ヒーリングサロン Vérité Ange
～ 神の使徒 ～
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こんばんは KENJIです 
いつ終息するともわからない
コロナの影響
自粛生活の中で疲弊してしまう人
恐れや不安を募らせて
何も手がつかない人
その反対に手料理やお菓子を作ったり
読書・勉強・家族との対話をしたりと
この自粛生活だからこそ
出来る事にシフトしている人もいる
人によって様々だけど
今ある環境に変化して生きること
それを実行出来る人は
どんな困難が起きようと
善い出来事へと
変化させて行くでしょう
人は親を選んでやって来る(私の選んだ両親) vol.II
昨日の続きです 読んでない方はこちらより
母親は朝早くから働きに出ます
私が通学する時間とほぼ同じ位でした
それにも関わらず皆んなの朝ご飯を準備し
自分の準備を済ませて
働きに行っていました
食べるものは準備してくれますが
片付けは兄弟皆んな各自が
茶碗も洗い手伝っていました
誰に言われるでもなく
誰がいうでもなく
姉も弟も皆んな文句を言わず
やっていました
しかし父親だけは違います
身体を治して仕事に復帰しようという
態度はいつまで経っても
見えては来ません
朝病院へ行きその帰りには
近くの酒屋でもう呑んでいたのです
環境というのは皮肉なもので
住んでいる僅か10件位隣に行くと
立ち飲みも出来る酒屋があったのです
私が学校から帰って来る時間には
もう何杯かは呑んでいるのでしょう
お酒の匂いがするのですぐに判ります
子供ながらに
休んでいるのになぜ昼間から酒を
呑めるのか？…
私は悔しくてたまらない思いを
何度抱いたかわかりません
しかし私には父親に対して
何かを言うことすら出来ませんでした
言いたい事はたくさんあるのに
全て抑えてしまう
そういう我慢の繰り返しや
感情の押し殺しは
後々大人になって
トラウマや障害として出てくるもの
※私の場合は特に
自己肯定感の低さや
自己主張出来ない
側面として苦しみました
抑えてしまうという姿は
私に限った事ではありません
姉も弟も同じく大人になって
そういう事を話していました
そして一番歯痒い思いをしていたのは
言うまでもなく母親です
母親は怒りがそれを助けるのでしょう
呑んで酔ってしまっている
父親に対して攻め寄っていました
しかし元々優しい母親が
怒った所でかわいいもの
ましてや酔っている人に言った所で
何も効果はありません
一生懸命家庭のために一日中働いて来て
帰って来たら酔い潰れている…
そんな光景を見せられたら
今の時代であれば
即離婚でしょう
いや今の時代でなくても離婚だと思います
しかし我慢と忍耐力のある母親は
私達子供三人のために
離婚という言葉を発したのを
聞いた事がありません
これは私が一昔前に母親から
直接聞いた事ですが
『私は今まで三度！お父さんと離婚しよう
と考えた事がある』…と
『けどね…その度にあなた達の事を
考えると色んな事が沸いてきて
そうする事は出来なかった』…と
苦しかったであろう胸の内を
初めて聴いたとき
自分の母親という事を通り越して
『この人は何という忍耐力のある人なんだ
ここまで忍耐力のある人を私は知らない』
耐え忍ぶことが良いとか悪いとか
そういう事は別にして
私は育てて貰えたことを
心の底から感謝したのを
今でも覚えています…
つづく…
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