■ 旧車(中古車)にも目を向けてみた

 最近、バイク欲しい欲しい病が悪化して、色々と考えるところがありながらも「もうバイクを購入するしかない!!」というところまで追い込まれてしまった管理人。

 世の中には欲しいバイクが多すぎて、既に収拾がつかない状況になっているのだが、そんな状況で「新車」と「中古車」というバイクの購入に関する大分類2種について、あれこれ考えてみたりした。

本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。

各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。

こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。

万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。

■ (主に)かつての愛車だったバイク達とか

 管理人はバイクの新車も中古車も、どちらも購入対象としていて(=「新車は無駄に高いから買わない」とか「中古車は他人が乗ったバイクだから買わない」・・・とかうるさい事は言わない主義)、現状で新車で購入が可能な機種については可能なら新車で購入しようと考えていて、新車で購入できない機種については、中古で購入するしかないと考えている。
 そんな購入対象であるバイクの2種類のうち、今回は「中古車」の候補について考えている。
 現在販売されている現行機種の中で「新車では価格が高い等の理由で購入が困難なため、中古車でも良いので欲しい」という機種は現時点では見当たらない。
 もちろん、超高級機種や歴史的名車など「欲しいかどうか」と聞かれたらもちろん欲しいと答えるのだが、管理人の能力や運用には適さないといった理由で導入は無理だと判断される機種については対象から除いている。
 
 という訳で、管理人が現時点で欲しいと思っている中古車の例をいくつか挙げていくと、

■ ホンダ NX650 ドミネーター

 かつて、管理人が中古で手に入れて、喜んで乗っていたものの手放してしまった一台。
 赤いドミネーター。
 手頃なサイズと使い勝手の良さで、街乗りから林道まで楽しく走り回った記憶がよみがえる。
 
 今のミドルアドベンチャー系の御先祖様と言ってよい構成。
 それでいて妙に元気の良いエンジンで、管理人が「手放さなければ良かったバイク」の筆頭あたりで名前があがってしまう名車(のはず)。
 (ちなみに、管理人は本車を中古で入手したので、このエンジンが標準状態でこの活きの良さだったのか、前オーナーによる改良の結果だったのかは分からない)
 今でもネットのオークション等を覗いて、「NX650」とか「ドミネーター」とか、検索をしてみるのだが、管理人が目をつけてしまう程素晴らしいバイクというものは、たいてい他のバイク乗り達も注目していて、管理人が通常時に入札できる範囲を軽く超えて入札が行われてしまうので、管理人は日々悔しい思いをしているところである。
 
 それはそうと、EICMAで出てきたホンダNX500(NX400も?)。
 ドミネーターを思い起こさせる名前「NX」が復活して、管理人も思わず注目してしまった。
 エンジンが単気筒から2気筒になるなどかつてのドミネーターとの相違点もあるのだが、現在ではビッグシングルエンジンが新規開発される可能性は極めて低いと思わざるを得ないし、ヤマハのテネレですら2気筒化していることを考えると、NX500はNX650ドミネーターの正しい後継車という認識で全く問題なかろう。
 ついでに、この新型NX500系のデザイン、管理人的には結構好みである。
 管理人の趣味では、以前の500Xや400Xといった、鋭い目つきのデザインの方が(一般的に)カッコ良いと思われるのかと思う一方、NX系の寝ぼけた目つきの方が味わい深いと思ってしまう面もあったりする。
 

■ ホンダ GL500カスタム

 これも管理人が中古で手に入れて、喜んで乗り回していた機種。
 ちょうど(ヤフーブログ時代の)本ブログが始まった頃に乗っていた。
 いまどきバルブ駆動が「OHV」方式で、それでいて高回転域までしっかり回る。(OHVといっても、教科書に載っているような旧態OHVとは異なるのだが)
 それでいて低回転時の鼓動というか振動と、高回転域のスムーズさ。
 意外と活きが良くて重い車体をしっかり引っ張るエンジン。
 同時期に存在していた他の機種達が、ずいぶんと古い印象を与えるなか、いまだに新鮮さを感じさせるデザインの本車。(管理人の個人的な感想です)
 やっぱり今でも手放さなければ良かったと思うバイク・代表機種の一つ。
 こんなエンジンが再度登場するような可能性は、限りなく0に近いと思うので、今買っておかねば今後手に入らないのでは?という考えもある。
 

