わたしたちを一生守ってくれる産土(うぶすな)神について | 運の良い座敷童子的な生き方

運の良い座敷童子的な生き方

運の良い経理事務。 神話ファン。星読みをしています。

こんにちは。

今回のタイトルはブログの初期に使ったことがあるのですが、進化版2024となります😅

さて、わたしたち日本人の、日本で暮らしている人は、必ずどこかの神社の氏子であります✨

そう、わたしたちの出自や居住地によって、関わりが深い神さまや神社というのがあるのです。



※日本一の巨樹



これを氏神神社と言います😆




その中で、一生を守護してくれる土地の神さまを、産土(うぶすな)神といいます。




いわゆる七五三のお宮参りは、本来はこの産土神を詣でるのですね✨




さて、古代では氏神というのは血縁による氏族の祖神のことを意味してましたが、武士が崇敬する神社を氏神として祀ることが多くなり、

中世ころから、土地の神さまを氏神として祀るようになったのです。





例えば平家は厳島神社、源氏は八幡神社、みたいな感じですね😅

この中で、鎮守の森を有している土地の神さまを、鎮守さん、と呼びます。





そして明治時代から、行政基盤を氏神・氏子区域としたことから、住んでいる住所で氏子制を採用するようになったのです。

よって、引っ越すと氏神が変わる、ということです😅






つまり、移住者がたくさん流入するような地域や、土地開発が多く行われている地域は、どうしても氏子であるという意識が少なくなる、という問題点があるのですね😅





ですが、産土神は引越ししても変わりません。

わたしたちを一生守ってくれる神さまであり、それが生まれた場所の氏神を指すのです😆✨





つまり、強い土地の神さまがいるところは、子供が生まれやすい、ということなのですね。




今は病院で生まれることが多いですが、そういった産院の近くには、強い氏神がいらっしゃるのです。




なお、日本の鎮守さんは、けっこう八幡神社であることが多いのです😅

それだけ武士が八幡さんを勧請していて、武家社会が広く受け入れられていたからなのです。




そういった場合は、宇佐神宮や、石清水八幡宮、筥崎宮(筥崎八幡宮)、兵庫県加古川市にある宇佐厄神八幡神社、山形県庄内町にある余目八幡宮など、お近くの八幡宮がオススメです✨



※宇佐神宮



もうひとつ、関わりの深い神さまを知るルーツがあります。

それが、わたしたちの苗字ですね。

日本には苗字が30万通りもあるようなのですが、そのルーツを辿っていくと、必ず古代の氏族に辿り着くのです。




満員電車に乗っていると、




ひとりくらいは弥生時代の先祖が同じ、

という確率に出会うと言われております😅

わたしたちは、神社の神さまの子孫なのですよ。

※四人にひとりは神武天皇に辿り着きます






なお、簡単な見分け方は、苗字が訓読みなのか、音読みなのかで、古い苗字かそうじゃないかがわかります。

例えば鈴木さんや田中さんは古く、

佐藤さんや藤原さんは比較的新しい苗字なのです。




鈴木さんはかなり古く、紀州熊野がルーツです。よって和歌山や熊野を参拝すると、運が開いていきます。

田中さんは弥生時代からの始まりで、田中神とご縁があり、これは出雲系の神さまとなります。

伏見稲荷大社もおススメです。

伊藤さんは「伊勢の藤原」がルーツとなりますので、鈴鹿市にある都波岐神社が一宮となります。

つまり、サルタヒコ大神をお参りすると運が開けるかもしれません。

加藤さんは、「加賀の藤原」なので、福井県の気比神宮や、石川県の白山比咩神社などがオススメです✨





というように、ご縁のある神さが、苗字によってなんとなーくわかったりします😅




特に、母系を辿っていくと、より血縁が深くわかってくるかもです😆✨




わたしは旧姓が戦国大名と同じなので、非常にわかりやすいですが😅

母の苗字を辿ると徳島県がルーツで、出雲族が移住してきた地域なのですよ。




みたいな感じで、けっこう母系を辿ると、産土神のルーツがわかるかもしれないですね😆✨




なお、日本の歴史を1000年以上作ってきた氏族は誰かというと、もちろんそれは藤原さんです😅

藤原さんはとにかく春日大社、鹿島神宮や香取神宮などを参拝してみてくださいね✨





ということで、不思議なことに、古代で強く崇拝されていた神さまの子孫が繁栄しているとは限らず、

古代の土地も繁栄しているとは限らず…




日本🇯🇵って不思議な国ですよね😅




ということで、わたしたちを一生守護してくれる、産土神でした✨