6月、7月は引っ越しと仕事で忙し過ぎた。

仕事から帰ってきたらまずビールを飲み、電子レンジで調理。

平日はその繰り返しで過ぎていく。

土日はネットでドラマや動画を見るか、

早い時間からビールを飲み、身体が辛くて寝続けた。

土日に何も予定がないとビールを飲んでしまう。

シンドイ時期はしょうがないけど、これを続けたらマズイ、よね…。

 

20年振りのひとり暮らし。

突然できてしまった、暇な時間。

<別居中ー⑤>で書いた、娘に会えないとなった時に、

虚無の入口を見てしまったかのような、

不安に駆られて発狂するかのような恐怖を感じる瞬間があり、

日本酒で紛らせた。

ひとりで突き詰めて考えてはいけない。

 

夫に耐え続けた10年は、何だったのだろうか…。

カウンセラーに言ったら、

PTSDではないかと、精神科受診を勧められた。

<5別居中ー⑤>正義という名の鉄槌

 

7/29娘と夏のバーゲンで洋服を買いに行く約束をしていたが電話があり、

高校受験が終わるまで会えないという。

また、夫の嫌がらせだ。

 

娘には学習障害含め色々あり、学習系放課後デイへ通っていたが辞め、

夫が娘の勉強を見ており、塾へ行っていない。

研究者の夫は在宅勤務でほとんど家にいるが、

土日の休みに一日中勉強をするという。

娘は行きたい高校があり、その過去問5教科を解くのに1日かかるという。

夏休みだし、気分転換に2‐3時間外出もできないのか?

 

娘は電話口で夫に

娘「週1日は休みって言っていたじゃん」

と抗議したが、

娘「お父さんが駄目だと言う」

私「洗脳されているね」

娘「だって、しょうがないじゃん…。」

私「そうだね…。ごめんね。」

 

また、正義という名の鉄槌だ。

 

娘と話しながら涙が出たし、

夜中に起きて不安に襲われる。

娘に会えない、刑務所の受刑者がフッと浮かんでくる。

 

弁護士に相談するか。

しかし、夫が言わせているにしても、

娘の受験勉強の為、と言われたら何も言えない。

娘も高校受験までは会えないと言っている。

諦めるしかない…。

 

<5別居中ー④>マンスリーマンションからワンルームへ

 

家を出るまでの10年、ずっとではないが、耐えた。

家庭という小さい世界に籠り続け、何とか現状維持でやり過ごしてきた。

しかし我慢を超え、家を出た。

 

夫に責められることが日常だったので、責められることがなくなり、ホッとしながら、

これまでの10年は何だったのだろうか、という何とも不可思議な感覚に陥る。

子ども達とも離れ、このまま会えないのか、不安に苛まされる。

スマホを持たない中学生の娘は電話をくれて月1回ペースで会えている。

しかし高校生の息子にラインやディスコードを送っても既読なし。返信なし。

 

元々子ども達は夫の家系に似ており、夫は私の悪口を吹き込み、3対1だった。

娘とは女同士でよく出かけたり話したりしていたが、

理系な息子とは息子の誕生日に2人で出かけるくらいで、

息子は理系の夫と話が合い、私はパソコン購入時など時々話すくらい。

息子とも良い関係を作っていきたいが、どうしたら良いのかわからない。

 

仕事は、常に小走りに走り続けているかのように忙しい。

こんなに常に目まぐるしく緊張を強いられる職場は初めてで、

能力的、体力的に続くのか心配。

その様な中での引っ越し。(引っ越しは3日間に分けて行った)

 

(1日目)6/22荷物搬出

昼頃家へ行って荷造りし、15時くらいにヤマトの単身引っ越し便が来て搬出。

その後夫から話したいと言われ、リビングの椅子についた。

 

(夫より)

①自分(夫)に何かあったら私が母親であり関係は変わらない。

②車と電動自転車の処分依頼

→車は夫の名義だがほとんど私が乗っていた為、使わないなら処分するしかない

 

(私から)

ここ(家)に来ること、夫と会うのが恐怖だった。

できるなら、良い関係を作っていきたいと思っている。

 

(2日目)6/23新居で引っ越し荷物の搬入

 

(3日目)6/29マンスリーマンションからワンルームへ引っ越し

家を出てから3か月、ホテル、実家、ホテル、マンスリーマンション、

今思えば、危機的状況。

やっと、次の寝場所を考えなくても良い状況になったが緊張感に襲われる。

平日は目まぐるしい仕事に追われ、土日は寝続けた。

<5別居中ー③>実家からマンスリーマンションへ 

 

