こんにちは、岡田歩です。(自己紹介はこちら)
自由へのエニアグラムでフォーカスを当てている
自我の仕組みを知ることが
どんな風にあなた自身の本質との出会いに関係しているのかを
ポイントごとに紹介しています。
各ポイントごとに
表層の性格と資質の一部、起きがちな悩みや現象、メカニズム
の3つについて解説しています。
表層の性格と資質の一部と起きがちな悩みや現象は、
表層なので、同じポイントであってもかなりばらつきがあります。
同じポイントでもぜんぜん違うと思う内容もあります。
たとえば、今回のポイント5は、
人前にでることを避ける傾向がありますが
優れた俳優さんにポイント5が少なくありません。
俳優さんって人前にでる仕事なのに....
5には
自分を晒すのが危険だから隠れるというメカニズムがあるんですが
ポイント5の俳優さんは、
役柄の後ろに自分自身を見事に隠せるんです!
そんな風に、表側で見えていることはだいぶ違っても
その奥にあるのメカニズムは同じです。
自由へのエニアグラムが焦点を当てているのは
ここなんです。
というわけで
今回はポイント5
ポイント5が教えてくれること
表層の性格と資質の一部
人の意見にも、自分の感情にも流されず、知識と情報に基づいて
的確に判断します。
だから、クールに見えるかもしれないけれど
自分が好むもの、特に物事がどうなっているのかを調べているとき
人知れず内側でめっちゃ萌えてます。
コミュニケーションに苦手意識があるけれど、
別に人嫌いなわけではありません。
でも、自分自身のことを話すとか、世間話とか、まじ意味がわからない。
そうゆうの本当に嫌だから、一人時間が最高です。
一人だと好きなことに没頭できるし、
いろんなことを空想したり、考察したりとか
楽しくてしょうがない。
大きな声で自己主張したり、バリバリ行動することはないけれど
自分に自信がないとも限らない。
自分の意見ははっきりしているし、ブレないし、
自分で決めたことは、投げ出したりしない。
誰かに指図されるのは、本当に勘弁してほしいし
人に依存するなんて、私の世界にはありえない。
だから、やっぱり一人の方がいいんだよね。
集団の中で目立つタイプじゃないのには自覚があるよ。
そんなの興味ないし、
人の中にいるとエネルギーを消耗して疲れてしまう。
人は私に気づかないかもしれないけれど、私はみんなのこと
密かによーく観察してるけれどね。
起きがちな悩みや現象
他との関係を築くことが難しく感じることがよくあります。
自分の中に閉じこもりがちだったり
意見が違う人を受け入れられなかったり
物事の理解度が低すぎる人は相手にならなかったり
自分の個人的なことを話すのは嫌すぎる。
結果、言いたいことを我慢したり
気持ちを伝えられなくてもどかしい思いをしたり
一人が好きを超えて、
孤独の中でいろんな空想や妄想がグルグルしてしまうこともある。
メカニズム
ポイント5は思考グループの一つです。
思考グループのエゴのマシンを動かす燃料は恐れです。
5に特徴的な恐れは
外の世界によって自分が圧倒される恐怖
と
自分の内側にあるブラックホールに落ちる恐怖
です。
正しい情報と知識によって的確に判断できれば、
物事がどうなっているかわかれば、
外側に抵抗できるし、ブラックホールからも守られると思うのです。
人が自分のプライバシーに侵入してくるのも、とても怖いので
人よりも情報や知識、
あるいは自分にとって特別な意味を持つ”物”に
向き合っているほうが、安全で快適に感じられます。
また、人と向き合うとしても、
自分が知っていること(情報や知識)を親しい人に分かち合うことは
喜びになります。
情報や知識が緩衝材とした働いてくれるから、安全に感じられるのです。
ですが、そのやり方は、自分をどんどん思考の中に隔離していきます。
ポイント5は、外部からの侵入や意見の押し付けなど
不快なものを何とか避けようとします。
それよりも根深いところに、思考の中にある好ましい対象への執着がありますい。
空想や観念に執着しています。それが快楽を与えるのです。
空想や観念は、非現実です。
ここにはないものです。
非現実の中に自分を閉じ込めて
リアルな人間関係から滋養を受け取れなくなり
枯渇していきます。
枯渇すると、さらに空想や観念にしがみつき、
そしてまた孤独が深まるというスパイラルに入ります。
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それは↑
あなたの本性でもエッセンスでもありません。
本性にかぶせられた仮面(自動反応のメカニズム)です。
あなたの本来の輝きを遮るものです。
あなたは自立し、依存しないことを大切にしています。
人や物への執着はよしとしません。
ですが、自分の頭の中の空想と観念、つまり思考に執着しています。
そして、「私はわかっている」という感覚にも執着しています。
あなたが本当に欲しいものは何ですか?
安全ではなく
掛け値なしの喜びや充足はそこにありますか?
もし、本当に欲しいものが「空想と観念」が
与える喜びではないのであれば
「わかっている感」が
掛け値なしの喜びや充足をあなたに与えないのであれば
知識と情報に意識を向けるのではなく
ただ何も知らないままそこにいる
ことに自分を開いていくのはどうでしょう?
ただ何も知らないまま
世界をそのまま体験します。
それは、とても知性の高い意識状態なのです。
知識も情報も入っていない赤ちゃんが
どんな大人よりもすごいスピードで
あらゆることを自発的に教わらずとも学んでいるのは
何も知らないまま世界を体験する
というのが、いかに知性が高い状態であるかの証拠です。
もちろん、あなたがそれをできないわけはありません。
かつては、そうだったのですから。
ピュアなあなたは、いまでもここにいます。
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エニアグラム/ポイント3が教えてくれること
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