お気に入りのイタリアンがある。
京都は鴨川沿いにある、イタリア割烹 SCORPIONE 吉右。
雰囲気といい、景色といい、最高で
お料理は どれも本当に美味しい。
以前、生徒さんたちと ここで食事会を開催した時に
「京都のランチでイタリアンなんて、思いつかなかった」と言われた。
せっかく京都に来たんだから、京都っぽいものを食べなきゃ！となるのは
確かにそうだよね。
この「せっかく来たんだから」という言葉は
意外と くせものだ。
昔の私は、出張の時に 予定を詰めたがった。
せっかくなのに 詰めなきゃ勿体無い。と 思っていた。
せっかくは、新たなせっかくを生む。
予定が思うようにいかないと、せっかく予定してたのに。となるし
家族で出かける時は、みんなが笑顔じゃないと、せっかく来たのに。とモヤモヤ。
ある時、
またいつでも来れる と思えば
完璧を求めないと 気づいた。
逆に 完璧にしないことが
また来れるようになるんだと気づいた。
お出かけに 完璧を求めなくなったことは
家族のイベントや 行事ごとにも いい影響をもたらした。
今年のひな祭りは、外でサクッとラーメンを食べた。
娘のリクエストでラーメン。父と母は美味しすぎて 替え玉をした。笑
本当の幸せは映えないものだ♡ あの日の高橋家は全く映えていないけれど
たくさん笑った。
昔の私なら ひなまつりと言われたら
「せっかく」だからと 張り切って
スーパーで イベント価格の 高い蛤を買い、
ちらし寿司か手巻き寿司か、考えすぎて疲れ、
ケーキも頼んだ方がいいのか？ どんなケーキにする？
うあー忙しい！！！
仕事もあるのに！そんなにやるの大変！！と
勝手に頑張って、勝手にイライラしていたと思う。
張り切った挙句、みんなにも 「感謝」を強要し 残したり食べなかったらマジギレだったはずだ。
仕事での地方出張も、去年 家族で行ったハワイも
また行くことが前提で １回目を楽しむ♪ ような気持ちで あえて 不完全を持ち帰っている。
そうすると、次に行く機会を早く引き寄せるような気がする。
前回のリサーチを活かして 楽しめるようになり、ドキドキから慣れていく過程もまた楽しい。
せっかく という言葉は、自分を頑張らせる言葉。
無理に言い聞かせて「貴重な機会」にして「完璧にこだわって」いるなら追い込みすぎ。
無理しなくても 十分楽しい旅行やイベントになる。
すると「また楽しむ日」までセットでついてくる。
見ていたら食べたくなったので 今度サクッと弾丸で行くと決意 
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愛弟子 ミリーが今日も 拗らせあるある をわかりやすく書いてくれています♡
