固ゆで卵で行こう! -39ページ目

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

 

 

 

高等支援学校を舞台にした、日常の謎を描いた青春ミステリ。

主人公は、中学時代は周りからお客さん扱いでぼんやりと過ごしていた架月。

人が何かを話していても、気づけば自分の考えに没頭し、聞いているようで聞いていなかったりするその姿に、読み手である自分をどこか重なるものを覚えたりも。

そういや説教されたり叱られたりされている際も、気づくと別のことを考えていることもあって、先輩から人の話を聞いていないとか、他人に興味ないとか言われたことがあるかも(笑)。

そんな思い出もあって、架月のことは他人事と感じるどころか、架月は自分だと思ったりも。

そしてそんな架月だけでなく、架月に関わる同級生や先輩たちである、深谷や莉音、利久先輩や由芽ちゃん先輩も、ちょっとだけ特別なだけで、それはみんな何かしら自身の中あるものなんじゃないでしょうか。


さて、主人公の架月は、学校内で起きる事件の容疑者となった先輩や同級生に対し、疑いを抱く自分自身を厭う気持ちを自覚しつつ、その容疑を晴らすべく調査に乗り出していきます。

そうして描かれるのは、優しくもほっこりするような結末だけど、どこか切なくも愛おしく感じる物語。

それらがとても丁寧に、そして真摯に描かれているので、自分の中で欠けていたいたり、忘れがちなものに改めて気づかされる、そんな素敵な作品でした。

そうそう、架月が自分の弱い部分を周りに知ってもらっていれば皆から助けてもらるみたいなことを言っていた場面でもハッとさせられました。

大人になればなるほど自分の弱さをさらけ出すのは、自尊心だったり羞恥心だったりが邪魔しますし、それが出来るのは一つの強さですよね。

 

 



ところで本書には続編の構想があるそうですね。

架月たちのちょっとだけ特別な青春を再び垣間見ることができる日を楽しみに待ちたいと思います。
 

 

 
白山登山したその日の夜、帰宅後の晩御飯は町中華へ。
 
まずは餃子で生ビール。
 
この一杯がたまりません。
 
 
 
 

 
スタミナつけるべく、レバニラ炒めも。
 
 
 
 
 

 
炒飯と唐揚げのセット。
 
これらを妻と二人で分け分け。
 
至福のひととき。

しかし登山で消費したカロリーも、これでチャラになってしまったでしょうか(笑)
 
 
先日、白山に登ってきました!


交通規制の無い平日。

別当出合の駐車場に着くと多くの車で駐車場は満車状態。

なんとか停める事ができ、登山届を出して5時半過ぎにスタート。


気温は下界より低く、涼しいと感じたのも束の間。

無風と湿気ですぐに汗が吹き出し、熱中症に気を付けて、水分補給しながらゆっくりペースで足を運びました。

山頂に着く頃にはガスも上がってきて、クリアな青空とはいかなかったですが、それでも爽快な景色が。

ご飯を食べてゆっくり休憩を取った後は御池巡りをと考えていたんですが、午後から雨が降るかもと話している方が。

お天気アプリで雨雲レーダーを確認すると、確かに。

室堂のホワイトボードにも、午後からにわか雨と雷と書かれていたし、前日登った人も凄い夕立があったと話していたのと、今回同行してくれた後輩くんも途中で足がつりそうになったとも言っていたので、無理せず安全策でそのまま下山することに。


二人で足をガクガクさせながら下山すると雷鳴が。

そして、車に乗り込み走り出したところでポツとフロントガラスに雨粒が。

御池巡りや大汝峰をまわらなくて正解だったかな?(実際は山の方はどうだったか不明ですが)

しかし今回はいつものように御池巡りなどせずに御前峰と別当出合のビストンと距離は短かめだったものの、やはりしんどいものはしんどい(笑)。

そういえば下山中、甚之助避難小屋付近に救助ヘリが。

この暑さですし、諸々気を付けないとですね。


そうそう、この時期の白山らしく、クロユリをはじめ、沢山のお花が咲いていて癒されました。

名前は分かんないですけどね(笑)。

下山後は白峰温泉総湯で疲れを癒し、受付で貰った割引券でソフトクリームを食べて帰りました。

おつかれ山!




別当出合。れっつらごー。




物資を運ぶヘリ




甚之助避難小屋手前で休憩






ひーひー言いながら登ります




延命水でまた今年も寿命か延びましたw







黒ボコ岩

ポーズとるよねーw






弥陀ヶ原

爽快!




室堂到着でひと休み






ひと休み後は山頂目指して足を運びます




てっぺん!

山頂、御前峰に到着です。







御池巡りや大汝峰もと思っていたけど、下山します




途中、救助ヘリが





往復で約9時間、おつかれ山でした!





花の百名山らしく、クロユリをはじめ、高山植物は花盛りでした。






最後は温泉、白峰温泉総湯へ。

湯舟で体をほぐした後は、受付で貰った割引き券を使い「菜さい」さんでソフトクリームも。


今年も白山に登れて満足。

しかし何回来ても楽には登り下りできないもんです😅

 

 
先日の赤兎山登山、帰りに大野市の「福そば」さんへ。
 
いつものように、おろし蕎麦をと思ったけれど、夏季限定の数量限定メニューが目に入り、ひやし天ぷら蕎麦を食べてきました。
 
塩だしの冷たいお蕎麦、美味しくいただいてきました。
 
 
 
ところで昨日、仕事から帰ったら郵便受けに嬉しいお届けものが。
 
 
訳者の服部京子様より、7月30日発売のホリー・ジャクソンの新作『夜明けまでに誰かが』(創元推理文庫)の見本を頂戴いたしました。
 
ありがとうございます!
 
『自由研究には向かない殺人』のホリー・ジャクソンの新たな傑作サスペンスとのこと。
 
先にプルーフ版を読まれた方の感想にも期待が高まっていたところで、読むのが楽しみです(≧▽≦)
 

 

 

 

 

言わずと知れたハードボイルド小説の金字塔。

小鷹信光版で何度か読んでいますが、田口俊樹氏による新訳版が刊行されたので、久しぶりに読みました。


さて、何度か読んでいても「意外に難しい」という印象を持っている本書。

それは多分、登場人物それぞれ、特にブリジットとカイロがどこまで本当のことを話しているのかが分からないからなのかも。

ブリジットに関していえば、最初に探偵事務所に依頼に訪れた瞬間から嘘ばかりでしたしね(笑)。

そういう意味ではサム・スペードに対して最後に真実を語る場面、それすらも全て、そう「愛」について語ったことも含め、真実ではないのでは、とも思えます。

それでも今回の新訳版は読みやすく、物語の輪郭と解像度が随分くっきりした印象を受けました。


そしてその分、サム・スペードを始めとした登場人物について色々と思考したりする余裕を持ちながら読めたかも。

サム・スペードに関しても、その内面、思考や心情は描かれずその非情さが浮き彫りになっていますが、それでもふとした描写に人間らしさがあらわれているのも印象に残りましたし、秘書のエフィとの不思議な関係性も気になりました。



いまどきハードボイルドは流行らないかも知れませんが、今後も読み継がれていく物語なのは間違いないですし、一度は触れてみて欲しい作品ですね。