オヤジのおもちゃ箱

オヤジのおもちゃ箱

行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

引き続き河口湖自動車博物館のネタ。

今回はまず、この一台から。

ブガッティのTYPE57(1934年~1939年)。

エンジンは直列8気筒 DOHC 3300㏄です。

直列8気筒故、やたらとボンネットが長い。

でもこのデザインは凄いよ!

実は前回の訪問では、あまりピンと来なかった。

若い頃のオヤジのセンスは寂しい限りです。

 

 

創業者のエットーレ・ブガッティはミラノ生まれ。

父親は家具や宝飾品のデザイナーで

祖父や弟は彫刻家という

まさに芸術家一族の生まれです。

なるほどねぇ~、どうりで。

 

 

このキャビンの造形なんて

ブガッティ以外では有り得ないのかも?

 

 

撮影した画像を見ている内に

内装が気になってネットで検索したら

やっぱ、凄かった!

これはもう、芸術作品の領域ですわ!

 

 

戦前はルマンで活躍したブガッティ。

ライバルはあのベントレー(↑)でした。

エットーレはベントレーに勝利をさらわれた際に

「ベントレーは世界一速いトラックを作った」

という捨て台詞を吐いたと伝わります。

確かに見た目は“トラック”だけど

このトラックのオーラは半端じゃねぇ~ぞ~っ!

(上の画像は14年前に京都で撮影したもの)

 

 

お次はこの(↑)クルマ。

世界初のフラッシュサイドのボディで

シャーシはアルファロメオの6Ⅽ2500に

GHIAがボディーを試作したものです。(1947年)

 

 

“フラッシュサイド”とはヘッドライトや

フェンダーがボディと一体となっているもので

現在生産されているクルマの殆どがこの形です。

 

 

イタリア人のセンスには本当に脱帽ですわ。

頭の中がどうなってるのかいな?

まったく敵いませんよね。

 

 

ところで、ブログ記事を書くたびに

様々な驚きがあるものです。

今回もありました。

クルマじゃなくてバイクのお話し。

 

上の画像は戦前日本で組み立ってられた

アメリカのハーレー・ダビッドソン。

製造したのは現在の第一三共にあたる会社で

なんと!製薬会社の事業の一部だったらしい。

へ~っ! 知らなかったぞ~っ!

 

 

三共はハーレーのノックダウン生産の後に

「陸王」という“和製ハーレー”の生産を始めます。

その為に「三共内燃機関」という会社を設立します。

 

 

昔から「陸王」という名前は知っていたけれど

まさか製薬会社が絡んでいたとは・・・・・・

でも三共って会社は高峰譲吉博士の

「タカジアスターゼ」も販売していました。

 

当時は多角経営のベンチャー企業だった訳だ。

 

続きます。