美しい人
- 美しい人 デラックス版/洋画
- ¥3,551
DVDで、「美しい人」(原題 nine lives)を観ました。
予備知識もなく、たまたま借りてきて観ただけですけど、すごく良かったです。9つの短いストーリーを集めたオムニバス。短編小説を読んでいるような感じか、ふっと他の人の人生を覗いてしまったような感じで、短いなかにぎゅっとその人の人生の問題や価値観や生き方が詰まっていました。そのどれもに共感できるところがあって、深かった。さらっと始まって終わってしまうにも関わらず。
一緒に観ていたパートナーはつまらなかったみたいです。眠そうにしていました。私はすごく気に入ってもパートナーは「よくわからない」という映画はけっこうあるかもしれません(^^)。ひとそれぞれ、面白いと思うポイントは違うのですね。。
映画の中に何を観たいのか、と考えると、やっぱり人生なのかな、と思います。派手な展開や、映画としての凝った造り込みには私はあんまり興味がなくて、あたりまえの日常の続きのような、自分とあまり変わらないような人の淡々とした暮らしを観たいと思います。
もっと若いころは、ファッションだったり、絵としてきれいなカットを、映画の中に一所懸命探していたような気がします。もちろん、泣けることや笑えることなど日常よりもっと極端な形で経験できるのも映画であって、10代20代はそれしかわからなかったということもあるかもしれません。
みじめさや悲しみや、苦しみや怒り。そういうことを知った今は、映画の中に表現されているそういう感情が痛いほど伝わってきます。・・というわけで私にとってはすごくいい映画でした。(それにしてもこの女優さんたち、演技がすごく上手で脱帽です。)


