飲み薬と塗り薬を処方されました。
薬剤師の方から、説明を受けました。
「塗り薬は少し刺激があります。顔、お尻など、皮膚が弱いところは塗らないでください」
お尻にも水ぶくれができていたので、どうしようと相談したら
「お尻のほっぺたの所ならギリギリセーフかな。鼠径部もギリギリ。お股はダメです」
ほうほぅ、なるほど。
「それから、臭いが独特です。ちょっと接着剤みたいな感じです」
あ、なんか分かるかも。
私自身も水ぼうそうになったことがあるので、話を聞いているうちに徐々に思い出される記憶。
そんなこんなで帰宅し、早速塗りました。
「刺激が」と言うだけあって、かき破った形跡があるところや痒みが強いところに塗ると滲みる様子。
痛い痛いと号泣する娘に、こちらの心も折れかけました。
グッと堪えて塗り終わると、徐々に乾燥してきます。乾燥すると痛みもなくなるようでした。
「接着剤みたい」とはよくいったもので、白くて、ドロッとサラッの間くらいの硬さ。で、塗ってしばらくすると乾く。
臭いも本当に、接着剤みたいな独特の臭いでした。
ので、普段使っている保湿剤みたいに伸ばして塗り込むというよりは、患部に乗せて薬で蓋をするというイメージの塗り方でした。
そしてこれ、乾燥するとパリパリになるのです。
乾燥する前に服を着せると服で擦れて取れてしまう(しかも服にべったりついてしまう)。
でも、乾燥した後に着せると、やっぱり擦れて薬が剥がれてしまう。
剥がれた薬は床にバラバラと落ちていきます。
家中の床に白い粉状の物体が落ちている不気味さよ。
水分を含むと再びねっとりしてくるようで、雑巾で拭いたら大変なことになりました。
そのため、コロコロ(粘着テープタイプの掃除道具)を持ち歩き、そこら中をコロコロしてました。
一度かかったら次はないと思うのですが、この地味な大変さは是非とも誰かに伝えたいと思い、わざわざ記事にしてみました。