はなすの語源　（１）

ちょっと前の話になるんだけど、

６月２1日の夏至の日のセレモニーから、

翌日の鳥居ミコちゃんのグループ・コンサル、

そして、渡米の前の北海道帰省という流れの中でのこと...

夏至の日に「神の言葉を運ぶ」遠隔セレモニーを行ったときに、

私は「はなす」という言葉を受け取りました。

「話す」かと思ったけれど、「放す」なのかも...

それが少しずつ開示していくような現実を体験しました。

夏至のセレモニーの翌日はサロンをクローズした日。

そして、その翌日の６月２３日には、
鳥居ミコちゃんのグループ・コンサルに参加しました。

（7月23にも開催されますよ！個人事業主のためのグループ・コンサル）

横浜の軽やかの空気感の中、
絶え間なく笑いがあふれつつも、

インスピレーションにあふれたグループ・コンサルでした。

一緒にご参加の方も、存在感と感覚がユニークでお話しを聞いていて、

面白かったな！

その日のグループ・コンサルでは、
私は経済の土台を固めることをテーマにしたのね。

これ、売上げを上げるとは、まったく別の分野なんだよね。

自分が、どのようなものの考え方をするか、何に価値を置いているかを、

ここ２カ月ぐらい、じっくり検討してみたら、仕事にはそうとう価値を置き、

仕事をする＝サービスやものを売ったりすることには、

時間とエネルギーを費やして人生の中で優先させているんだけど、

経済の優先度は、あらゆるものの中で最下位に近かった。

あのね、ぶっちゃけますが、
女子起業系でよくいう、月商7桁。
私、ヒーリングだけを仕事にするようになって、最初っからそうです。

ヒーリングだけで生活するようになって、１０年ですが、

その途中、２年ほど落ち込んだときがあったけど、

だいたい横ばいです。

ヒーリングの仕事をする前と比べたら、

売上げは4～5倍です。

ぜんぜん悪くはないですよね。

もちろん、世界からみたら、

すっごいすっごいすごくはないけど、

以前の自分が今の自分の売り上げをみたら、

「スーパーすごい。うらやましい」と溜息をつくに違いない。

が、なんか、お金がぜんぜん残らない、

どころか、
遊ぶとか、緩むとかにまわるお金が、
まったく見当たらない！

そのうちに、と思い続けて、約10年。

おかしい？？？？

いや、そうでもないです。

どこに使っているかは知ってます。

ちょっと頭がどうかしているほど歯医者さんに散財しております。

あー、ちょっと経済が余裕だなと思うと、
体が変になったり、歯が壊れる。

っていうのは、さすがに気が付いています。

カウンセリングの基本は、丁寧な観察だと思っています。

もちろん、自分も観察します。

コンサルを受けるちょっと前に、

「お金に余裕がでたら、オカンを養わないといけない。

それは嫌だ！！！！。」

超絶お金に余裕があったら、、オカンを養いたいという気持ちの裏で、
私は、そんな風に思っているんだと気づいたの。

それが、お金に余裕ができると、

歯や体が壊れるパターンの一因なのだと思う。

そんな話をグループ・コンサルでしていると、

ミコ先生が、
私のエネルギーのつまりを感じて、
オカンに対しての、気持ちの滞りにフォーカスを当ててくれた。

こととき、私は、かなりなブロック発動して（笑）、

ミコちゃんがしてくれた質問への答えを

２、３度はぐらかすということを
やりましたよ（無意識にね）。

「はぐらかし」は、

しょっちゅう、私が数秘やセラピストの講座で、

カウセリングセッションあるあるとして、

対応策を伝えるヤツです（笑）

あ、これでも、「話題転換」というタイトルで、

対応策を含め詳しく説明しています（笑）。

そんな私に、

着実に、ブレから引き戻す方向で、

丁寧に説明してくれて、

「オカンに本当はしてほしかったことやなんかを伝える」

という提案をしてくれたんだわ。

ええ、提案やりますよ。

お金の悪循環に、途方もなく嫌気がさしていますから。

２０歳の頃に心理療法を学んでいたときに、
散々、母との関係、そして父との関係のことはテーマにして、

