こんにちは、岡田歩です。（自己紹介はこちら）
自由へのエニアグラムでフォーカスを当てている
自我の仕組みを知ることが
どんな風にあなた自身の本質との出会いに関係しているのかを
ポイントごとに紹介しています。
各ポイントごとに
表層の性格と資質の一部、起きがちな悩みや現象、メカニズム
の3つについて解説しています。
エニアグラム/各ポイントが教えてくれること
最終回はポイント１です。
多くの人の中に
自分を責める自分っています。
だから、ポイント1の要素に
心当たりがある人が多いはず。
いい悪いはない
（人も自分も）ジャッジしたり責めたりするのはだめ
ダメな自分を受け入れよう
っていう概念に人気が出てきたら
（私もそれはぜんぜん悪くない方向性だとは思うんだけれど）
いい悪いじゃないんだけれど....
ジャッジしているわけじゃないんだけれど...
ポンコツな自分を愛す。。。
なんて”考える”ことが多くなってきたかもしれない。
自分も人も責めていないような気になっていても
もしかしたら
いい悪いやジャッジが自分の中にあるから
そうゆう言葉が頭の中に浮かぶのかもしれないよ。
自分をジャッジし、責めるエゴ（スーパーエゴ）は
エゴの基本性質で、多かれ少なかれ誰もが持っている。
それをないものにしないといけないとしたら
まさにスーパースーパーエゴ（誤字脱字じゃないです）のなせる業。
ジャッジする自分をジャッジする自分をジャッジする....（以下続く）
ポイント1がはまりがちな罠。
では、ポイント1に教えてもらいましょう！
ポイント1が教えてくれること
表層の性格と資質の一部
真面目で責任感が強くて、勤勉。
理想とすべき状態・状況
持つべき考え
すべき行動に関して
高い基準を持っています。
その基準については
疑いはまったくありません。
高い基準っていうか、
そんなの常識なんじゃないかしら？
常識レベルのことができていない人たちが
いたら、イラっとするけれど、
直接、怒りをあらわにすることはありません。
怒りは自制すべきものだから。
頑固だって言われることもあるけれど
自分の信念に従っているだけ。
自分の家族や仲間、社会、世界がよりよい状態になるように
貢献したいと素直に思うし、どうあるべきか、
どうすればいいのかも知っています。
当然、世の中は公平であるべきだし
それぞれ人に使命があって
それぞれがやるべきことを全うすれば
もっといい世界になる確信がある。
それをみんなにもわかってほしい。
だから助言するし、教えるし、励まします。
いつも自分自身を冷静に観察して
自分の感情には責任を持っています。
特に怒りは周りにネガティブな影響を与えるし
人にぶつけることはありません。
でも内緒だけれど、イライラすることは
しょっちゅうある。
起きがちな悩みや現象
私は責任を背負いすぎだし
自分に厳しすぎするから
もっと人生を楽しむべきだし
もうちょっと緩むべきなんだと思う。
そうしたら、イライラも治まるかもしれない。
そう思うんだけれど
楽しんだからって
やらないといけないことが減るわけじゃない。
思い切って休みをとっても
予定を入れてしまう。
だらだらするのは苦手で、
だらだらすると、結局、
自分を責めてしまうし。
だらだらではない、
適切で正しいのんびりの仕方をまず知る必要がある。
メカニズム
ポイント1は肉体グループの一つです。
肉体グループのエゴのマシンを動かす燃料は怒りです。
エゴのマシンを動かす燃料が「怒り」なのに
ポイント1が一番避けたいこと
つまもものすごくダメなものと信じていることが「怒り」です。
ポイント1は怒りを表現する代わりに
自分に向けます。
それが、内側に不満感やイライラを起こします。
不満やイライラは一種の怒りなんです。
いわばマイルドな怒り。
「痒み」と「痛み」はまったく違う感覚に感じられるけれど
実は「痒み」はマイルドな「痛み」です。
それと同じようなものが、不満感やイライラです。
怒りは、動物にとってごく自然なフィーリング。
どのフィーリングも、来てはさるもの。
バイブレーションが起こり、そして凪いでいきます。
それが自然な在り方です。
肉体グループの場合
怒りに注意が向きやすい
肉体と思考のお作り（遺伝的傾向）になっています。
ポイント1の場合
怒りが起きたときに
無意識のレベルでも、意識的にも強固に抑圧します。
それが、不満やイライラとなるのです。
怒りがちょっと漏れ出して、
苦々しい表情や皮肉にとして表に出てしまうこともあります。
どの人でも、自分（エゴ）をジャッジするエゴ
（自分を裁き、責めるエゴ）を持っています。
ただ、ポイント1のじぶんを裁き、せめるエゴは、
他のポイントと比べてはるかに強大な威力を持っています。
ものすごく厳しく見張り、裁き、責めます。
だから、「正しく」あらねばならないのです。
怒りは許されるものではありません
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それは↑
あなたの本性でもエッセンスでもありません。
本性にかぶせられた仮面（自動反応のメカニズム）です。
あなたの本来の輝きを遮るものです。
内なる裁判官に支配された人生は好きですか？
正しさに彩られた理想の実現のために重圧に耐え続けますか？
自分のこだわることに関して
理想の状態を手に入れるためにイライラしながら努力し続けますか？
それとも
意識の本質・究極の宇宙意識に飲み込まれ
あなた自身の純粋性に目覚めますか？
あなたの本質は
すべてをありのまま受け止める以外の選択肢を持っていません。
1のエゴが、どれだけ好き勝手に理想と正しさを掲げ
正しいことができていないと自分や他人を批判していようと
あなたの本質はただありのままに受け止めています。
エゴが理想とする完璧な状態というのは、どんなに素晴らしいものでも
どんなにもっともらしくても
それは、頭の中のイメージ・考え・概念でしかありません。
存在しないのです。
エゴが理想とする完璧な状態を追い求めている間は
目を瞑って夢をみているのと同じこと。
目を開けるのは、あなたにとっては正しさを手放すこと。
間違って心の中の裁判官に有罪判決を言い渡されることが
何よりも怖いあなたにとっては
簡単なことではないでしょう。
簡単ではないけれど、複雑なことではありません。
これまでどれだけ正しくあろうとしても
正しくありきれなかったけれど
あなたは今、ここにこうして存在しています。
あなたが求めている正しさは
あなたがいのちを輝かせることに関係はなかったのです。
さて
目を開けるタイミングは今ではありませんか？
一点の曇りのない純粋な存在の土台
という真の公平さが広がっていきますよ。
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エニアグラム/ポイント9が教えてくれること
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エニアグラム/ポイント8が教えてくれること
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エニアグラム/ポイント3が教えてくれること
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