靖国神社:上野駅から九段までぇ~♪ | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

上野駅から九段まで~・・・・・・♪

いきなり古いナツメロ。

何故かオヤジは2024年の初詣に

靖国神社に参拝しました。🇯🇵

 

 

これ(↑)が「九段の母」の九段坂です。

「坂に沿って御用屋敷の長屋が

九つの段に沿って建っていた。」とか

「急坂であったため

九つの段が築かれていたから」

というのが名称の由来のようです。

 

坂は東に向かって下がっており

その先は神田を始めとした‟下町”。

つまり九段坂は東側から

本郷台地に登る地形になっています。

ちなみに上の画像の右側が

日本武道館の建つ北の丸公園で

桜で有名な千鳥ヶ淵はその直ぐ裏手です。

 

 

久々に目にする九段会館。↑

昭和天皇即位の記念事業として

昭和3年に完成しました。

226事件の時には陸軍の

戒厳司令部が置かれた建物です。

戦後は一時GHQに接収されましたが

日本遺族会に引き取られて

ホテルや結婚式所として使用されます。

 

 

靖国神社の目と鼻の先で

軍神のご遺族の方の宿泊先として

立地条件は申し分無さそう。

建設当初九段会館は

「軍人会館」と呼ばれまていました。

現在は建物の一部が史跡として残ります。

 

藤原氏の氏寺の興福寺や

氏神様を祀る春日大社の傍に立つ

奈良ホテルを思い出しました。

(なんでだろう?リンクを貼っておきます)

 

 

九段坂を上り左手の

日本武道館をやり過ごすと

靖国神社の大鳥居が見えてきます。

 

 

靖国神社創建に貢献した大村益次郎の銅像。

今回初めて気が付いたのは

神社が東を向いている事です。

この銅像の視線は北東の

上野方面を凝視しているようです。

上野は戊辰戦争で新政府軍が

彰義隊と激戦を繰り広げた場所。

 

「官軍が正義で幕府軍は朝敵」という歴史を

継承したいという意図が透けて見える?

 

 

弱い霧雨にも拘わらず

参拝者は予想以上に多い。

上の画像は‟神門”です。

いろいろな神社に参拝したものの

こういう呼称の門は他では見ない気がする。

 

 

こんなに並んでます。↑

参拝は諦め、振る舞い酒でも・・・・😲

 

 

遊就館の前で甘酒を頂きました。

他にも神門の脇でも日本酒を頂きました。

やけにサービスが良いよなぁ~😒

 

遺族会の支援で運営される靖国神社ですが

世代交代等で状況は楽では無さそう。

境内にはカフェがあったりして

少しでも稼ぎたい気持ちが伝わります。

 

 

昔と比べると的屋の数も少なくなりました。

子供の頃は綿菓子を良く食べたものです。

既に‟昭和の残滓”といった風情。

 

「死者を神として祀る。」

これも日本の御霊信仰なのでしょう。👻

 

次回は遊就館のお話です。