島の選手は選びにくいわなあ。
■picture of player 平山相太
五輪代表から完全に落とされ、失意のどん底から復活。1トップ下という難しいポジションを、抜群のキープ力と意外なパスセンスでチームの原動力となっていた。サポートしている羽生&エメルソンの機動力が大きいこともでかいが、彼自身の努力もあって運動量が出てきたこともやはり大きい。プレーがうまくいってることもあって、シュートの積極性も出てきた。やっぱねー、ポストプレーヤーじゃないんだよなあ。のたのた加減がいい味に見えてくるから、不思議。なんか五輪代表落ちて、精神的にも重荷がとれたのかなあ。ともかく、俺たちが君に見た夢はこんなもんじゃない。まだまだ、もっともっと。
■鹿島4-1FC東京
■短評
湿度88%という凄まじい状態で、カシマスタジアムは霧の中。どこのサンシーロだ。鹿島はほぼ不動のメンバー。キーパーがアゴ、DFが右から内田、岩政、大岩、新井場、MFの底に青木と小笠原、前に野沢と本やん、トップがマルキーニョス&田代。対するFC東京はGKに塩田、百姓がいないDFラインは、右にルーキーの椋原(むくはら、と読むそうです)、中央に茂庭と佐原、左に徳永、ボランチに梶山&今野その前にエメルソン、羽生の機動兵器、1トップにはカボレでその下には僕190の平山相太くん。
ていうか、よく見えねえ(笑)。こんな霧の中で試合が出来るもんなのか。ともかく、試合自体は攻守の切り替えが早く、面白い展開。前半の主導権はどちらかと言えば鹿島か。FC東京は、羽生&エメルソンという走れる選手が加入したこともあり、昨シーズンとは生まれ変わったかのように早いプレッシングをかける。おー、おー、平山までプレッシングが早くなってる。しかし、鹿島の技術力のある中盤から前の選手は、二人、三人とくるプレッシングを掻い潜って、ボールを前に運んでいく。東京の戻りが早いので決定的なチャンスには至らなかったが、そこから高い位置を取る両サイドバックが絡んで危険な香りを漂わせていた。後はフィニッシュか。ただ、FC東京も悪くはない。ボール狩りが成功したときには平山が起点になってボールを捌き、羽生、エメルソンの上がりや両サイドバックの飛び出しから少ないチャンスを作っていた。やっぱねえ、平山は前向かせてなんぼだよね。ただ、鹿島の中央も固く、得点には至らない。スコアレスのまま、後半に。さて、振り回されたFCが耐えられるか、それとも一刺し出来るか。
FC東京は後半からむっくんが下がって、百姓がin。サイドを蹂躙されたわけではないが、まあ新井場との戦いは後手後手だったんで、しょうがないか。デビュー戦にしてはよかったんじゃないでしょうか。さて、後半。ペースはやはり鹿島。ある程度のポゼッションはFC東京にさせていたが、縦への鋭い攻撃でたびたびゴールを脅かす。怖いね、マルキーニョスは。しかし、今日は塩田が当たってる。この人は当たってるところしか見たことがない。これはやっばいなあ、と思っているところで、スロイーインから徳永が入れたボールをカボレが落とし、平山がシュート。これはアゴが止めるが、こぼれ球を平山が拾って体を張って、カボレにパス。それをカボレがしぶとく押し込んで、FC東京が先制。わかんねえなあ、サッカーは。鹿島は慌てて田代と野沢を下げ、ダニーロ氏と興梠を投入。さあ、面白くなってきたぞ!というところで、PA内で興梠が受けたボールをヒールで流し、マルキーニョスが押し込んで、同点。この間、わずか3分。なんなんだ。そこからは完全に殴り合い。広がった中盤を機動力のあるMFががんがん押し上げて、ほとんどがゴール前の場面ばかり。もうちょっと考えてゲームやれ、と思うが、このコンディションじゃどうしようもないか。どちらに点が入ってもおかしくない展開ではあったが、そこはさすがに地力のある鹿島。サイドからの30分にサイドからのグラウンダーのクロスを本やんが押し込んで、鹿島が逆転。FC東京は赤嶺、大竹を投入するも及ばず、鹿島は中田浩二を投入し、最後に興梠、ダニーロがダメ押し。4-1で試合終了。ていうか、霧どうにかしろ、最後の方ほとんど見えねえ(笑)。
FC東京はよくやっている。内容もあるし、志がある。ただ、そろそろ息切れか。プレスを掻い潜られると、途端に苦しくなる。そして、少ないチャンスを決められるタレントがいない。手数で勝負のチームが手数を出せないと、こうなります、という試合か。この試合のように中盤を支配されてもゲームを作ることができるのは明るい展望だが、正直に言うと塩田のビッグセーブに助けられた面は多い。こういう試合をすることは城福氏も本意ではあるまい。ただ、これからのチーム。平山、梶山、長友、赤嶺など、若い選手が多い。鹿島はおそらく今が全盛期。FC東京の上昇曲線と鹿島の下降線がいつ交差するのか。まあ、城福さんがそれまでいるとは限らないけどね(笑)。うまくいってない某代表とかに引っ張られそうだし。
鹿島はまあ、磐石。中盤の技術で圧倒し、前線の動きもいい。DFも安定感がある。ただ、上でも書いたが、おそらく今がピークに近いだろう。年齢的にもそういう選手がそろっている。小笠原、本山、新井場などの年齢が上がるにつれて、チームは中々うまく回らなくなってくるだろう。そこをどう回転させるか。世代交代はうまいほうだが、今回はどうやっていくのか。今ではなく、次のサイクルをどうやって回していくかはフロントの手腕が問われるだろう。まあ、でも今年は優勝に一番近い。ただ、中盤優位に立っている前提でのこの戦術が、あんまり代表向きではないことは確か。そりゃ代表に鹿島の選手は選びにくいわなあ。
