超音速旅客機のDNA | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

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画像は在りし日の超音速旅客機、コンコルドの雄姿です。
コンコルドは1976年に就航が始まり、2003年11月を持って現役を引退しました。
デビューの時は、世界初の超音速(マッハ2位)で飛行する旅客機でしたから
それはもう、話題になりました。
僕も当時高校生でしたが

憧れましたね~

コンコルドのエンジンはロールス・ロイスブランドの“オリンパス593”と呼ばれる
ターボ・ジェットエンジンです。
スクエアなエア・インテークがスマートで、とてもカッコ良かった。

ところで、このエンジンはロールス製とはなっていますが、元々はブリストルという
メーカーが開発をしていたエンジンが原型で、ブリストルがブリストル・シドレーとなり
最終的にロールスに吸収された経緯で、ロールスブランドとなっている訳です。

ブリストルの航空機部門はロールスに名前を変えましたが
自動車部門はしっかりと残っています。

下の画像はそのブリストルが制作したスーパーカー。
“ブリストル・ファイター”というモデルで、エンジンはクライスラー製の
ターボ付きV8、8000ccを搭載しています。
ファイターの“T”シリーズはなんとブガッティーのヴァイロン以上の出力をひねり出すとか
つまり、出力は1000馬力を超え、最高速も400Km以上と言われています。

ブリストルは小さな会社で、ちょうどイギリスのモーガンみたいなバックヤード・ビルダーだと
思って頂ければ分かり易いでしょう。
とは言うものの、イギリス国内では高級車としての知名度はそれなりにあるようです。

コンコルドのターボ・ジェットのDNAを引き継ぐクルマ。
ブリストル・ファイターはそんなロマンを感じさせるクルマですね。

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