9月の活動報告 | 乱歩酔歩--Random Walk official blog--

9月の活動報告

どうも遊木です。

ようやく過ごしやすい気候になりましたね。

あっと言う間に冬になりそうなので、僅かな適温期間を大切に過ごしたい。

 

というわけで、ざっくり先月の活動報告です。

 

 

■COMITIA153参加

9月7日開催のCOMITIA153に参加しました。

今回はRandom Walkとしてではなく『横浜創作オフ会有志』としての参戦です。

(経緯などはこちらの記事を、今後についてはこちらの記事をどうぞ)

 

 

 

ものすごく久しぶりのサークル参加ということで、やはり、文化や出品物の傾向には一定の変化を感じました。

昔よりプロ・アマの境が薄れてきたこと、コロナ禍があったのも変化の要因かもしれません。

一方、同人イベント特有の空気感というか、懐の深さというか、そういうものは引き継がれている感じがして、謎の安心感がありました。

個人の表現や性癖に対して、暗黙の了解がある感じ。

やはり、創作者として、同人イベント文化は長く続いて欲しいなぁと思います。

 

 

参加の報告記事はこちらからどうぞ。

 

 

■LINEスタンプ第3弾発売

詳細はこちらの記事をどうぞ。

須々木がnoteで始めた『リベンジ義務教育』用の挿絵を、連載開始前に先行してLINEスタンプにしました。

米原作のゆるくてシュールなスタンプです。(そのまま)

 

 

 

■第14回横浜創作オフ会

開催方式が変わってから初めての開催です。

報告や今後の流れは幹事が記事を書いているので、興味のある方はそちらをどうぞ。

すごく余談ですが、毎度幹事から発注されている挿絵が、だんだんらくがきじゃなくなってきている気がします。

お、おかしいぞ……初めはもっとゆるい感じだったのに……!

 

 

 

■BOOTH開設

BOOTHに『Random Walk オンラインストア』を開設しました。

(それに伴い、個人で運営していたBOOTHは一旦閉鎖しています)

まずは、COMITIA153で販売したものを陳列しました。

更新頻度は高くないと思いますが、今後も少しずつ商品数を増やしていく予定です。

気になるものがありましたら、是非ご利用ください!

 

 

 

都市発展記念館 特別展「戦後80年 戦争の記憶-戦中・戦後を生きた横浜の人びと-

会期が終了するギリギリでしたが、滑り込みで行ってきました。

 

 

企画名の通り、戦中戦後の横浜で暮らしていた人々の様子が読み取れる内容です。

個人寄贈のものも多く、教科書や公的な情報からは読み取れない当時の様子が、一部とはいえかなりリアルに感じられました。

現代を生きる私達は、戦争を経験した人達を何となく「大変な経験をした人たち」と一括りにしている節があります。

何が大変で、何が辛くて、何に苦労したかは、一人一人異なると頭ではわかっていても、今まではその違いに具体性を持たないまま、書籍やメディアのイメージでパッケージされた「戦争」を見ていた気がします。

 

個人的に印象的だったのが、序盤に展示されていた『ポスター裏に書かれていた配給情報』でした。

これは当時の町内会長の家に残されていたものです。

 

 

戦中でありながら、町内民の年齢や妊婦の人数を細かく把握し、配給量がしっかり管理されていたことがわかります。

また、戦死した兵士の情報も表にまとめられており、葬儀の手配や遺族のケアも地域で行われていたようです。

 

 

 

 

太平洋戦争中の日本は「常識的に考えたら(アメリカ側が)とっくに勝っているはず」「何故か降伏しない異様さ」が指摘されていました。

今回の展覧会でその異様さの片鱗を見た気がします。

戦争といえば、長引くほど一般市民の不満が膨らみ、やがて暴動へと繋がって国や軍が瓦解するイメージです。

しかし日本の場合は、食料だけでなく、様々な物品が枯渇していた時代にも、ルールと秩序が変わらず守り続けられていた。

日本人は規律正しく、自己主張が控えめで、我慢強いと言われますが、それが戦中でも健在だった。

それが、当時の諸外国が感じていた不気味さの根源だったのではないでしょうか。

日本人の気質は皮肉にも、いわゆる「銃後のつとめ」とこの上なくマッチしていたのかもしれません。

 