■picture of player 平山相太
五輪代表から完全に落とされ、失意のどん底から復活。1トップ下という難しいポジションを、抜群のキープ力と意外なパスセンスでチームの原動力となっていた。サポートしている羽生&エメルソンの機動力が大きいこともでかいが、彼自身の努力もあって運動量が出てきたこともやはり大きい。プレーがうまくいってることもあって、シュートの積極性も出てきた。やっぱねー、ポストプレーヤーじゃないんだよなあ。のたのた加減がいい味に見えてくるから、不思議。なんか五輪代表落ちて、精神的にも重荷がとれたのかなあ。ともかく、俺たちが君に見た夢はこんなもんじゃない。まだまだ、もっともっと。
ある若いDFの決断
京都、水本の加入を発表=Jリーグ
えー、遂に決まってしまいました、水本君。千葉→G大阪→京都という見事な移籍金ロンダリング。育ての親である千葉から出奔し、シジクレイが抜けてレギュラー確実!と思われたG大阪では中澤別人にあっさりとポジションを奪われ、オリンピックまでに試合勘欲しい!ということでの掟破りのシーズン2回移籍。あと一回でハットトリックだねってやかましいわ!
さて、この義理人情も全くない、とりあえずのご都合主義的移籍に関しては、当然のごとく非難轟々。高い移籍金を積んで獲得したG大阪の方々はもちろんのこと、「ACLに出て成長してくれ!」と泣く泣く送り出した千葉の方々も釈然としない思い。G大阪からは負け犬呼ばわりされ、千葉からは裏切り者扱い。まあ、それもそうだよね。お世話になったところに後ろ足で砂を引っ掛けるような行為だから。
ただ、そんなに責めるようなことかいな、と思う。確かに、在籍3ヶ月での移籍は早い。もう少し踏ん張ってもよかったかもしれない。責める人の気持ちもわからないではない。ただ、現状でのG大阪でのCBのレギュラーは中澤別人と山口だ。ほとんどの試合では彼らがファーストチョイスで、水本の出場試合はたった6試合。しかも先発はそのうち最初の2試合だけ。次のチャンスはいつ来るかわからない。
また、オリンピックがある。世界的に見ればオリンピックは端役も端役だが、日本ではそうじゃない。マスコミの煽りとサッカー協会の力の入れようからもわかるとおり、一つのイベントとして確立されている。選手もここで活躍することが、A代表や海外への近道だと思っている(本当かどうかは別として)。まあ、若い選手がそういうふうに考えるのは当然だよね。だって、そういう風に煽ってるんだもん。で、試合に出られないことで、その若い選手が大会にベストコンディションで臨むことができない。しかも、その選手はオリンピック代表の監督から信頼され、大会でキャプテンマークを巻かなくてはいけない・・・。そりゃあ、焦るだろう。枕に顔を埋めて、ぬわーとか言いながら足をばたばたさせるくらい焦る。そして、彼は眠れない夜に考える。自分に残された選択肢の中で、もっとも試合に出る可能性が高い方法はなにか、と。おのずと答えは出てくるだろう。
おそらく、どれくらい非難されるかわかっていてやったはずだ。水本は常識のない若者ではないし、頭の足りない人間でもない。だから、今回の移籍でどれほどのものを自分が背負うのか、わからないわけがない。ていうか、わかれ。わかっててくれ。でも、それでいて、なおのこと試合への出場機会を求めた。そういうことでいいんじゃないかな。非難だとか、落ちたイメージは結局自分で背負うしかないんだし。要は結果だよ。北京でマカーイを完封すりゃ、そんな悪評も吹っ飛んじまう。今回のドタバタも美談にさえなるかもしれない。重要なのは、水本は自分を追い込んだってこと。たとえばオリンピックで無様なプレーをしても、「出場機会があんまりなかったから、すんません」っていう言い訳はできる。でも、水本はそれを拒否した。アスリートとして、そこは賞賛できると思う。それは中々出来ることじゃないし、俺はポジティブに捉えてるよ。
あと、ちょっと気になったのは、今度の件で水本を叩いてる人たち。もちろん、叩かれてしかるべきことをしたと思うし、その非難は水本も承知の上だと思う。ただ、義理とか人情とかそういう観点からの非難は、ちょっと違うでしょ。そういうことじゃないと思うんだよな。彼らの思考方法ってそうじゃないよ。彼らは一般人からしたら頭おかしいんだよ。試合に出て、相手を叩き潰すことが彼らの第一目標。試合に出れないってことは、死んだも同然なんだよ。そこをわからないで「耐える根性がない~」とか「代理人に踊らされて~」とか、そういう批判ってすごくナンセンスだな、と思う。以上、歌丸でした。
Jリーグ1部(J1)の京都は22日、京都府城陽市内のクラブハウスで、G大阪からDF水本裕貴(22)の移籍加入を発表した。
えー、遂に決まってしまいました、水本君。千葉→G大阪→京都という見事な移籍金ロンダリング。育ての親である千葉から出奔し、シジクレイが抜けてレギュラー確実!と思われたG大阪では中澤別人にあっさりとポジションを奪われ、オリンピックまでに試合勘欲しい!ということでの掟破りのシーズン2回移籍。あと一回でハットトリックだねってやかましいわ!
