総本山 念仏宗 無量寿寺 佛教之王堂へ行って来ました | ながおりょうじゅんのブログ

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心理カウンセラー、占い、仏教など神仏の教えを学びながら、自身の人生の苦を少しでも減らして安穏に過ごして生きるにはどうしたら良いのか・・・を追求してます。

世界の仏教徒の中心となるべきインドの釈尊の聖地が荒廃し、観光遺跡と化した現状を嘆き。総本山にして全世界5億2千万人の仏教徒の聖地として、佛教之王堂を建立した念仏宗無量寿寺。へ連れていってもらいました😃


場所は東条湖ランドから少し山の中へ入ったところ。気軽に行って見れるようなお寺ではなく、事前に予約をしたりする必要があります。

10時30分に僧侶のガイドを受けながら約3時間半の参拝。

ちなみに、ものすごーーーく広いし、階段もそこそこありますから、お御足の悪い方や持病をお持ちの方は車で移動したりできます。




五百羅漢があちこち集っている場所。
話し合ってたり、何か楽しく遊んでいたり。
ちなみに日本人の平たい顔族は見当たらなかった😆奥にいるかもしれないけど見るだけの余裕はなかった。



次の門までの間が1キロ近くある。


世界の一流建築家や彫刻師などが作り上げて行った建物は、一枚の木をそのまま使っているのと、重厚感や奥行き、細工の細かさから躍動感などが盛りだくさん。
三寶山の看板は畳10畳分の大きさだそうな。
三寶は仏・法・僧のことです。



筋肉フェチとしては仁王さんの肉体美はどこの寺でも惚れ惚れする。これは桧一本を彫刻してるそうな。



登竜門という事で、龍神さんの彫刻が至るところに彫られてます。これも一枚板に彫られてます。



ガイドの僧侶(名前覚えれない(/o\))
とても優しい声と笑顔で終始導いてくれました。奥が本殿です。



まだ桜が咲いてるところが少なかったのですが、咲いたらすごく華やかになります。
極楽の庭をイメージして作ったりもしてます。


御手洗は玄武さんでした。
玄武について調べたら
「北方を守護する、水神。「玄」は「黒」を意味し、黒は五行説では「北方」の色とされ、「水」を表す。」ということで、よく龍神が水の神として御手洗にいるけど、もしかしたらここは北側に御手洗を作ったのかな。
龍神さんは東なので、門にいるというのは納得できる。



ここは金ぴかのお地蔵様がいました。
お地蔵様は弥勒菩薩が仏になるまで、人々を導くお仕事をしています。




桜が満開になったらすごい景色になるでしょうね。



左奥の建物には聖徳太子の太子殿。
ここには朱雀(鳳凰)の彫り物がありました。方角的には玄武の御手洗と反対だったから南にあたるのかも。
ここですんごい大雨が始まりました😆





本殿の方へたどり着きました。
奥の門が登竜門です(*^^*)
階段もそこそこありました。




本殿は18階建てのビルに相当する高さ。
凱旋門よりちょっと高いです。
本殿は撮影禁止。畳1000枚分の広さと天井から壁からすごい装飾でした。
もちろん仏像など金ぴかなところが満載。
それも金箔貼った上に漆塗ってまた金箔貼ってという事をしている。




本殿からぐるっと右に回ると日本庭園の作り
綺麗なんだけど、きらびやかな綺麗さの感動ではなく、わびさびとはこういうものという独特な感動を受けました。右の仏像は釈迦如来(手を上げてると阿弥陀さまと思ってしまう😆)


本殿の次は釈迦堂へ。最後はタイとカンボジアの国王(もうお亡くなりになってる)の分骨を釈迦仏像に作られて祀られてるところへ。

仏教興隆と世界平和を願って、世界各国の王室、首相や、国際連合や、仏教組織の代表の碑もありました。

佛教サミットというものも6回開催されてて、世界五大陸41ヵ国の仏教最高指導者の満場一致で、仏教の日を4月8日と制定し、毎年仏教の日旗を掲げ、六牙の像に乗った釈迦をお祀りします。

また、今年の秋ごろには三蔵法師や龍樹など多くの僧が学んだインド ナーランダー僧院(大学)をこの無量寿寺の境内に完成するとのことで、ちょっとだけ建物が見えてました。

仏教とは、「人の道を歩む」事を教え、「大涅槃」への縁を結び、「真の安心」を得て、生涯を終えるためにある。

どれだけ物質文明を築いても最後は精神文明に還るわけで、宗教の教えとは現世利益ばかりを追求する教えではなく、来世利益をも含めた広大な世の中を見据えた永遠の教えである(仏教は転生輪廻が基本なので、後世を生きる人々にも善く受け継がれなければ、因果応報として自らも困る事になると理解する)と、たくさんの人々が各々の生涯の中で悟れると良いなと思う。
良くも悪くもするのはいつの時代も己の心根次第ですからね。





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