オートモビルカウンシル(5):ブリストルとアルヴィス | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

旧車イベントで毎回楽しみにしているのが

ワク井商会さんのブースです。

しかし今回のオートモビルカウンシルの

出展リストには見当たらない???😲

実は「ブリストル研究所」という

新たらしいプロジェクトが始まったようです。

 

 

これはブリストル401(1953年)。🇬🇧

ブリストルは元々英国の航空機メーカーで

自動車にもそのノウハウが移植されています。

総アルミボディで空気抵抗を表すⅭÐ値は

当時としては驚異的な0.36だといいいます。

エンジンにBMWの直6を採用している事を

‟キドニーグリル”が物語ります。

 

 

先代の‟400”のデザインを引き継ぐ

とても流麗なボディ。🤩

ブリストルの存在は知ってはいましたが

正直、あまりピンと来なかった。

ところが実車を走らせる動画を見て・・・・

キタぞ!キタ、キタ!!🤩😍

急に興味が湧いてきたオヤジ。

動画のリンクを貼っておきます。

 

 

画像は戦時中にブリストルが開発した

‟ボーファイター”という重戦闘機ですが

注目すべきは‟ハーキュリーズ”と呼ばれる

スリーブバルブのエンジンです。

様々なメーカーがスリーブバルブに挑戦し

最も成功したのがブリストル。

 

更にコンコルドのターボジェットエンジンの

ロールスロイス・オリンパス593の原型は

ブリストル223に遡るそうです。🤔

 

 

2,000年に墜落事故を起こし

その3年後に引退したコンコルド。↑

欧州の終焉を暗示するような事故でした。😓

 

話題をクルマに戻します。

 

 

こちらはブリストル406です。(1958年)

ブリストル研究所を始められたのは

ワク井商会さんが自動車ジャーナリストの

故川上完さんの愛車(406)を引き取り

レストアした事がきっかけでした。

 

会場では興味が湧かなかったけれど

今こうして記事を書いていると

ますます気になってくる。

古い英国車をまた研究しなければ・・・・😀

(別に義務じゃないのに)

 

 

会場には常連のアルヴィスも。

 

今回初めてお目にかかったのは

グラバーのドロップヘッドクーペです。

お値段はなんと! 7200万円也。😲

 

 

ロールスやベントレーよりも

少々遅れて創業したアルヴィスですが

名前の‟アル”はアルミニウムを表し

‟ヴィス”はラテン語で‟力”を意味するそうです。

戦前は航空産業がハイテク技術だったので

アルミは飛行機の軽量化に貢献した

正に‟ハイテク素材”だった訳です。

 

 

とても品の良いコックピット。😍

 

ところで旧車のイベントを訪れる度に

クルマの値段が毎回高くなるのを痛感します。

特に希少性の高いクルマの値上がりには

目を見張るものがあります。

 

 

富裕層は希少性の高い

高額なクルマを買う事が出来る。

更に購入後も価値は下がり難い。

でも一般大衆が乗るクルマは

数年乗れば下取り価格は二束三文です。

これでは経済的格差が拡大するばかり。😲

 

 

そう言えばウーバーテクノロジーズが

待遇改善を求める配達員のストの最中に

自社株買いを発表したそうです。

 

恐ろしい世の中だぜぇ~😱😱😱