こんにちは。
わたしは3月終わりに九州に旅行に行ったのですが、2日目に南下をして鹿児島県霧島市にある霧島神宮を参拝しました。
この霧島神宮の元宮は、ニニギノミコトが降臨した高千穂峰の火口付近にあります。
いくたびの噴火により社殿が消失し、現在のふもとに里宮が建立されました。
令和4年に社殿が国宝に認定されました✨✨✨
ですが❗️
この霧島神宮は「西社」なのです。
そう、「東社」が存在しており、この東社から分かれたのが現在の霧島神宮なのですね。
ということで、二宮参りをしようと参ったら、なんとそこには霧島大権現がいらっしゃったのです✨✨
この霧島神宮を建立したのは6世紀の慶胤(けいいん)上人なのですが、もともと霧島神宮は山岳信仰から始まった神社であります。
火山噴火により、行くたびも場所を変えたり社殿を建て替えたり、余儀なくされたまさに不屈の神社でもあったのですね。
※霧島神宮
さて、こちらは早朝の霧島神宮です。
宿から8分というすごい近距離にありますので、ささっと参拝することができました。
社殿が赤くて竜が刻み込まれて美しいです🐲
祭神は天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)です。
とても立派な長いお名前が付いております✨✨
相殿神として、コノハナサクヤヒメや、豊玉姫や玉依姫も祀られており、まさに竜宮城のような風格です。
海神(ワダツミ)系はやはり社殿がひときわ華やかですね😍✨✨
本殿に桜が咲いておりました🌸
そして境内の横にはひっそりと旧参道がありましたので、とことこ歩いていくと、
※湯けむり
なんと温泉水が流れておりました👀
触ってみると、温かくてかすかに硫黄の匂いがします。
温泉神社じゃないか、とびっくりしました。
※山神社
すごい聖地に辿り着いてしまいました😅
ここは「山神社」という摂社のようですが、祀られているのはオオヤマヅミ神ですね。
社殿はなく祠のみですが、ここはすごいパワースポットですね😅
お祈りをして顔をあげると、釘付けになりました。
背後にとても立派な巨樹がありまして、樹木がこちらを見つめてきたのです。
近づきます。
足元にぎょっとするような祭祀跡がありました👀
こちらの木です🌲
長老のようですね👀
こちらがその樹木から見た山神社です⛩️
うーん、美しい😍
歴史の長い聖地は研ぎ澄まされていて、空気も清らかです。
※坂本龍馬
坂本龍馬が新婚旅行で訪れたのも高千穂峰なのですね😅
そう、この鹿児島は、高知(土佐)と空気感が似ているな、としみじみと感じました😅
薩摩も土佐も、お酒が好きな県民性ですね✨✨
さて、この霧島神宮のふるさとは、こちらの神社となります。
霧島東神社⛩️
東(つま)霧島神社ではなく、霧島東神社です😅
ここはなんと宮崎県です👀
霧島神宮よりも歴史が深く、ここには神仏習合のころは霧島権現が祀られておりましたが、ここから現在の霧島神宮は「西社」として分けられ、こちらは「東社」となりました。
いくつか説はあるのですが、霧島神宮は火山噴火のたびに大転換を余儀なくされていたようですね😭💦
まさに古代霧島神宮✨✨
山の空気感がとても素晴らしいです。
向こう側にめっちゃ大きな火口湖が見えます👀
すぎょい❗️
とても清々しい空気です✨✨
お参りにこれてありがとうございました😊
うわー日向の古社って良いですね。
こちらが拝殿になります✨✨
社務所は朝早かったのか、閉まっておりました。
竜が二体、にょきっと出ているのです😅
狛犬かと思ったら、竜か🐲
こちらが本殿なのですが、屋根付き?のようですね👀
火山灰から守るためかもしれません。
なんと、ここから仏ゾーンに入ります。
そうです、かつてのご神体が祀られている霧島山大権現東御在所之宮があるのです。
ということなどつゆ知らず、駐車場に通じているのか、とテクテク歩きます😅
ここはまさに平安時代のご神体が鎮座されていたのです。
参拝当日は「どなた?」と思っていたのですが😅
こちらは霧島大権現を祀った平安時代の天台宗の僧侶、性空上人でございます😅
なんと天台宗の良源大師のお弟子さん❗️
いつも角大師にはお世話になっております😅💦
こちらがかつてのご神体を祀る不動堂です。
奇しくもワンピースのポケットに宮島の不動明王のお守りが入っていたのですよ👀
合掌🙏
霧島大権現さま、ありがとうございます😊
ということで、霧島神宮を参拝したらかつてのご神体だった霧島大権現に辿り着いたという、不思議なお話でした😅
※霧島神宮古代祭祀場
まさにいつくもの時代を乗り越えてきた霧島神宮の歴史の旅路でもありますね✨✨
霧島神宮は、このほかにも、東(つま)霧島神社や霧島嶺神社などもございます。
まさに霊峰高千穂峰の信仰は現代まで続く、ということですね。