こんにちは。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます♪
このブログは不思議なことを呟いたり、参拝日記を付けておりますよ。
さて、先週の日曜日に、私は島根県の北西の突端に経つ、日御碕神社を参りました。
こちらは太陽の通り道に建つ、出雲大社の祖神(おやがみ)さんとなっておりますよ。
「伊勢大神宮は日の本の昼の守り、
出雲の日御碕清江の浜に日沈宮を建て
日の本の夜を守らん」
こちらの神社は日本の夜を守る社となっています。
地元では「みさきさん」と呼ばれています。
今年一月から半年ぶりの参拝となりました😆
前回はお砂について書いてますので、良かったら読んでやってくださいね♪
わたしたちの国の夜を守っているのはみさきさんなのですね…❗️
さて、この日の大雨予報80パーセントでしたが、なんとか雨は止んでおり、良かったです😅
しかしこの後豪雨に襲われ、島根県、鳥取県、そして広島も大変なことに…🥶
さて、こちらの社殿は上の宮と下の宮に分けられています。
が、じつは。
元の宮が存在するのです。
それは、ご神域として一般の出入りが禁止させているこちらの島です。
経島(ふみしま)です。
こちらがみさきさんの前身となっています。
こちらに現在鎮座するのは出雲大社の祖神、伊邪那美命です。
宮司さん以外は上陸するのも許されていない、禁足地となっておりますよ。
ここは神の使いウミネコの生息地で、ちょうど七月にひなが飛び立つので、今は鳥が少なめですが、今年の初めはなんと、
※2021年1月撮影
こんな感じでした😅
ものすごい数のウミネコがみゃあみゃあみゃあみゃあ〜♪
娘が圧巻されておりまして、事あるごとに「猫の鳥がいる神社に行きたい」と言っておりました。
狛犬が鎮座しているように見えませんか。
しかも、こっちをジロリと向いて。
猫のように鳴くので、ウミネコなのです。
こちらに祀られているのは百枝槐社(ももええにすしゃ)でしたが、
今からおおよそ1000年前に日御碕神社に遷されました。
そしてこちらが狛犬さまです。
もうね、ど迫力と言ったらね。
別の次元の生き物ですわね…。
社殿は「日沉宮(ひしずみのみや)」です。
ご祭神は天照大御神です。
こちらの社殿は徳川家光の命によって建てられた、桃山文化の面影を残す権現造なのですが、
平安時代から明治時代までは、日御碕大神宮という名前でご鎮座されていました。
ここは神宮だったのですね。
天照大御神のご神託により、かの経島から遷されたのはこちらの下の宮。
「吾はこれ日ノ神なり。
此処に鎮りて天下の人民を恵まん。
汝速かに吾を祀れ」
と天照大御神は言い残し経島に鎮座しました。
さて、日御碕神社は後ろの本殿に回ることができるのです。
とても美しい彫刻が😆
この本殿の文様は三貴神を表しています。
下の方に、横並びになった文様ですよ😆♪
太陽は天照大御神、
三日月は月読命、
星の彫刻は須佐之男命、ですね。
こちらの社殿、
日本でもっとも過酷な環境下にある国指定建造物だと言われています。
日本海からの風と塩害、台風などの被害が強く出てしまうからです。
奥にはひっそりと社があります。
この奥の森は隠ヶ丘があります。
ここにとっておきの場所があるのですが、この日は豪雨寸前でしたので、
またの次回を楽しみにしてください😆♪
さて、石段を登って、上にあるのは上の宮。
ご祭神は須佐之男命です。
スサノオが、
「私の神魂はこの柏葉が止まった所に住もう」
と、柏葉をなげると、風に乗って、日御碕神社の背後の「隠ヶ丘」に止まったのですね。
さて、そのご神域の隠ヶ丘の森には、お稲荷様がいらっしゃいます。
すると、石段の向こう側は明るいものが。
太陽が差し込むと、奥のお稲荷さんは明るく照らされます。
こちらがみさきさんのお稲荷さんです。
この森一帯は神話の舞台となっているご神域となっております。
わたしはこちらの厳し目のお稲荷さんがドキドキするくらい大好きなのです…!
ピリッとした雰囲気が伝わりますでしょうか。
今回はお酒を奉納させてもらいました。
そして今回の願い事は三日後にさっそく叶えてもらえました。
さすがみさきさんのお稲荷さん…❗️
すると、みさきさんのお猫さんも甘えながらお見送りをしてくれましたよ。
めっちゃ美猫です✨
遠ざかろうとすると、空にうっすらと白蛇が映り始めました。
美しき、日本の夜を守る最強のみさきさんを祈って。
ぜひ、出雲大社とともにこちらにもご参拝ください♪