などど書くと非常に大仰だが、

 

メールのタイトルはそうやった

ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ

 

 

興味がてらポチった経理のトレーニングの広告から、なんか経理のおばちゃんへの道が我が人生の前に敷かれようとしているものです。こんにちは。


 

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どうやら誰もがこのトレーニングを受けられるわけではなさそうで、前回の面談の際には「選抜試験」たるものがあると言われた。その時はこの「選抜試験」という単語がピンと来ず華麗にスルーしており、要は面接やろ?と思っていた。

 

 

約束の時間に合わせて前回面談が行われた場所に向かっていると・・・・

 

 

担当の方から電話

滝汗滝汗滝汗

 

「もしもし、ラーナ?今日選抜試験あること覚えているわよね?」

 

「はい、大丈夫です。今そちらに向かっていてもうすぐ到着するところです。」

 

「それなら問題ないわ。じゃあ、後で!」

 

・・・・・・・・


いや、普通選抜試験の日時をもらったら、ちゃんと覚えて行くのが普通やろが。何?それも守れない人が続出するのこの国?

 

すげーな!

 


そして待ち合わせの時間より10分早く到着した私は事務所に行って担当の方の呼び出しをお願いした。

 


すると予定より早く来て、時間を守れることを褒められたわ。

 


どんだけー!

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


早速部屋に通されて・・・

 

「イタリア語とドイツ語どちらがいい?」

 

と聞かれる。さすが南チロル。言語の選択ができる。

日本語はないんですか?

 

今回はイタリア語で。

 

すると・・・

 

「これ簡単なテストね。出来たら教えてね。」

 

・・・・・・・

 

筆記なんて聞いてねーよ!

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

おいおいおいおいおいおいおい

やばいよこれ、非常にやばいよ?

 

とりあえず問題を見てみる。解答は全て選択式なのが救い。なになに・・・

 


「次の数字の中で偶数でないのはどれですか?」

 

・・・・・・・

 

見たらわかるがな。

真顔真顔真顔真顔真顔

 


問題はこういう数字系のもの、一般教養もの、経理に付随したものなど大体20問ぐらいあった。

 


「経理の実務の際に必要不可欠なコンピュータソフトの名前は?」

 

エクセルですね

真顔真顔真顔

 


「日本の国の首都はどこですか?」

 

東京ですね

真顔真顔真顔真顔

 


「神曲の作者は?」

 

ダンテ!

 

 

 

なんでかうちには2組ある。

 


「次のうちで正しいものは?」

 

収入ー支出=利益

 

など。

 

イタリア語はわからないがパワープレーで押し切る。

 


まあ一般教養セクションは大丈夫だろう。経理の専門用語が全然わからなかった。なんとなくこんな感じやろなと勘で解いた。

 

言われてない筆記が終わり、口頭試験。

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

もう帰りたい

 


部屋には男性と女性の面接官が二人いた。

 

さくっと私のことを聞かれ、南チロルは好きか?とかイタリアの生活はどうだ?とか聞かれる。ここではイタリアを褒める。そしていつも必ず言う

 

「私はいつもイタリア人に助けられている。すごくありがたい。他の国ではありえないがあなたたちの愛のおかげで私はここで生活できる。」

 

を発動する。

 

掴みヨロシ

ニヤニヤ

 

そして趣味を聞かれる。

 

「サッカー観戦、最近はアイスホッケー、そしてロードレースです。」

 



・・・・・・・

 

空気がぁ

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


「あなたは見るばかりで体は動かさないの?」

 

「今は週末にハイキングしたりする程度です。学生時代は6年間バスケットボールしていました。」

 

「なるほど・・・バスケットをプレーしていた。」

 

選考資料に書かれている

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 


「あなたの利点は?」

 

・・・・・・・

 

「えーっと・・・・マニアックなことですかね?」

 

・・・・・・

 

空気感!

(2回目)

 


「どういうことですか?」

 

「つまり、ある一つのことに興味を持ったらとことん追求することです。」

 

「なるほど」

 


危ねぇ・・・

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 


「では欠点は?」

 

「コミュ障です」

真顔真顔真顔真顔真顔

 


「なるほど」

 


ここはなぜか突っ込まれなかった。最近こういう人が増えているのだろうか?

 


「経理の仕事に関してあなたが得意とするものは?」

 

「計算です。これは速さと正確さには自信があります。」

 

面接官二人とも笑みが溢れる。

 

「数字は裏切らないので」

 

決まったな

真顔真顔真顔真顔真顔

何がや?

 


「トレーニングの件ですが、様々な受講法があります。平日の午前中ここに通うパターン、オンラインに平日全日のパターン、週3回は通学、残り2回はオンライン。また試験の結果が出たら決めましょう。」

 

 

なんか色々と女性の働く環境を吟味しての選択肢って感じでありがたい。


 

「受講中別の仕事が見つかったらやめますか?それともコースはつづけますか?」

 

という謎の質問も出たが

 


「母国でない国で働くには基礎というものがなければ絶対に長続きしないと思います。もしトレーニングに参加できるのであれば、しっかりトレーニングを受けて基礎を固めたいと思います。」

 


と答えると2人はうんうんと頷いた。

 


今世間を賑わす圧迫面接とかは一切なく、こちらがイタリア語が聞き取れなかったり、表現が難しかったりしてわからなくても言い直してくださったりして、こんな外国人のおばさんに歩み寄る姿勢で面接を行なってくださった。働くのが難しい環境の女性を考慮しているのも良くわかったし、その上で女性が将来的に抱く希望みたいなものは何か?ということまで問われた。

 

私はとにかく子育てはまだ続くが、子育てや家族に依存しすぎて自分という個を出し惜しみしているところがあるので、少しずつ子育てもあまり過干渉にならないように自分の人生というものを考えられるようになりたい。これがまずその第一歩になればありがたいと述べた。

 

おおよそ30分強の仰々しい選抜試験たるものは実に穏やかに終わった。

 

結果は今週末に出るそうだが・・・・

 

 

筆記大丈夫かなぁ?

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 



家からこんなものが届いた。




暑いのでキヌアときゅうりのサラダ


🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。




 ↓直ぐに結果が出るのかと思っていた

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↓気楽にワンピースとサンダルで行ったけれど良かったんかなぁ(社会常識がとことんない)