等々力:水音が轟く? | オヤジのおもちゃ箱

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行く川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず・・・・・・

 

松陰神社を後にして

次に向かったのは等々力渓谷です。

渓谷は現在、殆どが通行止め。

ただ等々力不動のあたりであれば

足を踏み入れる事が出来ます。

オヤジは渓谷を一度訪れています

今回は訪れた事の無いカミサンと一緒です。

 

前回訪れて新緑が印象に残ったポイント。↑

まずまずの色付きですねぇ~🍁

東京都の世田谷区に渓谷が有るなんて

なかなか想像できないと思います。

 

 

渓谷の不動の滝。↑

ここまでは歩く事が出来ますが

等々力駅方面は立ち入り禁止でした。😓

渓谷の事はブログの記事にしていますので

リンクを貼っておきます。

 

 

渓谷の次に訪れたのは

至近距離にある野毛大塚古墳です。

全長82mで高さ約10mですから

ホタテ型の古墳としてはかなりデカい。😲

何度も言いますが、世田谷区ですからね。

更に馬蹄形の周濠が掘られています。

こちらの古墳も二度目の訪問です。

今回はボランティアのガイドさんがいらして

興味深いお話を聞く事が出来ました。

ラッキー!😃

 

 

古墳の特徴は前方部の脇の‟造出し”。

他では見た事無いなぁ~🤔

ヤマトから離れた場所なので

中央には無いオリジナルティを出したのかも?

ちなみに築造は5世紀前半です。

ガイドさんのお話では

横浜あたりまで勢力範囲を待った

有力豪族の古墳らしい。

 

埋葬施設は4ヶ所で

最初にお嬢さんが葬られたようです。

娘に先立たれ、悲しい思いをされたのかも?

 

 

古墳の立地は国分寺崖線の

台地の上にあたり

南側を見渡せるし、多摩川の船上から

葺石に輝く古墳が見えた筈です。🤔

 

上の画像は古墳周辺の標高図。

ピンクの線が崖線にあたり

標高差約30mの台地が

多摩川下流の田園調布あたりまで続きます。

 

 

この近辺は古墳が点在します。

中には第二次大戦中に

高射砲が据えられた古墳もあるみたい。

更に陸軍の施設も近くにあったそうです。

東京の多摩地域には飛行場を始めとした

軍事施設が数多く存在しました。

当然全て崖線の台地の上です。

 

人間の営みのベースは地形なのか?

 

おしまい。