ヒーリングサロン Vérité Ange
～ 神の使徒 ～
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こんばんは KENJIです 
今日は用事で外に出たついでに
桜並木を通って帰って来ました
桜はほとんど散っていましたが
新芽が出て
新緑の色がとても綺麗でした
自然の色というのは
大地から出来た身体には
とても癒しになりますね
自然に触れられる機会が
早く来ることを祈っています
人は親を選んでやって来る(私の選んだ両親) 番外編
昨日の続きです 読んでない方はこちらより
vol.Ⅳ
vol.Ⅲ
vol.Ⅱ
vol.Ⅰ
『私の選んだ両親』の物語を
読んでいるとあたかも父親が
全て元凶のように映ると思います
ある側面ではそうかもしれませんが
また違う側面ではそうであることが
私にとっても様々な意味で
有益であった訳なのです
父親のアルコール依存症による
この家庭環境を選んで来たのは
私自身です
この環境を体験することで
より多くの愛を知ることになりました
スピリット(霊)にとって
何よりも欠けてはならないのが
体験です
その為にこの地球に来ている訳です
その体験が辛ければ辛い程
苦しければ苦しいほど
貴重な体験と言えると思います
体験を与えてくれた父親に
そして母親には感謝の思いしかありません
もちろん体験している時には
そんなことは微塵も思っては
いませんでしたしどうしたら
良いのかさえもわからなかったです
ただ一日一日を過ごすのが
精一杯でした
私と弟が大人になり随分と時が過ぎて
二人で久しぶりに会った時
昔話になった時があります
その時弟が『今になって自分がお父さんに
なって初めてお父さんの凄さに
気づいた事がある！』
『子供を見てると危なくて、怖くて
手放しに遊ばせる事なんて出来ない！』
『けれども自分達はお父さんに色んなことを
やらせて貰えた…川で遊ぶこと、海で
魚釣りをすること、何でもさせて貰えた！』
『お父さんがさせていた事をおれは
自分の子供にさせるなんてとても怖くて
出来ない！』…と
弟の言う通り父親は大自然で遊ぶ事には
本当に長けていました
しかもどれをとっても名人級 
しかも私達を怪我させる事もなく
ちゃんとやれるように教えてくれ
育ててくれたのです
その証拠に私は大自然に行って
自給自足の生活をしなさいと
言われたとしても
何の迷いもなく出来る自信があるくらいです
そういう父親だったことを思うと
現代社会で人とうまく立ち回って
働かなくてはいけない世の中は
さぞかし生き難かったことでしょう
酒に逃げたくなるのも
今であればよく判ります
そんな辛い家庭環境であった中で
私が一番心に残っている
出来事をご紹介して
この物語を終わりにしたいと思います
それは父親がまだギリギリ働いて
いて生活保護を受ける前の
小学生の頃…
家族揃って
外食をした時の事です
国道沿いの小さな定食屋さんでした
そして客はなぜか私達だけでした
道路沿いの座敷に座り
皆んなで何を食べるか
メニューを決めています
皆んなが何を選んだかまでは
覚えていませんが
私は値段を見ながら選んでいました
あまり高いものは頼めない…
悩みに悩んだ末に…
『カツカレー！』を選びました
家族五人揃っての初めての外食…
皆んな静かに食べながら
短い時は過ぎていったように
記憶しています
最初で…最後の…家族揃っての外食
になるとはその時、誰も想像すら
出来なかったでしょう
けれどもこの唯一の外食は
私にとっては今も心に残る素敵な出来事でした
今の世の中では多くの家庭では
当たり前のように外食に
行っていると思います
それを考えると私の体験はとても
貴重な体験であり
当たり前が当たり前ではなく
一生に一度という
とても大切な外食…
カツカレーとなったのです
それぞれの家庭で
そして人と人との様々な物語は
幾重にも違う姿を見せていますが
根本にあるのは愛なのだと思います
辛い出来事や悲劇に遭うと
それに流されてしまいそうになります
しかしその出来事の奥には
必ず隠された真実
があります
その隠された真実を知ることを
諦めずに生きていれば
神は必ず答えを授けてくれます
私が神に泣いて答えを求めてから
その本当の答えを受け取ったのは
約15年後のことでした
諦めないでよかった…
今では全てが懐かしい思い出です
そして『カツカレー』も
今でも私にはご馳走です
KENJI
私が幼い頃の写真で唯一微笑んでいる写真 
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