『Everybody Dance』(2002.6.26発売)は NHK教育テレビ『天才てれびくんワイド』内で放送されたアニメ『ベイベーばあちゃん』の挿入歌として作られた通算84枚目のシングル。カップリング『Madness Love』は、ヒデキ自ら作曲しているハードロックです。

 

 

『ベイベーばあちゃん』の主人公自身がファンだと言うスーパースターHIDEKIとして、アニメにヒデキ本人が登場。

でもNHK教育の5分番組で、常にBGMとして『Everybody Dance』が流れるわけでもなく、プロモーションも積極的に行われなかったのでほとんど売れていないのが残念です。オリコン最高順位72位

 

『Everybody Dance』のイントロはBCRの「サタデーナイト」のコール風、曲の前半はジュリーの「TOKIO」に似ていて、いずれにしても軽快なロック。『恋の暴走』っぽくって個人的には好きなんですが・・。

 

作詞は有森聡美さん、有村さんはアニメ界とNHKに強く、ヒデキの曲では「ラッキームーチョ」「めぐり逢い」「ベジタブルワンダフル」の訳・作詞も担当しています。

作・編曲はギタリストの長谷川智樹さんで、彼もまたアニメ界に強く、ギターを活かした70年代ロック調の曲として仕上げてくれています。

 

"秀樹さんは詞に関して「これはどういうことなの?」と深い所まで確認して下さるので、作りがいがありますし、歌い手としての表現の仕方など、素晴らしい方だと思います"(作詞家・有森 聡美さん)

 

アニメの方は、私もしばらく観ていましたが、5分アニメなので細切れで楽しめない、ヒデキの曲がほとんど流れない、等々、だからか最終回までは観ませんでした。

1975年6月25日発売のオリジナルLPが『エキサイティング・ヒデキvol5 恋の暴走/この愛のときめき』

 

タイトルでもわかる通り、シングル2曲をメインとした5thアルバムです。アメリカでのレコーディングが予定されていましたが、ドラマ「寺内貫太郎一家2」での怪我でスケジュールがキャンセル。

 

レコードジャケットはシングル『恋の暴走』と同じ日焼けヒデキ。歌詞カードの他にフォト・リーフレットが含まれています。

 

 

このアルバムには名曲が多く、ヒデキのパワーも全開!! 

セールスもオリジナルアルバムで最高の5位(ライブ盤では2位がある)、名実共に傑作のアルバムではないでしょうか。

タイトル通り、エキサイティングということでは文句無し。これ以降のアルバムは甘過ぎる、優しく優等生のヒデキになってしまった。

 

全体の統一感はないけれど『さよならの宿命』『海辺の駅へ』の爽やかさ、『夕焼け雲』『愛の叫び』の激しさ、『翼があれば』と『悲しき誕生日』の憂い、すべていい!!

『灼熱のサンバ』『ブギインザブギ』といったユニークな曲もある。

 

特に『翼があれば』は名曲中の名曲、こんなにカッコいい曲はありません(シングル向きではないけど)。ヒデキファンではない人にも聴いてもらいたい。ヒデキの歌の上手さがわかる曲です。

 

『悲しき誕生日』に関しては不倫の歌ですよね、あれは。

なぜかヒデキの作詞家陣は、非常識な恋愛の歌をヒデキに歌わせる。不倫とか三角関係とか近親愛とか。それでもドロドロ感が出ないのはヒデキのキャラのお蔭かな。そんな曲も年上の女性ファン受けした理由のひとつかもしれない。

 

個人的には一番好きなアルバムというわけではないですが、とにかくヒデキらしい傑作であることは間違いないです。 

 

ちなみに、アルバムの帯に"新曲『さよならの宿命』『海辺の駅へ』"って書いてあるので、次のシングル曲かと思ってしまいましたが、何てことはない、新録音ってことでした。新曲には間違いないけど。

ヒデキのレコードジャケットで一番好きなのは『若き獅子たち』とお話ししましたね。

では野口五郎だったら?