 (実家生活)

必要最小限な物しか持たずに家を出た。

娘と会った時に必要なものを持ってきてもらい、

誰もいない時に荷物を運び出す算段をしてもらった。

しかし、「お父さんがブツブツ言ってたよ」と言い、

これ以上娘を頼るわけにはいかない。

 

実家生活、長くは続かないだろうな…と思いながら、

しかし、戻れる場所があるのは本当に有難い。

疲れ果てていて、仕事へ行く以外は寝ていることが多かったが、

実家へ残してきた荷物を片付け、ほとんど捨てることができた。

 

実家は戸建てで2階に寝ていて、1階で父が母を怒鳴っている声が聞こえてくる。

母は認知症ですぐ忘れる。言ってもしょうがないのに、父は怒鳴る。

何度か止めに入ったが、繰り返される。

 

5/16夕食時に酔った父の声が大きく、もう少し抑えてくれと言ったら、

「一生懸命に話しているのに、その口の利き方は何だ、謝れ」と。

やっぱり、駄目だ。

父の機嫌を損ねたら怒鳴られる、これは言葉の暴力だ。

 

(マンスリーマンションへ)

5/17からまたホテルを予約し、実家を出た。

5/21からマンスリーマンションを予約し、一応6/29までとした。

マンスリーマンションの宿泊を延長できるが、1か月半で約15万円。高い。

どうしよう…。

 

夫に連絡したくない。また責められる、恐怖。

実家もマンスリーマンションも、生活家財が揃っているので夫へ連絡せずに済む。

これもモラトリアム状態。

でもワンルームとなると、机やベッド、布団を運ぶ為に夫へ連絡しなければならない。

そこで考えたのが、シェアハウス。

さすがにこの年齢でトイレ・バス共有はキツイ。

ユニットバス付シェアハウスを見学することにした。

 

見学申込書を書き、まず言われたのは、

「40代までだが、50代の方も相談できる」

年齢制限か…。

また、ベッドや机は備え付けだが、布団や家電はない。

結局、引っ越しが必要。それならワンルームを借りた方が良い。

6/1カウンセリングで、夫への恐怖を口にしたら何だか恐怖心が薄らいだ。

話すことで自分を縛る気持ちの正体がわかってきたのか、

夫に責められる恐怖よりも、

次の住居に必要なものを取りに行くことに意識が向いた。

本当に、心の底から、人に話すことの重要性を実感する。

 

 

以下は以前書いたブログの引用である。 

<3> カサンドラ脱出① 「マインドコントロール」(岡田尊司著)

 

 「マインドコントロール」(岡田尊司著)

P254「暴力を振るわれても離れられない女性は、

囁いてくれた愛の言葉に縋りつき、他にはいないと思ってしまう。

こうした事を心に秘めている限り、支配力は衰えない。

しかし不思議なことに口にして語り、自分を縛る気持ちの正体がわかってくると、

支配する力は次第に制御できるものになっていく。」

「カルト宗教にしろ、パートナーとの依存的関係にしろ、

そこから脱出して自立を成し遂げるには、本来あるべきつながりや、

自己価値を健全な形で取り戻す必要がある」

「元気を取り戻す過程で重要なのは、経済的に自立できる自信を持つこと。」

<5別居中ー②> 弁護士相談、カウンセリング、兄との対話

 

4/6娘とたけのこ堀へ。

  
4/19友人の紹介で弁護士相談。
(弁護士の見解)

2-3年の別居期間があった方が婚姻生活が破綻していると判断されやすく、
それまでに私が離婚の申し出をすると私に離婚をしたい理由があると思われ、金銭的にも値切られる。
情は捨てたほうが良い。粛々と。淡々と。←わかってほしいではなく
 
4/27カウンセリング
(私は)(夫に)特性に気づいてほしい。
もう無理だ、戻れないと思っても、夫にわかってほしいと思ってしまう。

それに対してカウンセラーは、
「決めかねる部分は何か?現状に戻りたいという理由が見えない。
例えば統合失調症の人が幻覚幻想を言い、

それは病気だからしょうがないと思うのはある。
しかし統合失調症だからといって殺人をしてはいけない。
わかる能力がないと理解をするのは良いが、ハラスメントで良いわけではない。
私はハラスメント下にいる。
病人と思い、障害があると思い怒りが出てこないのはある。
(自我を殺し続け自分の感情に振り回されなくなった。)
何も言わず反応せず、酒で紛らわす環境はハラスメント下、
人権蹂躙下でありそこへ戻りたいのか?ASD背景のモラハラだ。
(友人に離人症ではないかと言われたと言うと、)解離ではないかと。
人は困った時に気づくが、この人は困らない。困っていない。
困ることはない。困らないから気づかない。」