■ スズキ グース350

 これもやっぱり過去に管理人が喜んで乗っていた機種。
 基本的に「積載力」「箱付き」「防風」「楽な乗車姿勢」「長大な航続距離」という「管理人の基本的な趣味」全てに反した一台。
 それでもこのデザインと走りで、独特の存在感を放つ。
 やっぱり手放さなければ良かったと思う一台である。
 
 デザインについては各人の好みがあるので管理人の趣味を垂れ流しても仕方ないのだが、管理人にとっては目指すべきバイクデザインの方向性の一つと言えるだろうな。
 それでいて、「シングルエンジンで一生懸命走る」という楽しさもある。
 

■ ヤマハ SDR200

 これも管理人がかつて乗っていた機種で、上のグース350と同じような方向性だとは思うのだが、一層の軽量さと細さ、はじける活きの良さを感じさせる一台。
 このトラスフレームにめっきとか、何を食べていたらこんなデザインを思いつくのだろう。
 管理人には思いつきそうもないし、何が素晴らしいのか、説明することもできない。
 ただただ凄いものだとしか言いようがない。
 
 普通に店頭でSDRが売られていた当時の良い子の管理人なら、「一人乗りじゃな・・・」とか、「原付より細すぎ」とか、「タコメーターもないしな」とか、文句を言ってしまったかもしれない。
 今ならこんなバイクを販売したメーカーに敬意を表して、借金をしてでも買い占めに走るだろうな。(車体が細いのでガレージ内に多数並べて格納するのにも都合が良いし。)
 
■ その他
 他には、かつて乗った経験がないところで、BMWのR1150RTとか?
 中古であれば比較的入手しやすい価格帯で売られているので、一度は入手して乗ってみたい気持ちはあるのだが、ABSユニットが壊れている個体も多いので、壊れていない個体も遅かれ早かれABSユニットが故障してしまうと考えてしまうので、この辺りをどう納得するかが課題ではあす。
 他にも単純に乗ってみたいとか、欲しい機種は山ほどあるのだが・・・。
 
 
 

■ 今回のまとめとか

 という訳で、結果的に管理人がかって買って乗っていて、手放して後悔したバイクを公開しただけの話になってしまった。
 やっぱり「手放して後悔した機種」というのは、時間の経過とともに良い印象ばかりが増幅していくので、再び乗ってみたいと思いがちである。
 
 管理人の趣味として、バイクに乗って出かける他、バイクを整備する。バイクをレストアする。といった趣味もあるので、ときどき「レストア用の機材」を入手する必要があるのだが、最近はレストア用の機材を自前で用意(=自ら運用していたバイクを休止して保管、数年後にレストア作業に入る)という方針のもと行動に移していることから、(CBR1100XXとかCRM250ARとかKSR2とかムルティストラーダとか)備蓄できた機種以外については、今更ながら再び入手したいと考えてしまう。
 
 ただ、これら中古車については、やっぱり状態や価格など、常時一定のものが供給されている訳ではないので、「これから〇〇を買うので金に糸目はつけない!!」と頑張るよりは、「〇〇の出物があったので買った!」という「何かの縁があった方式」の方が健全な気もする。
 
 という訳で、これら機種については今回のバイク新規導入計画とは別に「何かの御縁」を常時探しておき、良い御縁があったら飛びつける態勢を維持しておくことにする。
 
 
 
 続いてしまう予定
 
続いてしまった。→

バイクを買いに走る季節#3【現行機種についても考える】