名医の条件 | レイノー病を治す(ETS手術)

名医の条件

名医の条件は、いろいろあります。
よく言われるのが、

①手術の腕前が卓越している

ゴッドハンドと呼ばれる手術の名手は
確かに手術の技術は卓越しているでしょう。
しかし、だからと言って
正しい知識を持っているとは限りません。

ほとんどの人が勘違いしています。

手術の腕前は確かでも、手術以外に関心がなく、
病気に対しては不勉強であったり
神錯覚により、自分以外の考え方を一切受け付けない
危険な医者もいます。
手術卓越=何でも知ってる専門医とは限らない。
①の医者に多いのが、
・神錯覚で暴走するパターン。
プライドが邪魔をして、間違いを認めないパターン。

全く反対の医者もいます。

②病気に対して博識である

難しい医学論文を発表しており、
診断能力や治療法や知識は信用できるが、
手術は下手くそで素人に毛が生えたレベルという医者もいます。
②の医者に多いのが、
・知識に溺れて、患者に博識ぶりを披露しただけで自己満足して、
 結局、何の治療も実施しない口だけのパターン。
・神錯覚を起こすと、自分は全て知っていると思い込み
 患者の意見を聞かないパターン。
・技術がないのにプライドだけで手術を引き受けて、失敗するパターン。


①②のどちらかに偏った医者でも名医と呼ばれており、
患者がこの医者なら大丈夫と妄信するのが一番危険である。

上記①②は、誰でも思いつくはず。
しかし、それだけでは駄目です。
名医の条件は他にもあります。

③患者の話をきちんと聞く医者
④感情的にならずに正しい判断を下せる、自らの間違いも認める医者

⑤どういう治療をして、何を目的として、そしてゴールはあるのか?
 患者に治療計画を提示できる医者

⑤は重要ですよ。
これが出来てない、ノープランで行き当たりばったりの医者が多い。
なので、いつまでも無意味な治療を繰り返す事になる患者もいる。
例えば、1年間同じ治療をして何の効果も上げなければ
次の治療に切り替えるなどの治療計画をきちんと提示できる医者。
治療計画がないと何年でも効果のない治療をする事になったりする。


医者には、2種類の人間がいます。
A:治療の選択肢を提示しない、患者に従わせる主義の医者
B:治療の選択肢をいくつか提示して、患者に選ばせる医者

絶対にBの医者に診てもらう事。
Aの医者は神錯覚が入っている可能性が極めて高い。
どういう治療なのか聞いただけで激怒とかあり得る。
↑参考 レイノー病に治療方法はないのか?

それと、大学病院の教授なら名医で安心とか、
根拠のない理由で妄信するのはいけません。
自らの保身にしか興味のない医者もいます。


完璧な医者などいません。
手術も上手で、知識も豊富という秀才はなかなかいません。
そういう医者がいれば理想的ですが、
大概は、どちらかに偏ります。

私のオススメは、
知識・経験豊富な医者を主治医として
手術は、技術の卓越した医者へ任せる
そういう完全分業体制が良いのではないかと思います。

知識・経験豊富な医者が必ずしも、手術が得意とは限りません。
手術を失敗されるぐらいならば、得意な医者に任せれば良いのです。
特に執刀医の腕前が術後経過に大きく影響する手術なら尚更。


もちろん医者が二人いる事による弊害もあります。
主治医から執刀医への伝言ゲームにより話が通じない可能性。
二人の医者による意見の対立。

しかし、良い面もあります。
二人の医者が介入する事により、
単独の医者による偏った医療(先入観や誤診や神錯覚)を
未然に防ぐ事が出来る。

その辺を考慮して、単独の医者に面倒を診てもらうのか決めるべきです。
自分の身は自分で守るしかないのですから、真剣に考えましょう。

医者を100%信じるのは愚かで危険です。
名医といえど、完璧な医者など存在しません。
医者の言う事を90%信じて、10%疑え
このぐらいでちょうど良いと思います。


最後に名医の条件を列記します。
①手術の腕前が卓越している
②病気に対して博識である
③患者の話をきちんと聞く
④感情的にならずに正しい判断を下せる、自らの間違いも認める
⑤患者に治療計画を提示できる



参考
こんな医者には気をつけよう
今までの治療経緯を考慮しない医者
不衛生な医者
雑で適当な医者
カルテを読まない医者
病名だけで判断する医者
神錯覚の医者
プライドを優先する医者
名医の条件