復活デザイナー日記! -36ページ目

文字校正

今日もくたくた。細かい字の文章でぎっしりの印刷物。文字校正はすごく大変です。でもちょっと間違い探しのようで、やりはじめるとかなり細かいところまで確認しないと気がすみません。ひと文字だけ、なぜかフォントが違うとか、ほんのすこーし線がとぎれているとか、そういうのを目を皿のようにして見つける作業なんですねー。完璧に見えるものでも、探せばなにかしら出てきたりして、そういうのはスキを突くようであんまりいい趣味ではないけれど、欠かせない大事な作業です。


自分がレイアウトして人に見てもらっても、もちろん出てきます。かなり。違う人の目で見るのって大事です。私が気をつけなければ駄目だなと思うのは、プレゼンの段階では、わりとざっくりと作ってしまうこと。だからいっそう意識して細かいところまで詰めているつもり・・でもやっぱりぽろぽろ修正点が見つかります。この辺の感覚が古いんだなと思います。


ケント紙で作った版下にトンボを引いて写植を貼り付けていた時代には、プレゼンは大まかなイメージでよかったのです。本当に細かいところは写植を発注する段階になって初めて出てくる感じ。あとは、版下の上で細かく切り貼りしたり、線をロットリングで書いたり、上にトレーシングペーパーをかけて、色鉛筆と色ペンで細かく指示を入れる。それだって、今ほど細かくなかったように思います。


今は、プレゼンの段階で、ほぼ完成品です。OKをもらったら、すぐに面付けをして、CTPの版を作って印刷です。オンデマンドなら、データさえあればその場です。だから、最初から完璧にできていないとだめなんですね。


でも、ひとつの印刷物に一ヶ月とかかけて、あーでもない、こーでもない、とやり取りしていた時代がすこし懐かしい気もします。ぼんやりとした中から、立ち上がってくる感じ。クライアントさんも、ラフデザインに隙があるからこそ、いろいろ感じるところを言ってくださる。そういうのって今のシステムのなかでは、なかなか味わえないです。

チラシ作り

復活デザイナーの(自分だけ)起業!-yogaleaf


知り合いの方のヨガ教室のチラシを、楽しく作らせてもらいました。最初、声をかけてもらったとき、「イラストかけますか?」という内容だったので、うーん、どうだろう?と迷いつつ、でもともかくお話を伺うことにしました。聞くと、ママと子どもさんの絵を入れて手描きのような柔らかい雰囲気がいい、とのことで、それだったら出来るかも、と思ったのでした。


イラスト苦手意識はいつからかな。学生の頃はイラストが中心の作品をよく作っていたのを思い出します。人物を描くのは結構好きです。でも抽象的な雰囲気のお題だと、すごく難しくなります。


専業主婦時代も、知り合いのお知らせなどを作らせてもらうことが何度かあったのですが、お知らせものって写真を使うことはあまりないようです。だいたい、イラストをちょこっといれましょう、ということになる。でも、このちょこっとが曲者で、なかなかいい雰囲気にするのは大変だったりして。


昔、パン屋さんのチラシの仕事をしたことがあって、プレゼンのときに、「ここにパンの香りが漂ってきそうなおいしそうなイラストを入れて・・」とイメージを語ってしまったために、実際に、そういう雰囲気のあるクオリティの高い絵を入れるのにすごくすごく苦労したのを思い出します。


カットイラストを描いているイラストレーターさんの仕事ぶりを見ると、ほとんど漫画家?というぐらい自在に線が引けて自在にポーズが描ける。そしてしゃべりながらでも、こんな感じ?あんな感じ?と紙に書きながら、見せてくれる。これは、やっぱり専門職だなあと思います。デザイナーとイラストレーターは同じじゃないことは意外に知られていないようです。イラストレーターさんはすごいんです。


でもデザイナーもいろいろと培ってきた、育ててきた目があるんです。それはまたおいおい書いていきます。


ところで、ヨガ、やってみたらすごく気持ちよかったです。




ソフトのカスタマイズ

このところ、PhotoshopとIllustratorのカスタマイズに凝っています。前のパソコンが壊れてから、新たに使い始めたパソコンに入れたのはCS3だったのだけど、使うのもこわごわというか、とりあえず、あ、こんなこともできる、あんなこともできると確認しては新しい機能に小さく感動してました。


それが、2月にRed Spoonを(自分の中で)立ち上げてから、ロゴタイプの公募に出しまくったり、パートナーのカウンセリングルームのロゴや、案内はがき、看板、名刺を作ったり、会社に提案する(予定の)印刷媒体を使ったアイデアづくりだったりと、家でフルにCSを使うようになりました。


そうすると、だんだんこなれてきて、標準のものでは物足りなくなってきました。それで、スウォッチライブラリに入れるグラデーションや、フォトショの面白いブラシをフリーのサイトから、次々ダウンロード。なんだ、このごろよく見かける、こういう効果は、このブラシだったのか!なーんて発見が。


それにしても、みんなすごくソフトを使いこなしていて、おおおと驚くばかり。外国のHOW TOサイトなんて、職人技と思えるようなスゴ技が多くて。すぐにでも取り入れたいと思って、ちょこちょこ真似してみたり。


でもやっぱり、絵心かなと思う。

逆説的だけど、コンピューターグラフィックスで大事なのは絵心。もう十分「こなれた」道具となったソフトをつかって、その先の表現力・表現したいことが問われているのかなと思いました。