PLEASE PLEASE ME : プリーズ・プリーズ・ミー
WRITTEN BY LENNON-McCARTNEY
英国 1963年1月11日 発売
日本 1964年3月5日 発売
英国での4曲入りEP盤 B面1曲目に収録
1963年9月6日発売、日本では解散後1970年6月25日
ビートルズのセカンドシングルだ。
デビュー曲「LOVE ME DO」と比べて、ドライブ感が断然違う。
デビュー曲が悪いというより、この曲のすごさが際立っているのだ。
ジョンが主に作った曲で、彼らしく言葉の意味を意識したもので
それはタイトルのPLEASEという単語を重ねているのでも理解できる。
同じ単語で違う意味を持つものを選び、そこから膨らませていった。
イントロのハーモニカ、ジョンのエネルギッシュなリード・ヴォーカル、
ポールのぶつかり合うようなハーモニー、ジョージのシンプルなリードギター
そして、肝となるリンゴの魅力的なドライブ感溢れるドラミング。
「これがビートルズ・サウンドだ!」としてある意味パターンを確立した重要な曲。
ジョージ・マーティンも
「おめでとう、ナンバーワンヒットの誕生だ」とレコーディングを終え
4人に言ったそうだが、そのとおり英国では初のナンバー・ワンヒットになった。
この曲はステレオ・ミックスとモノラル・ミックスではテイクが違い、
ステレオ・ミックスではサビのあとのもう一度一番の歌詞を歌うところで
ジョンが歌詞を間違え、笑っているように聴こえる。
アナログ盤でビートルズを聴きまくった人には
CD化されたモノラルミックスに違和感を覚えたはず。
1963年のシングル盤は、今、続けて聴いても
本当にひとつの流れで繋がっているように思える。
音一つ一つにビートルズの魅力が詰まっている。
その当時、リアルに聴いたらそれはそれは衝撃的だったのを想像できる。
脳みそがひっくり返る!という表現がぴったり!!
21世紀に発売された超ビッグベスト盤「1」には収録されなかった。
アメリカで1位になっていなかったそうだからそうだが、
こんな重要な曲を収録しないなんて、納得いかない!と思ったものだ。
映像的に言えば、白黒からカラーになったような華やかさを感じる。
この曲から英国ではビートルズ文化がトップギアに入り、
その後、あっという間に音楽の世界を変えていくようになる。