困るって、第三者視点や想像力があって、
自分を客観視できるから生まれるものだと理解した。

 
4/29(月)兄との対話
今でも父が母に怒鳴り、父と母の関係は変わらなかった。
私は怒鳴る父と同じような言葉の暴力をする人を選んでしまった。
現在父が私に怒鳴ることはないが、怒鳴られたら出ていくしかない。

 

兄と話しながら、私はどうしたいか考えた。
特性に気づいてほしい。
法的手段を使って、第3者から言ってもらう。
きちんと財産分与を受ける。

夫のモラハラという、視野狭窄の中で過ごしていた。
子どもの事、経済的な事、引っ越し大変、環境を変える不安、

周りにどう思われるか、何とか現状維持で過ごしたい事なかれ主義、

夫は脳の構造からわからないのだと自分で自分に言い聞かせ耐えてきた。
でも、一歩踏み出してしまった…。

<5別居中ー①> 別居前後-衝動的に家を出た日

 

2/1病院相談員として転職。

 

3/19兄が脳梗塞で病院へ運ばれたと父からメールがあった。

 

3/21朝仕事へ行く前、夫に「リビングの本棚とパントリーの整理しろ」と言われた。

夫は在宅勤務でほとんど家にいる。暇なのだ。

兄の心配や体が疲れ果てていてそんな余裕はなく、

これから仕事へ行くのにそんな話をしないでくれと言っても引かない。

土日が休みなので3/24(日)に話すと言ったら引いた。

 

3/24(日)(家を飛び出した日)

夫が11時頃に部屋へ来て話し始める。

あの日の録音データはあるが、まだ向き合えない。

いろいろ言われたが、何とか抑えた。

 

夕飯を作り終わり、これから食べようという時、

夫に「(お酒を)飲み過ぎないよう」と言われた。

 

私が言ったことは全く届いていないと、何となく悟った。

何を言ってもこの人には通じない、わからない、この人は変わらない。

この状態を続けるのは無理。

とりあえずスマホで職場近くのホテルを1泊予約し家を出た。

 

どうしよう。

この先、どうしよう。

疲れと、転職したばかりの仕事、春休み中で同室の連泊はできない。

でも、もう戻れない。

部屋を渡り歩く事になるし高いけど3/29(金)までの予約をし、一週間を乗り切った。

 

3/30(土)もう、無理だ。夫ワールドへ戻れない。

かといって、ホテル生活は続けられない。

どうしよう。

幼少期から実家の父とも色々あったが、認知症の母がいて色んな思惑がある。

ポジティブに気持ちを切り替え、実家へ行くことにした。

 

兄も来ており、現状を話した。

その時は、夫に「わかってほしい」と思っており、

私が家を出ることで夫がわかってくれるのではないか、

わかってくれたら戻りたいと思っていた。

子どもの事もある。長女は今年度高校受験で、穏便に済ませたい。

 

しかし、これまでを見ていた兄と父の見解は、

「もう、(離婚して)いいんじゃないの?」

「子ども達も、大人になったらわかってくれる」

「(淳さんが)わかることは決してない」

えっ?

 

これまでも何度も離婚について言われていたが、

子どもが小さく、私は無職やパート勤務で耐えるしかないと思ってきた。

兄や父の、¨やれやれ¨¨まだわからないの?¨という言葉や態度。

私はこれまでどう見られていたの?

