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固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

先日、若狭富士とも呼ばれる青葉山へ。 
 
昨年の春以来となる今回は、福井県側の中山登山口から登り、青葉山東峰・西峰と通り、京都府側の松尾寺登山口へと降り、そして中山登山口まで歩く周回をしてきました。 
 
天候にも恵まれ、展望台から眺める高浜の海、西峰山頂から眺める若狭湾国定公園(内浦湾)も綺麗に見え、絶景を楽しめました。
 
 紅葉も綺麗で、秋晴れの中、気持ちのいい山行。 
 
途中、馬の背や鎖場など、ちょっとしたスリルも楽しめて、ほんとうに楽しいお山ですね。 
 
休みを取ってお山歩に付き合ってくれた後輩君にも感謝です。
 
 

 
中山登山口。
 
奥にある鳥居をくぐってレッツラゴー。
 
 
 
 
 

 
のんびり登ります。
 
登山道は整備されていて歩きやすいです。
 
 
 
 

 
展望台からの高浜の海。
 
 
 
 
 

 

 
紅葉がキレイなところもあり、癒されます。
 
 
 
 
 

 

 
馬の背からの景色。
 
 
 
 

 

 
青葉山(東峰)山頂です。
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 
東峰から西峰にかける道筋は、梯子あり、鎖場ありで、ちょっとしたスリルも楽しめる行程。
 
 
 
 
 

 
 
西峰に到着です。
 
 
 
 

 
最後にちょっと登ると山頂標識と絶景が待っています。
 
 
 
 
 
 
若狭湾国定公園(内浦)が一望できる絶景。
 
 
 
 
 
記念撮影。
 
 
 
 
 
付き合ってくれた後輩君もいい笑顔でした。
 
 
 
 
 
いつまでも見てられそうですが、名残惜しくも下に降ります。
 
 
 
 
 
秋晴れのポカポカ陽気の中、休憩&補給。
 
 
 
 
 
京都側の登山繰りである松尾寺口へのルートへ。
 
 
 
 
 
 
こちらのルートの方が急登かも。
 
 
 
 
 
 
気が付けば舞鶴、京都に入っています。
 
 
 
 
 
 
崩れた鳥居跡。
 
 
 
 
 
 
 
西国三十三所第29番札所である松尾寺。
 
参拝客が多く訪れていましたが、本殿は改装中でした。
 
 
 
 
 
 
 
アスファルトの道路を歩いて中山登山口に到着。
 
約8kmで4時間15分ほどの行程でした。
 
 
 
 
 
最後は、道の駅「シーサイド高浜」内にある温浴施設「湯っぷる」でお風呂に入って汗を流してきました
 
 
おつかれ山!

 

 

 父殺しの罪で15年間の服役から故郷の島の帰ってきたイズレルは、漂流しているクルーズ船の中で何者かに殺された7人の遺体を発見する。

イズレルの元に、父の兄である保安課補のスターリングとメイン州警察の警部補サラザールが訪れてくると、叔父からは憎しみと共に容疑者として見られていることに気づくのだが…。




本書は、父殺しの罪で15年間の服役の後、故郷の島に帰ってきたイズレルが主人公。

イズレルの前に現れたメイン州警察のサラザール警部補とはどうやら何かしら関係があり、漂流していた船についても知っている事があると仄めかされることで、イズレルがどんな秘密を抱えているのか想像しながら、序盤はゆっくりと進みます。

そしてそのイズレルと共に物語を牽引するのは、暴力を振るう父親に怯える12歳の少年ライマン。


ある日、隠れ家としている空き家で怪我をしている女性を発見すると、父親の目を盗んで彼女を助けようとします。

父殺しに関する事実も判明すると、イズレルに対する読者の目も変わってくると共に、イズレルが迎える新たな危機をなんとしても無事に乗り越えて欲しいと願うようになります。

とはいえ、サラザール警部補から明かされた、ある事実にはイズレルでなくとも愕然としますし、それを受けてのイズレルの行動は「それって絶対に悪手じゃない?!」とヒヤヒヤとさせられました。

一方でライマンの純真な姿は単純に助けたくなりますし、どうか幸せな未来が待っていますようにと祈らずにはいられないものが。

イズレルは再び囚人となることを恐れ、ライマンは父の暴力と孤独を恐れつつも、それぞれが目の前の問題に必死になる中、二人はおぞましい真実と向き合うことに。

そうして、それぞれ真実と向き合った二人ですが、生き延びようとするイズレル、逆に絶望を覚えるライマンと、どこか対照的なものも感じました。

それゆえにイズレルの決断、そしてイズレルが海を感じる場面は胸にジワリとくるものが。

そしてそのイズレルの決断からのライマンが海の上を跳ぶ姿というのはとても鮮やかで、海面のキラキラした反射と共に彼の跳ぶ情景が浮かんでくると共に、未来に希望を抱かせてくれるものがありました。