取り組んできました。

１０年ぐらい、ほぼ毎週ワークショップに通っていて、

そのほとんどが家族との関係性を見直す時間だったから。

で、もちろん、父や母に、それぞれ、気持ちを伝えたり、
本当は好きだったと、（死ぬほどやだったけど）伝えたりしました。

もちろん、その後は、私の人生はゲキテキに整ってきました。

あのね、ゲキテキに整う前はというと、

たとえばね、

２０歳のときに付き合っていた人は、

数年後に私がどっかでのたれ死んでいると思ってたぐらい、

なんか、めちゃめちゃだったのよ。

でも、そうした劇的な変化をしていたのは、２０年以上も前の話なんだなぁ。

私自身、もう一度、
母に対する私の気持ちを整理する必要がありそうだ、
と、うっすらと思っていたから、ミコ先生の提案は、

ほんとうにありがたいものでした。

とはいえ...

もう、ほんと、２０代の心理療法時代に、毎日毎日、

母との関係に向き合ってきたから、
また、それかと思うと、もはや、敗北感すら感じてしまう。

でも、もう本気なんで、もちろん、提案やりますよ。

そして、ちょうど、グループ・コンサルの翌日の２４日から、

私は北海道に帰省するという絶好のタイミング。

去年の秋に、階段を上がることができなくなって、

一人で生活するのが無理になって、
母はシニア・ホームに入りました。

そこが母のお家になってから、初めて会いに行きます。

去年よりは元気になってて、よかったなぁ。

前よりも歩けるのが、何よりもよかった。

歩けるから、お出かけしてみた。

こんなに楽しそうにしてるんだけど、
この日の終わりには、私の体調は最悪になってました。

やっぱり、エネルギーのつまりがあるんだろうなぁ...

別に、私とオカンは喧嘩しているわけでも、

仲が悪いわけでもないです。

２５歳ぐらいまでは、すごかったけどね。

楽しそうに見えて、

体調最悪な日の翌日、

ミッションに取りかかりましたよ。

ほんと、体がきつくて、やるしかないと思ったし。

子供の頃、本当はしてほしかったことを伝えました。

いざ、言おうとしてみると、言い出しにくかったな。

オカンは、小さなころからかなーりきついことの多い人生を送ってきて、

そして頑固クイーンな私も母につらい思いをさせてきたから、

これ以上辛い思いをさせてはいけないと、
気を使ってきたんだなぁと、そんなことを感じた。

伝えたことは、おもに、

私に注意を向けてほしかった、

話しを聞いてほしかった、

ということ。

今日、幼稚園や学校で何があったかとか、

一度も聞かれたことがない。

私がどう思うか、どうしたいか、どんな気持ちかを聞かれたこともない。

一人の気持ちのある存在として受け止めてほしかった。

母は、貧乏な炭鉱長屋の沢山兄弟姉妹の次女として生まれ、

ほんの小さいときに、父親と一番上の兄をなくした。

体が弱かったけれど、妹たちの面倒をみていた。

頭がよかったから、高校に行くことを、先生たちにはすすめられたそうだけど、

お金がないから、家族に遠慮して中卒で集団就職をした。

そんなオカン自身が、一人の気持ちある存在として、

受け止められて、気持ちを聞かれたりした経験がないから、

そうできなかっただけだということはわかってる。

今、思うと、だからこそ、この日、「一人の気持ちのある存在として受け止めてほしかった。ことを

伝えないといけなかったのだと思う。

オカンは静かに聞いていた。

そして、横に座っている私のほうは向かずに、

まっすぐに空を見つめて。

こうつぶやいた。

「もう取り返しがつかないし、お詫びをするしかないね。」

でもね、伝えても、エネルギーが循環しなかった。

普通に歩くのもしんどいぐらい体がきつくなってた。

何か、伝えきれていないものがある。

あれかな？
でも、あのことは心理療法の修行時代にすでに伝えた気がするんだけどなぁ。

お金のこととは直結しなさそうなんだけどなぁ。

＜その2に続く＞

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