さて、この義理人情も全くない、とりあえずのご都合主義的移籍に関しては、当然のごとく非難轟々。高い移籍金を積んで獲得したG大阪の方々はもちろんのこと、「ACLに出て成長してくれ!」と泣く泣く送り出した千葉の方々も釈然としない思い。G大阪からは負け犬呼ばわりされ、千葉からは裏切り者扱い。まあ、それもそうだよね。お世話になったところに後ろ足で砂を引っ掛けるような行為だから。
ただ、そんなに責めるようなことかいな、と思う。確かに、在籍3ヶ月での移籍は早い。もう少し踏ん張ってもよかったかもしれない。責める人の気持ちもわからないではない。ただ、現状でのG大阪でのCBのレギュラーは中澤別人と山口だ。ほとんどの試合では彼らがファーストチョイスで、水本の出場試合はたった6試合。しかも先発はそのうち最初の2試合だけ。次のチャンスはいつ来るかわからない。
また、オリンピックがある。世界的に見ればオリンピックは端役も端役だが、日本ではそうじゃない。マスコミの煽りとサッカー協会の力の入れようからもわかるとおり、一つのイベントとして確立されている。選手もここで活躍することが、A代表や海外への近道だと思っている(本当かどうかは別として)。まあ、若い選手がそういうふうに考えるのは当然だよね。だって、そういう風に煽ってるんだもん。で、試合に出られないことで、その若い選手が大会にベストコンディションで臨むことができない。しかも、その選手はオリンピック代表の監督から信頼され、大会でキャプテンマークを巻かなくてはいけない・・・。そりゃあ、焦るだろう。枕に顔を埋めて、ぬわーとか言いながら足をばたばたさせるくらい焦る。そして、彼は眠れない夜に考える。自分に残された選択肢の中で、もっとも試合に出る可能性が高い方法はなにか、と。おのずと答えは出てくるだろう。
おそらく、どれくらい非難されるかわかっていてやったはずだ。水本は常識のない若者ではないし、頭の足りない人間でもない。だから、今回の移籍でどれほどのものを自分が背負うのか、わからないわけがない。ていうか、わかれ。わかっててくれ。でも、それでいて、なおのこと試合への出場機会を求めた。そういうことでいいんじゃないかな。非難だとか、落ちたイメージは結局自分で背負うしかないんだし。要は結果だよ。北京でマカーイを完封すりゃ、そんな悪評も吹っ飛んじまう。今回のドタバタも美談にさえなるかもしれない。重要なのは、水本は自分を追い込んだってこと。たとえばオリンピックで無様なプレーをしても、「出場機会があんまりなかったから、すんません」っていう言い訳はできる。でも、水本はそれを拒否した。アスリートとして、そこは賞賛できると思う。それは中々出来ることじゃないし、俺はポジティブに捉えてるよ。
あと、ちょっと気になったのは、今度の件で水本を叩いてる人たち。もちろん、叩かれてしかるべきことをしたと思うし、その非難は水本も承知の上だと思う。ただ、義理とか人情とかそういう観点からの非難は、ちょっと違うでしょ。そういうことじゃないと思うんだよな。彼らの思考方法ってそうじゃないよ。彼らは一般人からしたら頭おかしいんだよ。試合に出て、相手を叩き潰すことが彼らの第一目標。試合に出れないってことは、死んだも同然なんだよ。そこをわからないで「耐える根性がない~」とか「代理人に踊らされて~」とか、そういう批判ってすごくナンセンスだな、と思う。以上、歌丸でした。