いつかのお外ごはん。おひさしぶりの回転寿司。
 
今ではタッチパネルで注文なので、もはや回転と言えないかも知れませんね。
 
 
 
ガサエビがあったので思わず注文。
 
ホワイト富士山サーモンも初めて食べました。
 
 
 
 
 
 
写真は撮ってないですが、この他に数皿を。
 
 
 
 
 
味変に唐揚げも。
 
 
 
ところでwindows10のサポートも終了。
 
自分のノートパソコンはだいぶ前に11にアップデートしていたんですが、妻は10のままがいいと頑なにアップデートを拒否っていました。
 
しかしサポートも終了ということで、諦めて11にアップデートしようとしたところ、どうやら11にするための基本性能が不足していた模様でアップデートできず。
 
7年ほど前に購入したノートパソコンでしたが、こうなったらと勢いで新しいノートパソコンを購入しに行ってしまいました。
 
横で妻の新しいパソコンを見ると、ちょっと羨ましい(笑)。
 
昨日は暗いうちから起きて、後輩君と少し遠出してお山歩きに。
 
天気にも恵まれ、良きお山歩が出来ました。
 
そんなお山歩から夕方に帰宅すると、嬉しいお届けものが。
 

 
ちょっと前にあったハーパーBOOKS創刊10周年記念オールタイムBEST10アンケート。
 
そのアンケートに答えた方へのプレゼントとしてトラングッズが抽選で貰えるとの事でしたが、なんと当落してました!
 
ありがとうございます(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)
 
ブックカバーに栞、それにクリアファイルといったトラングッズ、大切に使わせていただきます✨
 
ハーパーBOOKSさま、これからも素敵な作品を楽しみにしています😌
 
なお、【ハーパーBOOKS10周年特別企画】オールタイムBEST10の結果はこちら↓

 

 

 

厩舎で起きた火災事故によって犠牲となった名馬プリンス・オブ・トロイの馬主、アラブの王族の一人、シーク・カリムの依頼で、危機管理コンサルタント会社に勤めるハリィ・フォスターは、現場となったニューマーケットに派遣される。
そこでハリィが見るものは、高名な調教師一家のチャドウィック家で、カリスマ的な調教師である父の元でいがみ合うような三人の息子の姿。
ほどなくして火災現場からは身元不明の遺体が発見され、それは家族から問題児とされ疎まれていた末娘のゾーイのものと判明し…。



『覚悟』に続く〈新・競馬〉シリーズ。

今回の主役は危機コンサルタント会社に勤める弁護士ハリィ・フォスター。

序盤、元々片田舎で細々と弁護士をやっていたハリィが、どうやって世界的に顧客を受け持つような危機コンサルタント会社に勤めるようになったかが描かれているのですが、ここが小憎らしく思えるぐらい上手いなぁと感じました。

ハリィの優秀さと胆力を冒頭で示された事で、ぐっと引き込まれるものがあります。

そのハリィですが、馬券を買った事もないぐらいの競馬初心者で、ハリィを通して英国の伝統的な競馬のシステムなどを学びながら読んでいけました。

なので、競馬シリーズ初心者にも優しく、もしかしたらシリーズの入門書としても最適な作品かも。

さて、厩舎が焼け、末娘のゾーイが死体で発見された、事の真相とは果たして。

ハリィは、チャドウィック家に隠された秘密に近づくのですが、殺人事件と名家一族の闇を暴いていく様子は、どこか懐かしく思えるような伝統的なミステリのようでもありました。

実際、家族間の闇については、予想はついたもののやはりおぞましいもので、だからこそハリィがチャドウィック家の尻を蹴飛ばすような〝サンダーフラッシュ“を叩き込む姿に爽快さを覚えます。

また、ハリィが事件を通じて知り合ったケイトという女性とのロマンスが華を添えてくれます。

ハリィにケイトに対する思春期の少年のような態度はちょっと可愛く見えますし、ケイトも単に美しい女性ではなく、いざという時に頼りになるような強さを持っているのがいいですよね。

ちょっとしたロマンス小説、ロマサスのようなところも本書の魅力で、事件の陰惨さをあまり感じさせず、最後に幸せな気分で本を閉じる事ができました。



ところで〈新・競馬〉シリーズはもう一作、翻訳刊行が決まっているそうですが、次の一作以降も紹介されますように…!