天狗は悪魔か神さまか? | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。
今日は2021年秋冬ファッションカラーテキストが届きましたよ✨
アパレル業界は既に来年度の後半です😆
どうぞ、来年は良い年になりますように。


さて、今日は天狗について話していきたいと思います。
最近、少し縁があって…😅
天狗と言えば、伝説上の妖怪で、翼があって三伏姿で、飛翔する❗️

というか、天狗と言えば、もはや、鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)さんですよね‼️
 
鬼滅の刃と言う漫画では、鱗滝さんは天狗のお面をかぶって、主人公に水の呼吸を教えるべく、鍛錬しています😆

この元ネタは、鴉天狗(からすてんぐ)と呼ばれる伝説上の生物が、幼少の牛若丸に剣術を教えたことから取っていると思われます。

場所は京都、鞍馬寺。
 
ちなみに牛若丸とは、源義経の幼名ですが、義経の鎧は、なーんと実在しており、しまなみ海道にある大山祇神社の宝物殿で見ることができるのですよ。
休館かーい😅

なんと国宝なのです‼️
けっこう身体が小さいんですよね🤭
 
このように、からす天狗は一歩抜きんでて、山の神さま(詳しく言えば、水の神さま)と崇められております。

が❗️

日本語には「天狗の鼻を折る」などと、基本的にダークな言葉が多いのです。

だって、仏教にはそもそも「天狗道」と呼ばれる世界があって、脱落した人間が落ちる魔界なんですって🥶
あら、いやだ。
天狗って怖いじゃん🥶
 
そう、実は歴史をたどると、天狗のルーツは中国で、災いをつかさどる凶星の象徴だったのです。

凶星、すなわち流れ星。

えっ、天狗って星がルーツなの。

流れ星は願いを叶えるものとしては有名ですが、実際に地上に落ちると、とんでもない大惨事を巻き起こすんですね。
っていうか、恐竜それで滅んでいるし😅
 
ちなみに日本書紀にも、流星として天狗が登場しています。
日本でもやっぱりダークな存在だったんですね🤭
 
わたしなんかは天狗と言えば、猿田彦さまですけど😅
もしかすると、一般的な皆さまは、日本三大怨霊のひとり、崇徳天皇(すとくてんのう)を思い浮かべる人も多そうですね😅

このブログでは、決して取り上げることのない、日本の三大怨霊。
本当にガチだから、気をつけてください🥶

しかーし‼️

ここで日本特有のおおらか精神で、インドの迦楼羅(カルラ)天と習合しています。

と言うわけで、日本では天狗は仏教の守護神と同一視されてきた崇高な歴史があるのです。

カルラ天と聞けば、CLAMPの漫画を思い出すわたし😅

鳥頭人身有翼の迦楼羅天は、止風雨のご利益があるとされています。
雨を止めて災害を防ぐ守護神なのです。
 
あー、日本に必要な神さまだわ、絶対にそう。
 
というわけで、天狗は豪雨を防ぐ神さまと崇められ、大天狗は山の象徴とされてきました。

秋葉山、鞍馬山、比良山、比叡山、筑波山、大山、富士山…

といった、そうそうたる霊山の信仰の対象とされています。
と言うか、レイライン上ばかりじゃないの‼️

と言うわけで、天狗は悪魔か神さまか❓

はい、どちらの存在でもある‼️

と言う回答ですね😆

皆さま、天狗とご縁を結ぶときはくれぐれも気をつけてくださいね😅