ロシア語のゲーム | 雪上の足跡

雪上の足跡

降っても融けても消える、はかないメモリー

子が4歳なりたてぐらい

夫が近所のスーパーでゲームを買ってきて。

単語を作るゲームСловодел。

しかし、当時はアルファベットを並べるレベルになく、

全然できなくてお蔵入り。

 

数日前、棚を整理してて出てきた奴を

目ざとく子が見つけて、遊びだした。

6歳に近い5歳、適齢期になったのか。

2人~4人で得点を競うゲーム。

各アルファベットに点数がついていて、

オレンジのマスは2倍、青は3倍に増えたり。

まぁ、点数をつけるのは面倒なので、

まずはただ言葉を作るだけにする。

 

下から上へ、右から左へも自在に言葉を繋げようと

するので、指導する。

 

子にはよい頭の運動になり。

園で習ったばかりの単語Мангуст(マングース)を使ったり。

(何故、語尾にТが付いているのか。マングーストゥ。)

「そうなの?本当?」と言いながら辞書で確認。

マングースは雑食性всеядныйだと。

(все"ед"ный、eда(食物)じゃなくて、

 яд (毒)なの?そうなの?)

母は一事が万事辞書が傍にないと遊べない…

一時間ぐらいは軽く熱中してくれる。

辞書があってもдомоВойを間違える…

 

半年前、トランプのスピードを教えたら

毎日寝る前に5分~30分やる習慣になり。

最初は数字の繋がりを認識するのが

遅かったが、だんだん慣れてきて。

 

母は強く、手を抜かない。

負けるとあからさまに機嫌が悪く、

泣いたり、叫んだり、カードにあたったり。

「あなたね、子供じゃないんだから…」

(ムム…5歳‥‥)何度言葉を飲み込んだことか。

 

次のカードをちらっと盗み見たり、

自分だけジョーカーを使ったり、

自分のカードを切らなかったり、

勝つためのズルをアレコレやり。

 

そういうのを経てまともにやるようになりつつあり。

カードを切る練習にもなったり。

負けても気を乱さない訓練になってればいいが。