リア充5歳 | 雪上の足跡

雪上の足跡

降っても融けても消える、はかないメモリー

子「Мама, Василисса хочет жениться со мной.」

  (あのね、バリシッサが僕と結婚したいって)

私「え、彼女がそう言ったの?」

子「うん。僕と結婚したいんだって。

 だから、大きくなったら結婚できるよって

 言ったんだ」

私「ほう」

いつもポーっとしてる可愛いあの娘が…

 

別の日、夕食時に

子「ママ、マリアって覚えてる?」

私「うん、マーシャいたね(9月に転園した子)」

子「彼女は明るい髪の色だったね」

私「ぷっ(なんで急に!)。。。そうだね。。。

  でも、ポリーナもカーチャも明るいじゃん。

  アーメリも?」

子「アーメリはちょっと暗めだよ。」

私「そうなんだ。バシリッサもウーリャも茶色か」

子「明日カーチャに髪の色を聞いてみよう」

私「え、お姫様みたいにカーリーで長くて明るい色じゃん」

子「覚えてないから、聞いてみる」

 

ある日の帰り道(幼稚園の室内温水プール)

私「今日、プールどうだった?」

子「怒られた」

私「なんで?」

子「ローマに足でしぶきを掛けたから」

私「まさか、隅に立たされたり?」

子「・・・うん、ローマと二人で」

私「ほんとに?あははは」

子「体がぬれてて寒かった・・・」

 

道端で会った子とハグしてて。

子「僕の家はここだよ」

相手「私の家はあの白い建物」

とか話してて。

目出し帽ならぬ顔だけ出し帽を被ってるから、

誰が誰かわからない。

私「誰だったの?」

子「カーチャだよ」

お姫様カーチャかぁ。

 

子が義母とビデオ通話していた時、

内緒話をしたかったらしく、

急に台所へ走って行き、タイルで滑って転び

スマホを持っていて手で受け身を取れず

顎を強打。下髭のような痣になり。

子「先生に痣のこと話すんだ」

と言っていたので、任せていたら、

先「家で転んだことを教えてください。

 顎の痣がこんなにも大きいじゃないですか」

とお叱りのチャット連絡があり。

 

数日後、朝送りに行った時

私「実は、一昨日不幸なことがありまして。

  後頭部を打って大きなたんこぶを作りました」

先「医者に診せました?」

私「いえ、寝かせて冷やして様子を見て

  大丈夫そうだったので。

  バランスボールの上に立とうとして、

  後ろに転んでタイルで打ったんです」

先「Ай,яй,яй, как так!? (おやまあ)

     Он очень подвижный мальчик.

   (お子さんはとても活発な子ですよね)

  そんなボール片づけとかないと」

私「そう。仕舞ってあったんですが、タンスを漁って

  勝手に引っ張り出して空気を入れて。。。」

先「・・・」

 

痣が早く引くように、仰向けで寝るように言ったが、

後頭部に瘤ができて。腹這いで寝るように言ったら、

子「そしたら、痣は治らない?」

私「・・難しいね。じゃあ、横向いたら?」

 

二日後、今度はフォークを噛んで

前歯がグラグラに。抜いた。

 

厄月だったのかしら…