私はカレンダーをめくったときに、やっていたことがあります。
それはカレンダーの裏に、子供とのルールを書くことです。
ちなみに５月のカレンダーの裏には
（２０２１年の記事です）
・友達の家で遊ぶのは５時まで
・宿題を終わらせてからゲームをすること
・友達の家でゲームをしたら家ではやらない
みたいなことをデカデカと書いてました。
そして６月のカレンダーの裏には
先月守れなかったことを追加したり
話し合ってできる範囲で作り直そう。
と思っていました。
でもぼんやり考えていたら
それって本当に約束？ルールとは…？
という考えが思い浮かんできたのです。
タイトルに戻りますが
夫や子供が約束を守ってくれない！と、イライラしているそこの奥さん。
あなたにも心当たりありませんか？
夫とルールを決めたのに守ってくれない！
子供がハイ！と返事したのに守らない！
二人で決めた約束なのに破られた！
その度にイライラして、がっかりして
私ばっかり守ってるのにー！って腹を立ててはいませんか？
私、気付いてしまったんです。
ルールや約束だと思い込んでいたものは強要だったということに…
自分のこうしてほしい！を訴えて
それを約束だと思い込んでいるだけなのです。
約束ではなく押し付けてるだけ！
でも二人で決めたんです！
とか、守れないなら約束しないで欲しい！
という声が聞こえてきそうですね。
えぇ、私の心の声です。笑
ここで気付いてほしいのは
それだけ旦那さんやお子さんは優しいということ。
わかった。と言った気持ちは嘘じゃないんです。
あなたに喜んで欲しくて…
あなたをがっかりさせたくなくて…
とりあえず返事をしたとか
テキトーに考えていたとか
あなたを軽く見ていたわけではありません。
でもあなたの期待に応えようと
返事をした結果
→ハイ！わかった！と返事をする
→でもちょっと厳しいルールだった
→守れなかった
→あなたがっかり…イライラ
に、なっているだけなんです。
その度に相手に
またやってしまった…
自分はなんでダメなやつなんだ…
という想いを感じ続けさせている状態になります。
気持ちのいいことではないですよね。
まずは、優しい旦那さんとお子さんであったことを受け止めてください。
できないなら最初から約束するんじゃねーよ！
という気持ちは本当に！！わかりますが
そもそもお互い納得できていたのかを思い出してください。
その上で、どうしたらいいかというと…？
納得はいかないけど、旦那と子供が優しいことはわかりました。
というあなた！
一歩進みましたね、素晴らしい。
その上で、これからどうしたらいいかというと、
ルールや約束ではなく
あくまでもこちらのお願いだと思ってください。
私の例で言うと、子供に対して
・５時までに帰ってくること！
というルールをお願いに変えると
・５時までに帰ってきて欲しい！
に変えることができますね。
・平日のゲームは○時間！土日は○時間！
（新しい要望になってる！笑）
という約束事をお願いに変えると
・ゲームは平日は○時間で終わって欲しい。土日は○時間でやめてほしい。
に変わります。
そうなると、それを聞いてどうするかは完全に相手の意思に委ねられることになります。
そのときに、もし５時に帰ってきてくれたら嬉しい！
５時に帰ってこなくて困った…という気持ちが湧いてきたら
それをそのまま伝えればいいのです。
強要からお願いに変えるだけでかける言葉も変わりますよね。
５時までって約束したでしょ！
なんでルール守れないの？
もう遊ぶの禁止にするからね！
できないなら返事しないの！がっかりした！
こんな言葉を投げかけなくてよくなります。
これは旦那さんや、他の人にも使えますね。
自分も楽になると思います。
返事をしたから約束成立！ではなく
お願いだということを意識してみてください。
最後に大切なことを！
ここまで読んで、そうだなぁと感じた方も
しっくりこなかった方も
そうは言ってもと反発したい方も
さらに踏み込んだ話をします。
なぜ約束を破られることにイライラするかというところに目を向けますが
・約束は守るべきものだと思う
・約束を守らないと大切にしてもらってない気がする
・自分の思い通りにいかないと怒りが湧く
・相手をコントロールしないと気が済まない
・相手の期待に応えるべきだと思う
実はこのような想いが隠れていませんか？
この思い込みがあるからこそ
そうならない現実や相手にイライラしてしまうことになっているのです。
だからきっと、この思い込みがあることで
約束をお願いに変えたとしても
もしかしたらモヤモヤやイライラが消えないかもしれません。
今まで夫婦円満について学んだり
育児書を参考にしてもうまくいかなかったり
失敗を繰り返した原因はそこにあるのです。
その思い込みというのは
幼い頃に親との関係性で無意識に学び取ったものです。
・親の期待に応えなければならなかった
・親から約束という名の強要をされていた
・親ががっかりすることが怖かった
というものが主に挙げられると思います。
ここを解消しなければ
いくらテクニックを試しても、知識を得ても難しいのです。
なので！
まずは、旦那さんとお子さんが優しかったことを知る
約束という名の強要になっていなかったか考えてみる
約束を守ってもらえなくてどんな気持ちだったか気付く
次に、強要ではなくお願いに変えてみる
どんな気持ちになったか率直に伝える
を、試してみてください。
そして、どうなったか
どんな感情が湧いたのかを観察してみてください。
また、どんな思い込みが隠れていそうか考えてみてください。
ここまでやってみて気付いたことがあったら
ぜひメッセージいただけると嬉しいです。
我が家の６月のカレンダーの裏には
今年の夏休みにやりたいこと！
を書こうと思います。
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