居住確認通知(ВНЖ) | 雪上の足跡

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降っても融けても消える、はかないメモリー

先日、ふとした時に、居住確認通知を思い出し。

短期・長期滞在許可を持っている人が

毎年やらなければならないやつを失念。

許可証の発行日11月27日から2か月以内

つまり、1月27日までに手続きするものを、

気づいたのが2月23日。

通知期限を過ぎると罰金5‐7千ルーブル、

およそ8千~1万2千円。

 

慌てて必要書類を用意しようとすると、

プリンターが動作拒否。

廃インクパッドの問題でカスタマーセンターに

連絡せよと。なんでやねん。

 

ネットで抜け道を検索し、

プリンターを復活させ、書類を用意。

無理と思いつつも、試すだけ試してみようと

失念してしまった言い訳をあれこれ考え。

 

- 申請用紙記入

‐ ВНЖコピー(写真と滞在登録のページ)

‐ 翻訳公証パスポートの縮小両面コピー

‐ 銀行の預金証明(か納税証明)

 

МВД移民担当が入っている 役所(МФЦ)へ行くと、

受付「事前予約はしましたか?」

私「してませんけど」

受付「このQRコードからmos.ruで

  事前予約してください」

私「ドアをノックしてはだめですか?」

受付「事前予約でしか受付けていません」

私「そうですか」

 

もちろん、突撃ノックする。

一昨年対応してくれたおじさんがいる。

私「居住確認通知をしたいんですが」

係「予約時間は何時ですか」

私「予約してないんです」

係「予約してから来てください」

 

廊下に出て、予約画面に進むと、

直近で空いているのが10日後。

また、部屋をノックする

私「3月6日からしか予約できないんですが、

 どうしたらいいですか?

 そうでなくても通知の締切を過ぎているのに」

係「じゃあ、3月6日で予約して、確定したら

  申請書と必要書類アレ、コレ、ソレ、

  揃えたら入ってきて」

 

待ち人もおらず、暇そう。

別の日に予約させて、今対応するというのは、

どういうことなんだろう。

 

書類を揃えて、部屋に入る。

担当官はパスポートとВНЖをちらっと見て、

申請用紙を目で追い(番号が合っているかとか

見比べての確認もしない)

裏面を見て、

係「署名して」

私「はい。日付は?今日は…(何日だっけ)」

係「日付は・・・」

よこせというジェスチャーなので、

日付は空欄のまま渡すと、

そのままスタンプを押し、署名し、

半券を私によこした。

添付書類の確認すらしてないぞ!

 

罰金覚悟していたので、

月曜の朝からだるそうにしてる担当おじさんが

細部を確認せず、通知させてくれてありがとう!

ラッキー!

 

ところで、後で夫に話してわかったが、

「そうでなくても通知の締切を過ぎているのに」

 と正直に言ったつもりだったのに、

「それだったら通知の締切を過ぎてしまいます」

というニュアンスで言ったようで、

担当官は私の言葉を信じて、

まだ通知期限が過ぎてないと思って

手続きしてくれたのかも。

 

帰りのバスで、

そういえば交通カード残金が56ルーブルで、

課金どうしようかなぁと考えながら、

座って、リュックから財布を出そうとして、

このままキセルしようかな・・・と

ぼんやり・・・。

 

そんな時に限って、検札係が来て。

慌ててカードを出して

私「今、払いますから。

 乗ったばかりなんですよ」

係「入口で払わなかったでしょ。

  座ったらアウトよ」

と言われ。座ってからおもむろに

財布を出して支払うのもありなんだけど、

乗った時から逐一観察されてて、キセルする気と

見抜かれたのだろう。抵抗できん。

 

しっかり違反切符を切られた。

罰金2000ルーブル(約3250円)。

60日以内に支払えと。。。

移民の滞在許可に関わる行政違反とは

一切関係なく、罰金払って終わりだから

安心してって言われた。