縄文時代の集落には秘密が隠されている | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。

昨日は台湾で地震が起こり、津波警報が出されて驚きました😱

こういった海岸線沿いで、わたしも生まれ育ったのですが、まさに自然災害(ほぼ水害)と隣り合わせです。




ここ数年、わたしははるか昔の縄文時代〜弥生時代の古代史を追っているのですが、縄文時代の人々が暮らしていた集落には、とんでもない秘密が隠されていることがわかってきました。

秘密というか、大きな「ヒント」というべきでしょうか。

まさに、恐るべき古代の「知恵」であります。

それは、



 

 

縄文時代の集落は、水没しない場所にある

 



 

のです。

これは「貝塚」と呼ばれるゴミ捨て場にヒントがあります。

大地震などの有事のさいは、お近くの「貝塚遺跡」に逃げ込むと、そこは海面が到達しないエリアかもしれません。


※阿蘇神社

 

 


貝塚というのは、食べた後の貝殻や動物の骨を捨てるゴミステーションですが、これは古代の海岸線沿いに点在しています。

そのなかでも、日本の貝塚の2割は千葉県に集中しているのです。

 



 

貝塚の近くにかつての集落があったはずです。

つまり、貝塚の分布図を追うと、かつての(古代の)海岸線沿いがわかる、というのでしょうか。

すると、海面が下がって川などが氾濫して堆積して、平野部が広がってきたのが、現在の日本なのですね。

わたしたちはそういった場所で暮らしていることが多いのです。

そこは「海抜ゼロメートル地点」なのかもしれません。





なお、かつてよりお伝えしているように、「一宮」と呼ばれる数千年の歴史を誇る古社は縄文時代からの聖地が残されており、そこは大地震で倒壊していないエリアであります。

そして、そこに祀られている祭神は、わたしたちのかつての祖先なのですね。




東京は強力な風水術で建設された町ですが、それでも定期的な大地震にみまわれていますので、風水では大自然に抗うことはできないのです。

むしろ、大自然の脈動に沿っているのが、風水なのですね。




 

ですが、日本の古い神社は、天変地異をはねのけて、数千年もそこに鎮座しているのです。

つまり、縄文時代の人たちの卓越した体感力は、そういった聖地を見出す能力を保有していた、のですね。

命がかかっているので、なおさらです。

 

 

 

 

 

肥後国一宮、阿蘇神社でもわかるように、社殿の一部倒壊などは、木造なのであるのですが、本殿は平成28年の熊本地震でも無事でした。

もしも倒壊することがあれば、それは2000年に一度の激震災害である、ということですね。


※修復工事の軌跡

 


つまり、地盤がしっかりとした場所にあるからこそ、数千年ものあいだ遺跡として残されているのです。

縄文時代くらいにさかのぼると、かなりの範囲が海だったので、縄文人の暮らしのそばには、海があった。

日本人は海洋民族なのですね😅

 

 

 

 

考古学的にも、少なくとも貝塚があるところは、海抜から20メートルほど高い場所にあることがわかっています。

縄文時代の人々は、貝塚の奥に住んでいたのですが、古代ではここまでが海の近くだったのですね。

だから、有事の時には、お近くの貝塚に逃げ込めば、助かるかもしれない、ということなのです。





※水産加工工場としての貝塚もありますが、そこは例外となります😅

 

 

 

 

なお、一宮でなくても、樹木や岩を信仰している古社はけっこうございます。

そういった場所は、水害になかなか浸食されていない、という証でもありますので、イザというときは、ハザードマップとともに、お近くの古代遺跡なども確認されてくださいね✨✨





なお、





わたしたちの祖先が遺してくれたのは、地名でもわかります。

低地や沼地などの歴史が秘められてますので、住んでいる地域を調べてみてくださいね😆✨✨