■カウンセラー生活12日目
静岡県のバラ園にて撮影🌹
花粉に悩まされる中、花を愛でるという😅
■薬で花粉症は治らない
花粉症をはじめとするアレルギーは、免疫が炎症を起こすことで痒みや鼻水などの粘液を分泌することがわかっています。
そして、花粉症の原因が小麦製品に含まれる、グルテンやレクチンであることを前回の記事にてご紹介しました!
■花粉症を引き起こすメカニズムとは↓
つまり、小麦製品の摂取を控えることで、花粉症の症状を改善することができるのですが・・・
「パンを食べない生活なんて考えられない!」と考え
「薬で直せば良い」となる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、今現在
花粉症を治す薬はありません!
「でも、花粉症の薬があるじゃないか!」
病院などで処方される花粉の薬はあくまで、症状を和らげるものであり花粉症を治すものではありません。
つまり根本治療ではなく、対処療法でしかないということです。
花粉症の症状がでなくなるまで、時期が来れば毎年のように薬を飲み続けなければなりません・・・
加えて、花粉症の薬「抗ヒスタミン薬」には多くのデメリットも存在します。
■花粉症の薬のデメリット
花粉症を引き起こしている炎症は、ヒスタミンと呼ばれる物質によって起こります。
つまり、このヒスタミンを落ち着かせれば花粉症の症状は出ないということです。
そしてそれを可能にしたのが「抗ヒスタミン薬」です。
この抗ヒスタミン薬を飲めば、鼻水も涙も目のかすみも全て防ぐことができます!
逆にいうと、鼻腔内と目の乾燥を引き起こすということです。
鼻水や涙などの粘液は、外からやってくるウイルスや細菌が体内に入り込まないように防ぐ役割があります。
しかし、抗ヒスタミン薬によって粘液が抑えられると感染症にかかるリスクが上がります!!
また、粘液は鼻水や涙に止まらず、消化器系、子宮など多くの場所でその役割を持ちます。
■消化器系では
特に腸に粘液は関わり、消化した食べ物を吸収する際に、異物と栄養素を隔てるために、粘液が活躍し細菌やウイルスの侵入を拒みます。
しかし、粘膜が弱まることで腸から感染するリスクを上げます‼️
■子宮であれば
粘液が不足することでうまく着床せず、不妊の原因になり兼ねません。
つまり、抗ヒスタミン薬によって、粘液が制限されてしまうと感染症リスクや不妊などの多くのデメリットが存在するということです。
では、花粉症の薬は飲まない方が良いのか?
もちろん、症状がひどく辛いと感じる場合には、抗ヒスタミン薬を服用することも必要でしょう。
しかし、自分が症状が軽いにも関わらず、処方されているから、花粉症だからと言って、服用を続けることは好ましくないと思われます。
ー参考書籍ー