モンスター妻の方は言語化せずとも、わかってほしい、察してほしい
と思っている特徴があります。
その気持ちをわかってもらえずに、愛されていないと拗ねたり、怒りが爆発するという仕組みです。
例えば旦那様に『ゴミ捨て』を頼んだとしますね。
玄関先にゴミをまとめて置いておいてお願い！と、比較的穏やかに頼めたとします。
で、また次のゴミの日にゴミをまとめておいたのに、捨ててくれなかったとします。
そこで強烈な怒りがわいたとしますよね。
まぁ以前の私であれば
「なんで捨ててくれないの？いちいち言わないとゴミも捨てれない使えない男なの？お前もゴミと一緒に捨てんぞ！」
と、言っていると思います。
引かないでくださいね。これがモンスター妻のリアルです…
でもこれは、言語化しているわけではないです。
感情をぶちまけることを言語化するとは言いませんよ。
自分の感じたことを言語化して、より伝わりやすくなる方法を今日はお伝えしたいと思います。
この時の、本当の問題はゴミを捨てなかったことではないのです。
というのも、怒りというのは二次感情と呼ばれています。
怒りの前に一次感情と呼ばれる怒りではない感情があったはずなのです。
ゴミを捨てなかった夫を見てあなたは本当はどう感じたのかが重要なポイントになってきます。
・何回も言ってるのに聞いてくれなくて悲しい
・私ばかりが頑張っているみたいで虚しい
・ゴミ捨てもしてくれないような夫でがっかり
・協力し合えない関係なのがショック
などといった、怒りに隠れた本当の気持ちを感じることをやってみてください。
本当の気持ちを感じることは、夫やセラピストが代わりにやることはできません。
あなたの感情はあなただけのものなので、一人一人感じ方が違います。
その時感じた気持ちを、主語を私にして伝えるのです。(ｉメッセージ)
怒って気持ちを伝えているときは主語があなたになっていませんか？(youメッセージ)
この場合、相手は責められていると感じたり、無意識に反発したりします。
主語を私にして気持ちを素直に伝えるとどうなるかというと
「前にゴミを捨ててと頼んだのに今回やってもらえなくて、(私は)大切にされてないと感じて悲しいな…」
「ゴミ捨てをやってもらえなくて、私だけが頑張ってるみたいで(私は)虚しいと感じたよ…」
「ゴミ捨てをしてもらえたら、助け合ってると思えて(私は)嬉しいな♡」
少しは受け入れやすくなってませんか？
こちらの言い方の方が、暴言に比べたら１００倍…いや、１０００倍マシだと思います！
ただ、言ったから聞いてもらえるというわけではありません。
相手の都合や、考えも受け入れましょうね。
でも、今まで怒りに任せてぶちまけたり、言語化してこなかった方達からしたら大きな一歩です！
難しいかもしれませんが、まずはどう感じたのかじっくり感じて
主語を私にして、本当の思いを伝えてみてください。
で、ゴミを捨てなかった原因も、何かは旦那様にしかわかりません。
・捨ててもいいのかわからなかったからあえて捨てなかったかもしれないし
・ゴミの日なのかわからなかったのかもしれないし
・急いでいてうっかり忘れたかもしれないし…
ゴミを捨てなかったことで、まさか妻の怒りが爆発したり
愛されていないと思うなんて想像もできないと思います。
なので、相手の考えや状況も受け入れられるようになることも大切です。
言ったことは必ずやるべき！などと思っていたら
今度はそれがマイルールとなり
自分自身が言われたことは必ずやらないと！
できない自分はダメなやつ…
と、責めて苦しくなることが起きることもあります。
そして、さらに言うと
何回言っても聞いてくれない夫にイラっとしたならば
あなたも人(親)の話や言ったことを聞いていなかったのではないか
ということを考えてみるといいです。
鏡の法則ですね。
『言わなくても察することが愛だ！』と思っているなら
いつまで経っても愛されている実感ができず拗ね続けることになったり
今度はマイルールとなり、察しなければいけない！と必死になったり
部下や子供が、上司や親ならわかって当然でしょ？
という態度を取ってくるという困り事が起きてくることもあるのです。
愛の定義や
自分だけが握りしめている当たり前や
マイルールによって
現在問題が起きているので
そこをセッションで軌道修正して
愛を受け取り自由を手にしていきましょう！
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