■ プアーテック新製品情報 R&P(CB50系)用灯火類直流化キット
基本的に車体や配線を改造することなく、もちろん発電機のコイルを巻き直す等の凝った加工もせず、電装品を12V化し、バッテリーレスキットを取り付け、灯火類をLED化した管理人のホンダR&P「ねこぴいなつ」
これらの改良を無事に完了したかと思ったのも束の間、ヘッドライトとウインカーを同時に使用すると電力不足によりウインカーが点滅しなくなるという大問題が発覚してしまった。
あれこれ検討した結果、灯火類用の電源を直流化した際、贅沢にもコンデンサーを装着して電圧変動を平滑化し、より安定した灯火(チラつきの少ない照明)を実現したのだが、その影響によりそれまで擬似的に実現していたダイナミック点灯(間欠点灯)方式による消費電力の節約効果がなくなってしまったことが原因かと考え、予定外の「コンデンサー無しのブリッジダイオード」を箱に詰めた「プアーテック 灯火類直流化キット ホンダR&P用」を作成することになったのだった。
本内容は管理人が行った活動の記録だったりする。各名称等は管理人が使用しているもので正式なものではないかも。こんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく活動されたい。万一、参考にしてしまう場合には自己責任で。
■ 工作 作用
本灯火類直流化キットは、
ブリッジダイオード(交流を直流化する)を仕込んだだけの箱。
ブリッジダイオード。
教科書のようにダイオードを四つ組み合わせなくても、これ一つで交流を全波整流して直流を取り出すことが出来る。
これを
R&Pの配線に取り付けられるよう、配線と端子を取り付け、
完成である。
ちなみにケースは適当にCADを叩いて3Dプリンターで出力した。
車体への取り付けは、
標準の配線(本車の場合は、「12Vレギュレーター」と「バッテリーレスキット」を取り付けてあるが、とくに変わりはない。)に、
(無加工で)割り込ませるだけ。
エンジンからの黄色配線(発電機からの交流電源)-「黄色の配線 -( 直流化キット)- 赤色の配線」-黄色の配線(灯火類へ)
となる。
これを取り付けた結果、
R&P(CY50・CB50系)の灯火用交流電源をブリッジダイオードで全波整流して直流化した後、灯火類へ送っている。ヘッドライトとウインカーを同時に使用することも可能となっている。
とりあえず、現状の灯火類であれば、ヘッドライトとウインカーの同時点灯が可能となったのだった。
概要等に続くかも。
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