 

■黄金町バザール+上大岡バザール2025 通過中 We Meet Along the Way

 

 

黄金町バザールを鑑賞するようになって、そろそろ10年が経ちます。

そういえば、最近は、展示作品に偏った傾向や流行りがほとんど見られないですね。

昔は、やたら動画媒体が使用される時期があったり、コロナ禍のときは、人との距離感に着目した作品が増加したり、ざっくり流行りのようなものがありましたが、ここ数年はそういった偏りのようなものは感じられません。

 

 

 

 

 

敢えて言うなら、黄金町という街か、そこに生きる人々(自分含む)に注目しているものが数点ありますが、それは流行りというより、黄金町バザール自体の“個性”でしょう。

そもそもこの展覧会は、黄金町という“マチが持つ力”が土台にあり、アイデンティティだと思うので。

 

故に、別会場の上大岡サイドが今後どうなっていくのかが気になります。

前回は上大岡会場の初回ということで、鑑賞者側も「種を撒いた」がしっくりくる内容でした。

2回目の今年は、まさに「通過中だなぁ」という感想を抱きました。

そして、来年3回目があるとしたら、そこでは「上大岡であること、もしくは百貨店であることの意味」を見出す必要があるように感じます。

仮に今回と同じ空気感だったら、上大岡会場は「京急沿線の具合が良い場所」以上の価値がないものになってしまう。

それは、ひいては黄金町バザールのアイデンティティの揺らぎにも繋がりかねません。

個人的には、大いなるしなやかさの中に、確固たる芯があることが黄金町バザールの魅力だと思っているので、ぜひその点は大事に考えて欲しいなと思います。

 

 

 

 

ちなみにスタンプラリーはしっかりコンプリートしました。

 

 

 

 

 

その他にも、県立図書の企画展示「戦後80年 戦時文庫と戦時下の図書館活動」や、市役所のパネル展示「戦時中の帆船日本丸 80年前の帆船日本丸の航海日誌から」など、施設の一部で実施された企画展も観に行きました。

あとは、散歩がてら新しくオープンしたワールドポーターズの屋上「ルーフ・トップ・ワールド」や、みなとみらいのSPY×FAMILYコラボの様子を観に行ったり、展覧会の帰りに山下公園の「GreenSnap Marche YOKOHAMA 2025 AUTUMN」に寄ったりしました。

横浜は日々、いろんなイベントが開催されたり新しい施設がオープンするのだ。

 

 

 

 

 

 

制作はメインの漫画以外だと、須々木氏のnote連載開始に合わせて、ちょろっとしたエッセイ漫画をあげたり、ゆる~りと続いているパルクールの動きの研究をあげたりしました。

 

 

インスタにアニメーション版を、Pixivに全カットを公開しています。

 

 

実は私、制作物に段階があって、らくがきレベル1→らくがきレベル2→らくがきレベル3→習作→作品レベル1→作品レベル2ぐらいに分かれているのですが、外部公開するのは大体らくがきレベル3以上です。

それより下は思わず出ちゃったしゃっくりみたいなもんで、人知れず消えていくのである……。(たまに外に漏れ出ることもあるが)

 

 

時系列は前後していますが、個人インスタなども更新しています。

最近は、今更ながら2024年の横浜トリエンナーレの写真を更新しました。

 

 

 

秋から冬にかけてイベントが盛り沢山なので、体力付けて全力で楽しみたい!

11月からはイルミネーションも始まっちゃうしね。

果たして今年も怒涛のスタンプラリーはあるのか……。

 

 

aki