 

「もう、十分頑張った。子ども達もきっとわかってくれる。

自分の人生を大切にしろ」

実家に滞在することになった。

実家から職場へ原付バイクで通勤。

これまでも自転車で通勤していたので、違和感はないだろう…。

<5別居中ーはじめに> 

 

これまでのブログは起こった事を振り返る形で、

自分の考えや気持ちを整理するために書いてきた。

しかし…。

耐えきれずに3/24に家を出てしまった事で、私は初めてしまった。

家を出たら離婚だと思っていたが、別居というモラトリアムだった。

これから、どうしよう…。

 

離婚経験のある友達に話を聞いたり、

図書館で体験談の本を探したり、

ネットでブログを探したり、

LINEのオープンチャットに参加したり、

弁護士やカウンセラーに相談したり、

いろいろもがいている。

 

不安で今後をどうしたら良いのか、

できれば別居中の、状況が似ている誰かと話したい。

でも、今はいないので、

リアルタイムで書いたら、気持ちや考えがまとまるだろうか。

もし良ければメッセージを頂けたら嬉しいです。

<4年後―⑪>別居、3か月

 

言葉は流れるので、録音を文字起こしした。

文字起こしはソースネクストのオートメモ3か月版を使用した。

音声を流しながらの修正となり、

夫の声を聞かねばならず、フラッシュバックに苦しんだ。

しかし私自身ネットや本の体験談に励まされ、

4年前に書いたブログは、読んで下さる方もいたので、

自分の為に、誰かのために、言語化せねばと思った。

 

実際、文字起こしと文章への再編を通して、

夫との会話、関係は、不毛、徒労…。

キャッチボールをしながら毎回変な所へ投げられて、ボールを拾いに行く感じ。

過去に実在した会話をこうして目で読み返すと、滑稽なまでに対話になっていない。

 

でもこれは、別居という物理的な距離を取り、

録音して文字起こしという手間をかけて再現したからこそわかった事。

あの渦中では無理。客観的に見ようとしたけど、見れてなかった。

こうして書くことで、自分に言い聞かせる。

「夫にわかってほしい」=絶対無理。

 

夫にわかってほしかった。

しかし、あんな不毛な、徒労な会話、これ以上できない。

このブログのタイトル、穏やかに会話できるか、私は無理でした。

 

このブログを読んで下さったとして、

夫の言う¨フェア¨、¨叩き潰す¨、¨家族にとって有害¨、

わかる方もいるのだろうと思います。

もしくは、私が言っていることをわかっていただける方もいると思います。

 

もう50代だし、こんだけ違うから、夫も私も、子どもを優先しつつ、

心地よい関係を築ける人を、それぞれ探した方が良いと思う。

 

家を飛び出した後、

ホテル→実家→ホテル→マンスリーマンション→ワンルーム賃貸。

やっと、落ち着いたと言えるのか、始まってしまったと言うのか。

 

引っ越しの時、夫から駐車場代がかかるので早急な車の処分を言われた。

ほぼ私が使用していたので、名義は夫だが言い分はわかる。

しかし、また責められる、と思うと夫に連絡したくない。

円満調停というのがあると聞いたので相談するか、

弁護士に相談するか。

 

夫との今後はわからないが、子どもとは良い関係を作っていきたい。

 

やはりこうして書きながら、気づく。

家を出て、私は始めてしまったのだ。

家庭という家族の物語から離脱しつつある。

完全離脱、部分離脱、いろいろ想定されるが、私はどうしたいのか。

家を出るという事は別居であって離婚ではない。

この先、どうしようか。

<4年後―⑩>モンスターペアレント

 

長男が高校受験前から、テストの採点方法がおかしいなど、

中学校へ抗議の電話をし、夫はモンスターペアレント化した。

 

<録音した会話を文字起こし>

 

(私)教育委員会に抗議したり

 

(夫)全然問題ない

 

(私)学校の先生と良い関係が築けない、もう考えらんないよ。

 

(夫)いや、甘かったと思ってる。確かにその点では反省点がいっぱいあるよ。

もっと徹底的にやるんだった。

 

(私)プーチンだね。信じらんないよ。

(学校と)上手くやってこうというのが大事なんじゃないの?

周りの人とか学校にしろ。自分がこう思うってだけじゃなくて。

 

(夫)自分がこう思うってだけじゃなくて実害が伴いましたよ。

あなたの言ってることは受け入れられないし、

おかしいんじゃないかということに声を上げないってこと自体、

これはおかしいことです。

 

(私)Junichiさんがおかしいと思っても周りがおかしくないと思ってるんであれば、

まあ、それでもいいかなって妥協するとか。

お互いに中間点を探っていくっていうのは大事なことだと思うよ。

 

(夫)かりに子どもを殺されても、そういう…

 

(私)だから極端なことを言わないでよ。

さすがに殺されるとか。そんなになったらまた全然違うでしょ、

 

(夫)同じことをしたよ。俺同じ扱いだよ。

 

(私)だからそれがあまりに極端だって言ってるんだよ。

 

(夫)まあいいや。そこのところは相入れないし、

あなたにわかってもらおうとも思いません。

で、話はちょっと逸れましたね。

あなたと息子との関係が云々というところなんだけれども、

それは俺には到底理想からほど遠いです。

 

 

徒労。この、一言に尽きる。

<4年後―⑨>言葉の暴力

 

 

<録音した会話を文字起こし>

 

 

(私)フェアじゃない…。許さないって、本当に上から目線だね、許せないって何様?

