事前情報が大事です 2 | 紫苑の徒然日記

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育児を中心に、日頃感じることを気ままに。

娘が水ぼうそうになったお話です。

前回、通院の流れはコチラ→事前情報が大事です1

という訳で、朝一番に行った皮膚科では「感染症ではない」と診断された娘。
「でも、運動量を抑えたいから、今日は保育園を休んでください」とも言われたので、保育園に欠席の連絡をしました。

そこで、思わぬ情報を得ました。
娘のクラスで、他に発疹が出た子がいたそうです。一人は毛虫に刺された、もう一人は水疱瘡、と、それぞれ診断された、と報告があったそうです。
娘の発疹の状態について聞かれたので、前日、保育園から帰ったら既に出ていたこと、一晩で少し広がっていること、
医師は「左右対称に症状が出ているので、体の内側から来るモノだろう」と言っていたこと等を伝えました。
そうしたら、園から「水疱瘡の診断をされた子に症状がよく似ている」と言われたのです。

朝一番に通院したとはいえ、昔からある病院で、待ち時間が長いことで有名な皮膚科なので、保育園に連絡をしたときには既にお昼時。
皮膚科も小児科も、お昼休みの時間になってしまっていました。
保育園からは「さっき皮膚科に行ったなら、念のため小児科にも行ってみたらどうか」と言われました。

私自身も心配だったので、夕方、改めて小児科に行きました。
受付で「発疹が出ました。保育園で水ぼうそうの罹患者が出ています」と伝えたら、即、別室に案内されました。
そして、ほとんど待つことなく医師が登場。そのまま別室で診察。
皮膚科で医師にした説明に加え、皮膚科での診断の様子も伝えました。
やはりとても悩んだ様子でしたが、結局「水ぼうそう」と診断され、そのまま別室で清算、普段の入口と異なる裏口から出ました。
待合室には何組か待っていたことも踏まえると、恐らく順番を飛ばして最速で診てくれたのだと思います。
インフルエンザよりも特別な扱いで、水ぼうそうが出席停止とされる病気であることを改めて実感しました。

皮膚科でも小児科でも、医師はとても悩んでいるように見えました。
水ぼうそう特有の水疱が見当たらなかったからだと思います。
私たち親も「水ぼうそうにしては水ぶくれがない」と感じましたから、医師が悩むのも分かります。
予防接種を受けていると、感染率が下がることはもちろんですが、感染した時の症状が軽くなるそうです。
これが、今回は悪い方(医師に判断を悩ませる)に働いてしまったかなと感じるほどでした。

皮膚科と小児科と決定的な違いは「保育園で水ぼうそう罹患者が出た」という情報だったように見えました。
皮膚科でこの情報を伝えていたら、皮膚科医も水ぼうそうの診断をしたかもしれないと、今なら思います。
普段から、保育園の罹患情報は伝えるようにしていますが、やはりこういう情報は大事だと感じました。