また、訃報です。
日本を代表するギタリスト、松原正樹さんが、
2月8日未明に末期癌(十二指腸癌)のため、お亡くなりになりました。
これは奥様で、同じくセッションミュージシャン(キーボードプレイヤー)の南部昌江さんが、ご自身のFacebookページで明らかにしたものです。
享年61歳
早すぎる死でした。
南部昌江さんFacebookより(2016年2月10日17時21分投稿)。
『魂が宿っていた肉体にいよいよ限界が来てしまいました。
治療を続けてきましたが、末期癌の為2月8日未明、夫:松原正樹の魂は天に昇って行きました。
入院してからは、激痛緩和の麻薬鎮痛剤で意識朦朧状態が続きました。
そんな容態でも、夢の中でレコーディングをしている様子をずっと口にしていました。
普段から演奏やレコーディングに集中する性格が凄く出ていて、看ていて泣きながら感心していました…
生前のコロコロっとした体型、優しい笑顔、私の好きなハスキーヴォイス、ドラえもんの様な手で歌う様にギターを弾く松原の姿を記憶に留めていてください。
松原が魂を込めた演奏、追求し続けたサウンドの作品は沢山残っていますので、末長く愛聴して頂けたら、松原がこの世に生きた証しとして嬉しく思います。
本日、那須にて家族葬を済ませました。
お知らせできなかった事をどうかお許しください。
尚、後日東京でお別れ会を催したいと思っておりますので、企画整いましたら、オフィス・ロッキングチェアー山口より関係各位ご案内させて頂きます。
皆さまに温かく見守られ、沢山の励ましのメッセージを頂きました事を感謝いたします。
本当にありがとうございました。
2月10日 松原昌江 』
以上Facebookより。
松原正樹さんといえば、松田聖子さんのデビューアルバムでの素晴らしいプレイで一目を置かれたセッションギタリストです。
ギタリストでありながらアレンジャーでもある多才な方でした。
松任谷由実をはじめ、一時代を築いたアーティスト達を支えてきたミュージシャンでした。
また、自身のバンド、PARACHUTEでの活躍ではさらなるテクニシャンぶりを発揮。
2014年には松原正樹35周年記念ライブの模様がDVDとなり発売されました。
その中から、名曲“Across The Century”を。
奥様と共演しています。
https://youtu.be/tnNJR1jgWnM
まさに、ギターが歌っているといった感じです。
これが、彼のギターの持ち味ですね。
そして、松原さんのプレイが注目を受けた作品の代表作。
松田聖子さんの『スコール』(1980)から、
“SQUALL”
http://dai.ly/x5tpdg3
過去の私のブログ記事で取り上げた、故)松原みきの名盤アルバム『Pocket Park』にも松原正樹さんが参加しています。
→ http://ameblo.jp/recomania/entry-11938764364.html
松原さんのご冥福をお祈りいたします。
松原さん、最高の演奏を、ありがとう。
Rest In Peace MASAKI MATSUBARA
(June 27 1951 - February 8 2016)
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