 

(夫)何様じゃないよ。実際、フェアで言ってますよ。それがフェアじゃないと知ってるの。

 

(私)こっちからしたらさ。言葉の暴力に耐え続けて。全くフェアじゃない。

 

(夫)それは原因ではない結果だ。

 

(私)どんな状況があったとしても言葉の暴力をするっていうのは、

それはDVだし、いじめだし、やってはいけないことだよ。

 

(夫)そういうふうな劣等感を持ってこじらせたのは、

他ならぬあなたが自発的にしていることです。

 

(私)自分の言い方が悪かった?自分のやり方が悪かった?とは思わないの?

 

(夫)俺のやり方がどうだったとしても、こじらせようと決断したのは、あなた。

 

(私)こじらせよう…。Junichiさんの言い方ややり方がもっと違うものだったら、

もっと違う結果になったと思わない?

 

(夫)架空の話はしません。

 

(私)でも実際今Junichiさんの言葉の暴力に私は耐えています。

 

(夫)今現在この場で言葉の暴力を発したことは誓ってありません。

 

(私)Junichiさんにとってはそうかもしれないけど、相手がどう受け取るかっていう。

大人として相手に不快な思いをさせないとか、自分の言い方が悪かったなとか、

そういうのって大人として大事なことではないですか?

 

(夫)俺を不快にさせてるんだけど、それはいいのかな。自分はいい。お前、ダメ。

 

(私)Junichiさんは自分の言いたいことを押し通すってだけじゃない?

 

(夫)あなたも今そうしてるんだよ。

 

(私)Junichiさんが絶対こうだっていうのに対して、

私はそれは違うんじゃないのって言ってるのだよ。

キャッチボールになってない。

それは違うんじゃないの?それだったらこうだねって。

 

(夫)それだったらあなたはフェアじゃないねって。

 

(私)Junichiさんにとってのフェアっていうのが、

私にとっては全くわからないものであって、

だからJunichiさんにとっては大事なのかもしれないけれども

 

(夫)対等じゃなくなるからね。

 

(私)もう十分今まで対等じゃないよ。だからこれからも対等じゃないんでしょ?

言葉の暴力を浴びせ続けるんでしょ?

 

(夫)これからはそうじゃないような対等な関係を築きたい

 

(私)言葉の暴力を浴びせ続けても、こいつにはやってもいいと思ってるわけでしょ?

 

(夫)思ってません。

 

(私)「ああ、(Hirokoに)ナンクセつけたくなっちゃうんだよな。」

(→以前言われたことがある)

本当に嫁いびりの最たるもんだよね。

ナンクセつけられてる方は、いじめられてる、DV受けてる。そういう心の傷になるからね。

 

(夫)そういう取り方しかできないような関係になっちゃったっていうのは、

一つポイントでしょうね。

 

(私)どんな関係であったとしてもナンクセつけるっていうことは、

それはDVであって、いじめです。

 

(夫)あなたがサボタージュを繰り返すのもDVですよ。

 

(私)それをやっちゃうんだよなって言って、それでやっちゃうっていうこと自体…

 

(夫)言葉に出す出さないにつもりがあっても、

行動として大変デタラメなことをされております。

 

(私)もうさ、本当にさ、これ以上話してもしょうがないよね。

 

 

 

これらは、実際に行われた会話を文字起こししたもの。

言葉は流れる。会話も流れる。

その流れの中に感情が生まれ、喜びもすれば傷つきもする。

 

会話はキャッチボールに似ていると思う。

ボールを投げる時、相手の胸先の一番取りやすい所を狙うけど、

相手が動かない範囲でボールを取れたら上出来。

 

アスペルガー傾向夫との会話は、

キャッチボールで変な所へボールを投げられ、拾いに行く徒労感。

でも一歩引いて考えれば、

夫にとっても私が変な所へボールを投げているのかもしれない。