 

私はヒデキのファンですが、五郎のファンでもある、

もっとも、ひろみもジュリーも好きです。

要するに70年代の歌手はみんな好きだと言う事ですね。

 

なので五郎のレコードも結構買いました。

その中でもイチ押しなのは(レコードジャケットね)

1975年に発売された『美しい愛のかけら』

これがまたカッコいいんですよ。

 

 

ヒデキが語る…

野口五郎君に・・やはり 雨の日は君のあの歌声が聞こえてくる

やさしく静かに雨の降る日

季節でいえば紫陽花の咲くころ・・・ 

それが君には似合ってる 

 

ちなみに五郎の曲には“雨”の設定(歌詞)の曲が実際に多い。

「雨がひとしずくガラス窓を這う・・」「オレンジの雨の中ぬれてる・・」

「夕立ちのあとの街はきれいに洗われたようで・・」「雨の降る日は一つの傘で・・」

「水色の雨降る街は傷ついた人でいっぱい・・」「霧雨降るガラス越しに19:00の街・・」

「雨の中をどこへ一人行くのあなた・・」

 

これ全部五郎の曲!

 

この『美しい愛のかけら』のジャケットもレインコートっぽい服で、

ヒデキの『若き獅子たち』とは対照的な風景、

太陽と雨みたいな…笑

 

この『美しい愛のかけら』はジャケットだけではなく歌もイイです。

作曲は『私鉄沿線』同様にお兄さんの佐藤寛さん。

曲のサビ前のメロディーが、当時五郎が出演していた"カックラキン大放送"内のコーナー

「刑事ゴロンボ」の登場曲に使われてます。

ヒデキがデビューする1年前、1971年に円谷プロ制作のTV番組「帰ってきたウルトラマン」が放送された。ウルトラシリーズ第4弾。第二次怪獣ブームの始まりで、私は低学年まだまだヒーローはウルトラマンでした。

 

「帰ってきたウルトラマン」では、団次郎さん演じる主人公の名前が「郷秀樹」と名付けられてた。郷ひろみと西城秀樹を混ぜたようなこの名前には今更ながら不思議な気がします。まだヒデキもひろみもデビュー前…何の関係も無いですがね。

 

ヒデキのデビューは1972年3月25日、キャンペーンでは、軽トラックの荷台に乗り、等身大の立て看板を持ってレコード店周りをし店頭で歌う等、テレビで見るスターの華やかさとのギャップに驚いたとヒデキは言っていた。

 

 

その春、特撮番組は「帰ってきたウルトラマン」から「ウルトラマンA」に代わった。レコード店店頭には「ウルトラマンA」のレコード宣伝パネルが置かれてた。その横を等身大パネルを持ってキャンペーンで訪れたヒデキが通る。私にとってのヒーロー2人が並ぶ光景。

 

 

この時期以降、私のヒーローはウルトラマンからヒデキにスイッチした。それもあってか「ウルトラマンA」の後番組「ウルトラマンタロウ」は観ていない、ウルトラマンからの卒業だったわけです。

 

(ちなみにヒデキとウルトラマンには何の関係もありません。ヒデキも世代的にウルトラシリーズは観ていないようで、ヒデキは「月光仮面」や「スーパーマン」が”お好き”

思い出の番組は「恐怖のミイラ」だった)

レコード時代は曲だけではなく、ジャケットの魅力もあります。

今では死語かもしれませんが「ジャケット買い」という人もいました。

 

最近はダウンロードで曲を買ったり、サブ・スクで聴いたりしますから、

そもそもジャケットがありません。

 

私はジャケット買いをすることはありませんでしたが、

お気に入りのジャケットはアーティストごとに存在します。

 

例えば、

ヒデキのレコードジャケットで一番好きなものは?

と聞かれたら迷わず答えます。

『若き獅子たち』

 

 

18枚目のシングル、ヒデキは21才でした。

一番長髪の時代でしたね。

 

太陽に向かい歩いてる限り

影を踏む事はない…

 

歌詞通り、太陽が似合うヒデキの

真直ぐに前を向いた素敵な写真です。