逢魔時が迫る!尾道西國寺ミステリーツアー | 運の良い座敷童子的な生き方

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こんにちは。
今回は前回の、尾道千光寺ミステリーツアーの続編です。


ミステリーツアー 千光寺編


ミステリーツアー 岩屋巨石編


千光寺から車で10分ほどの、真言宗大本山 西國寺(さいこくじ)を参りました。

 

ここを参拝した理由は、このお寺も向島の岩屋巨石に向かって建っていると言われているからです。

 

着いたのは、16時手前。

急げ❗️

逢魔時(おうまがどき)がやって来るぞ🥶

金堂です。

国の重要文化財、薬師瑠璃如来さまが鎮座されています。

 

729年開山。

一度、本堂が焼失するも、時の平安朝白河天皇の勅命により、1081年に再建。

 

ビックリしました。

何て立派なお寺なんだろう

とにかく、境内が広い‼️

夕暮れで薄暗いのが悔やまれます。

ずらりと並ぶ菩薩像。

癒されるう😆
すると❗️
鐘楼の隣に丸い輪っかみたいなオブジェが見えました。
空環宝珠という名前が付いています。
何だろうか、これは。
と、石碑を見ると…。
 
西國寺仁王門が岩屋山を向いていることを発見。

と書いています。
やはり‼️
 
なになに、
平成11年11月11日に発見ですって。
何ちゅーゾロ目や😅
ちょっと桃っぽいわね🤭

確かに岩屋山が見えます。
千光寺よりはもう少し近いですよね。
石碑には続きがありました。

 
尾道は、平安京・平城京・藤原京と同じ、四神相応の吉相の場であることが判明した。

と書いてありました。
なるほど‼️

 
「四神相応」っていうのは五行陰陽でいう、北の玄武、東の青龍、南の朱雀、西の白虎が守護する土地のことです。

風水では好適地とされる地勢、地相とされ、古来から重宝されてきました。
 
北(玄武):背後に山
東(青龍):清き流れ
南(朱雀):広い湿地帯
西(白虎):大きな道が続く
 
これに相応する土地は、四神が守護すると言われています。
794年に恒武天皇が長岡京から平安京に都を遷したときも、この考えに基づいて遷都されています。
 
そうですね、確かに尾道ならば、

北に尾道三山
東に藤井川
南に瀬戸内海を挟んですぐに向島
西に山陽道

があります。
 

これってどこでもあるんじゃないの?

と思う人もいると思うのですが、いえ、実はこの条件は難しいとされているのですよ。


小さなものなら人工的に作るのも可能ですが、町全体となるとそれ相応の規模が必要になってきます。

例えば、瀬戸内海沿岸部では、瀬戸内海があるので、湿気帯が自然には作られづらいのです。


しかし、尾道は違います。
瀬戸内海がまるで川のようになり、向島がすぐ真向かいに存在しているのです。

どれくらい狭いのかと言うと、泳いで渡った脱走犯がいたくらいですから😅
 

仮に、この「四神相応」とされる土地が中国地方にあるとすれば、それは他でもない広島市になります。


広島市は背後に山がそびえ、太田川などたくさんの川に恵まれ、西バイパスや山陽道が通り、海を挟んですぐに、宮島や似島や江田島があるからです。

おお、だから繁栄しているのかもしれませんね😆


ちなみにこの四神相応の代表は京都です。

北に船岡山、東に鴨川、西に山陰道、南に巨椋池と言われています。
こう言った都を守る風水の目はいくらあってもいいのです。
てくてくてく。
長い階段を上がると、三重塔があります。
夕暮れの静寂に満ちた時間にお墓を通りすぎるわたしたち…。
三重塔です。
閉ざされておりました。
こちらが大師堂です。

ご夫婦の参拝者がいたので、写真を撮らなかったのですが、子授け地蔵があり、たくさんの絵馬がぶら下がっていました。

明るいパワーが感じられたので、効能が高そうです😆
謎が解けてきました。
なるほど、尾道と言うのはそもそも四神に守護され、土地のエネルギーが高いのですね。

尾道は皆さん知っての通り、何度も映画の舞台になって、その都度、繁栄しています。


尾道の旧名は玉の浦。
この地には如意宝珠があって、夜毎に海上を照らしていたとされています。


向島の山頂にそびえる岩屋巨石は龍の頭の形。
龍の伝説が古来からあって、それを弘法大師が弟子に夢で指示を出し、太陽の軌道上に開山する。

だから千光寺は龍宮造りをしているのでしょうね。
千光寺のご本尊は元は高野山にあったものでした。


エネルギーの高いご来光の道に、高明な遺跡は存在する。

レイライン、恐るべし。


なるほど‼️
少しずつこのミステリーツアーの全貌が見えてきました。

歴史って面白い‼️


以上、尾道ミステリーツアーでした。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます😆✨