2、3日ほど前に某SNSの広告に州が携わっている女性限定で数種の職業のトレーニングが無料で受けられるというものを偶然見つけた。

 

事務職、医療事務など女性が就業しやすいと一般的に思われる職種が多い中、

 

経理

 

のトレーニングの案内を見つけた。

 

経理か・・・

 

一応経済学部卒業である。実家も自営業だったので高校生の頃は家の売上の計算をして翌日のお釣りを揃えるというお手伝いもよくしていた。

 

イタリアの経理ってどんなんやろか?

 

ほんの小さな好奇心から滅多に見ない広告のサイトをクリックした。

 

すると詳細を見るにはメアドと名前、そして電話番号を記入しないと見られないようになっており仕方なく記入してクリックした。

 

トレーニングの内容は、まあ日本でもおそらく同じと思われる簿記やらをはじめ、主に経理の基礎的な内容のものだった。イタリア語で記載されていたが、多分うちの州ならドイツ語チャンポンでも大丈夫やろうし、まあ言葉より計算力や帳簿合わせが重要視されるから慣れたら何とかなるやろと言った印象。

 

「興味があったら下の事務所、およびメアドにメールしてね」

 

と書いてあった。まあ近日一度メールでもしてみるかなぁと思っていたら・・・

 

突然電話

滝汗滝汗滝汗滝汗滝汗

 

「プロント?(もしもし?)」


「もしもし、私は州の就活斡旋の仕事のものなのですが、

 

あなた

経理の仕事

希望したよね

?」

 

「あー、はい。ちょっと興味があって、面白そうだから後日メールしようかと思っていたんです。」

 

「そう!早速だけれど、あなたは南チロルの住民かしら?住民票持ってる?」

 

「はい、持っています。」

 

「じゃあ、問題ないわ!あなたは


トレーニングを受けられます」

 

・・・・・・・

 

いやもう既に

受ける方向で話進んでいる

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

「とりあえずね、来週の火曜日にボルザーノの事務所に来てちょうだい!アポイント入れたから。」

 

強引だ

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

「詳細はもう一度メールに入れておくわね。あなたの名前は美波ラーナさんね。」

 

「はい、そうです。」

 

「じゃあ、火曜日にね!」

 

・・・・・・・

 

おいおいおいおいおいおい

 

なんか

突然

経理のおばちゃんへの道が突如開かれた

笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き


 

私はただ興味があっただけやねんけど。


 

実は同じ括りの就業トレーニングで事務職のもポチってんけど、これは連絡なし(笑)


 

何?経理って人気なくて人不足なん?人とコミュニケーションもあんまりとらんでいいし、計算するだけやん。終わったら帰られるし。会計職なんて院卒の人が難しい仕事する(学歴からいくとココやけどセンスなし)んやし、いくら貰えるかを拘らんかったら堅い仕事やと思うねんけどな。


 

確かにイタリア人に限らずドイツ人も計算無茶苦茶遅くて、ドイツ留学時代に会計系の計算の授業で電卓なしに計算していたら周りから無茶苦茶覗かれて褒められた。いや日本の数学教育受けていたら電卓なんか使わずとも普通に計算できる内容やねんで。


 

頭いいとか悪いとかじゃなくて、計算方法に問題があるんやと思う。それでポテンシャルあっても嫌になったり苦手がさらに苦手になるんやろうと子供達の宿題を見ていると思う。


 

とりあえず、知っている畑のトレーニングが無料で受けられるし、なんかちゃんとした仕事も見つかりそうやからやってみることにしようかなぁ。




方向性どうなる?


🍀🍀🍀🍀🍀🍀

イタリア最北部ドイツ語圏の秘境、低地ドロミテの村を歩いて好き勝手にあれこれ書いたものを電子書籍として出版しました。




 

 ↓経理人不足なんかなぁ

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↓事務職と変わらんと思うねんけど