旧車イベントで毎回楽しみにしているのが
ワク井商会さんのブースです。
しかし今回のオートモビルカウンシルの
出展リストには見当たらない???😲
実は「ブリストル研究所」という
新たらしいプロジェクトが始まったようです。
これはブリストル401(1953年)。🇬🇧
ブリストルは元々英国の航空機メーカーで
自動車にもそのノウハウが移植されています。
総アルミボディで空気抵抗を表すⅭÐ値は
当時としては驚異的な0.36だといいいます。
エンジンにBMWの直6を採用している事を
‟キドニーグリル”が物語ります。
先代の‟400”のデザインを引き継ぐ
とても流麗なボディ。🤩
ブリストルの存在は知ってはいましたが
正直、あまりピンと来なかった。
ところが実車を走らせる動画を見て・・・・
キタぞ!キタ、キタ!!🤩😍
急に興味が湧いてきたオヤジ。
動画のリンクを貼っておきます。
画像は戦時中にブリストルが開発した
‟ボーファイター”という重戦闘機ですが
注目すべきは‟ハーキュリーズ”と呼ばれる
スリーブバルブのエンジンです。
様々なメーカーがスリーブバルブに挑戦し
最も成功したのがブリストル。
更にコンコルドのターボジェットエンジンの
ロールスロイス・オリンパス593の原型は
ブリストル223に遡るそうです。🤔
2,000年に墜落事故を起こし
その3年後に引退したコンコルド。↑
欧州の終焉を暗示するような事故でした。😓
話題をクルマに戻します。
こちらはブリストル406です。(1958年)
ブリストル研究所を始められたのは
ワク井商会さんが自動車ジャーナリストの
故川上完さんの愛車(406)を引き取り
レストアした事がきっかけでした。
会場では興味が湧かなかったけれど
今こうして記事を書いていると
ますます気になってくる。
古い英国車をまた研究しなければ・・・・😀
(別に義務じゃないのに)
会場には常連のアルヴィスも。
今回初めてお目にかかったのは
グラバーのドロップヘッドクーペです。
お値段はなんと! 7200万円也。😲
ロールスやベントレーよりも
少々遅れて創業したアルヴィスですが
名前の‟アル”はアルミニウムを表し
‟ヴィス”はラテン語で‟力”を意味するそうです。
戦前は航空産業がハイテク技術だったので
アルミは飛行機の軽量化に貢献した
正に‟ハイテク素材”だった訳です。
とても品の良いコックピット。😍
ところで旧車のイベントを訪れる度に
クルマの値段が毎回高くなるのを痛感します。
特に希少性の高いクルマの値上がりには
目を見張るものがあります。
富裕層は希少性の高い
高額なクルマを買う事が出来る。
更に購入後も価値は下がり難い。
でも一般大衆が乗るクルマは
数年乗れば下取り価格は二束三文です。
これでは経済的格差が拡大するばかり。😲
そう言えばウーバーテクノロジーズが
待遇改善を求める配達員のストの最中に
自社株買いを発表したそうです。
恐ろしい世の中だぜぇ~😱😱😱