■炎症から認知症になるまで
■炎症は
外からの脅威(細菌やウイルスなど)から体を守る,
人が本来持つ防御システムです。
しかし、そのシステムが慢性化すると体そのものを傷つけ始めます。そして炎症を鎮めるために「アミロイドβ」が作られ続け認知症に繋がります。
■炎症の原因
■炎症の主たる原因は”食事”にあります。
ではどのような食品が炎症を引き起こすのかご紹介しましょう。
■ホモシステインとは
「ナッツ・牛肉・卵・乳製品などに含まれる栄養素」です。このホモシステインの数値が高くなることで、体内で慢性的な炎症を引き起こし認知症原因の大きな一つとなっています。
では、卵や肉を食べないようにすればいいのか?というわけではありません。ホモシステインは体を作る上で必要な、アミノ酸などの材料となる重要な栄養素です。しかし、ホモシステインが有効な栄養になるにはあるものが必要です。
それはビタミンB6、B12、葉酸です!
・ビタミンB6は
・ビタミンB12は
・葉酸は
これらの栄養素は炎症の原因である「ホモシステイン」を無害な栄養に変える役割があります。つまり、認知症治療には、ホモシステインを有効な栄養素に変えるに十分な「ビタミンB6・B12・葉酸」を摂取する必要があるということです!
サプリメントでの摂取でも、補うことができますのでご活用ください!!
■ホモシステインの解説はこちら↓
■糖質とは
ホモシステインと並んで、今危険視されているのが「糖質」です。「糖質制限」という言葉が世間一般的に使われるようになり、糖質についても広く知られるようになりました。
しかし、糖質が炎症と関わりがあることはあまり知られていません。言わずもがな、私たち日本人の主食である「白米」も糖質を多く含む食事になりますが、お茶碗いっぱい分の白米にどれだけの糖質が入っているのかご存知でしょうか?
一杯150gとして、糖質が55g角砂糖14個分の糖質が含まれていますそして、私たち人類が1日に処理できる糖の量は15gと言われています。
では、処理しきれなかった糖はどどうなるのか?余った糖は中性脂肪として蓄えられ体重が増し、脳にダメージを与えるアディポカインを分泌します。
さらに糖質の摂取が進むと「糖尿病」の危険に晒され、慢性的な炎症を引き起こします!しかし、毎日のように白米を食べていても、体に何の不調もなかったと感じる人がほとんではないでしょうか?それは人間の体が、ある程度の無理を受け入れられるほど、丈夫だと言う考えもあります。
また、若い世代の方は、代謝がよく、摂取した分の糖質を消費することで、体脂肪が付きにくいとも考えられます。逆に言えば、歳を重ね、代謝が落ちてしまった状態で、若い頃と同じ食生活を続けていると、肥満・糖尿病ひいては、認知症になるリスクが跳ね上がると言うことです。
国民食である白米を食べるな!と言われると困惑されるでしょう。ですので、私が考えオススメするのが白米を食べる時間を決めることです。毎食のように白米を食べることは、やはり糖質の取り過ぎと言わざる終えません。
■日本人は糖質を摂りすぎ!!↓
しかし、1日のうちの一食として白米を食べる分には問題ないと考えています。朝昼晩のうち一つに、白米を食べる。それ以外では控えることを強くオススメします。